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01.プロローグ
初めての作品で誤字脱字や文法的におかしな場所などあると思いますが、どうか温かい目で見守ってくださいm(_ _)m
感想などくれると、とても嬉しいです!
叫び声が聞こえてきた。
だんだんとここに近づいてきているのだろう。
この空間にも所々ヒビが入ってきた。
そろそろここも限界だ。
もう次の場所で最後だ。
今までたくさんの時間を稼いできたからもう大丈夫だよね。
ふと、近くにある鏡を覗く。
そこには、黒髪の少年が写っている。
「もう、こんなに大きくなったんだ……」
そう懐かしむように少女はつぶやく。
きっとあの子なら……大丈夫。
だって……あの子は───なんだから……
空間が破られ、中に侵入者が入ってきた。
同時にその空間は崩壊する。
少女は最後の空間へと逃げながら……