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チート過多でのファンタジーライフ  作者: 老 左伝
第2章~少年時代2~
42/42

(32)大きな力は色々巻き起こすようです

遅くなりました。

 





 何がどうしてこうなった……

僕は上半身裸はんぶんマッパの状態で女の子達の中に倒れていた。

どうやら寝ていたみたいだ。

周りの女の子達はというと、皆すごい格好(・・・・・)で横になっている!

みんな眠っているようだった。

シャルちゃんは僕の腕を何故か抱き枕にして寝ている。

更には足の方にも誰かがしがみついてる気配を感じる。

そのために動きたくても動けない。

だけど、早く逃げないと色々とまずい事になりそうな気がする、主に人生の立ち位置的に。

彼女達が起きる前に早くこの惨状から抜け出さないと。

僕はこのとんでもない騒動に発展した事件の発端とその時に焦っていた記憶を思い出していた。








――――――――――――――――――――――――――――――






 急げ、急げ、急げ!

崖を跳び、川を越え、奥地の森にやってきた。

無茶は承知で普通の道を完全に無視して直線での最短距離をただまっすぐにひた走る。

この先に皆がいる。

途中で魔物に遭遇したりするが面倒なので無視するが、進むのに邪魔なときは適当に殴り飛ばすか魔法で吹き飛ばしていく。

詠唱する時間も狙いをつける時間も惜しいから無詠唱の範囲魔法を連打する。

凄い勢いで自然破壊してる気もする…ゴメンなさい。


 今も走り抜けるのに邪魔な狼を纏めて吹き飛ばしながら群れの囲みを突破していく。

戦闘体勢をとっている気配があったから先制攻撃で薙ぎ払う。

…あれ?

今、星にした狼って、赤くて強いやつだったような気が…


 と、無駄な事を考えてる間にまたしても次の障害物が出てきた。

今度のは今までとは格が違う気がする。

深緑の羽毛に包まれた巨大な…鳥…だろうか?

体長はおよそ8m位で頭の高さは3m位だろうか、とにかくデカイ。

飛べなさそうな体躯に太い尻尾、翼は無く鉤爪の生えた手、歯の生えた口に威嚇するような目。

明らかに僕を攻撃する気満々だ。

さらに顔の周りに魔力光が集中しているのが見てとれた。

距離が離れている間に僕に対して魔法か特殊能力で一撃を加える気のようだが。

そんなの悠長に待ってられるわけが無い!

撃つ前に一撃で倒す!



―――――万物に宿る祈りの欠片―――――


 僕は全力・・で飛び上がって空中からある魔法を展開する。


―――――我が願いに呼応し素型を示せ―――――


 この魔法はちょっと訳有りというか、無茶した結果というか、とにかくはっちゃけた時期に生まれてしまったオリジナル3大魔法の一つだ。


―――――天地を貫く神の筒―――――


 魔氷による砲身の生成、風のクッションでそれを支持、軽い鉱石の召喚及び整形、仕上げに鉱石弾の周囲におよそ十数GJに達する強力な魔力雷で磁場を発生。


―――――星の息吹を身に纏い―――――


 超能力で再現するのは何故か『やっちゃいけない』気がしたので魔法で再現した浪漫溢れる必殺技だ。


―――――我が眼前の敵を撃て―――――


この魔法の名は…





電磁加速砲レールガン






 その魔法で撃つ鉱石弾は音速の100倍以上の速度となり、全てを粉砕する。

当然、目の前にいる敵などは跡形も無い。

彼はあっさり使用しているが、個人で使用できるものでここまで馬鹿げた威力の魔法などは、本来この世界には存在しない、いや、しなかった。

使用するための条件自体が異常なので個人用魔法と言うのも語弊があるのだが、この世界に新しい固有ユニーク魔法を産み出したというのは間違いではない。

今までの属性魔法とまるで異なる、複数属性の混在などという発想をこの世界の魔法使いは持っていない。

仮に持ったとしても実用化するための技術が足りない。

そもそも現行の魔法の構成を鑑定することで(魔眼を駆使して)把握し、詠唱と魔力による魔方陣の意味を解析した上で、独自の魔法の設計図を構築するなど普通は出来ない。

さらには全属性魔法を使用できる才能と並列思考を所持し、とんでもない量のMPを持っている人間などほぼ皆無と言って良い。

魔法のMP消費は低位で1~10、中位で10~20、高位で30程度、固有でも50程度が普通だろう。

しかし、複数属性の混在ともなると三桁は必要になる。

この魔法を撃つのに必要なMPなどは最低でも四桁である。

桁が違う。

そのMP消費量にふさわしい潜在能力はあるようだが、それだけに完成させるのは大変で、今の世界の魔法の威力を軽々と超えるレベルになるのは並大抵の事ではなかっただろう。

普段ならまず使わないような隠し技をこんな所で使っている事で、彼が自重を投げ飛ばしているほど焦っているのが見て取れる。

あきらかに過剰威力やりすぎである。






 走り去った後方に出来た土煙舞うクレーターを少しだけ振り返ってしまったけれど………どうみてもオーバーキルです、ありがとうございました。

かなり頑丈そうな相手だったから一撃必殺できそうなのを実戦投入したんだけど、やっぱりやりすぎ・・・・…だったかな。

もしあの魔物がレアか何かだったとしても粉々になった相手から素材採るのは無理だよなぁとか考えて、もったいないと思ってしまうのは前世の人生の影響かもしれない。


 と、現実逃避気味にげんじつをわすれたくて思考が脱線しているけれど、もうすぐ皆の所に到着しそうだ。

女の子達の声が聞こえる所まで近づいてきた。

いた!

およそ100m先辺りでワゴン車位の黒っぽい恐竜のような何かと戦っているようだ。

ドラゴンにしては小さすぎるが凶暴そうな、見たことが無いモンスターだ。

良かった、みんなまだ生きていた。

鑑定眼にみんなの生存が見て取れた。

間に合った!

しかし、今は一体どの状態の場面なんだ?






 名前:シャルちゃん (シャルナ=アム=ジルド)

 性別:女

 種族:人間種ヒューマン

 年齢:Age10


 所属:ジルド皇国

 職業:皇国王女

 レベル:Lv10(正常)


補正値(元値)

  HP/生命力:28/200(200)

  MP/精神力:43/200(200)

  攻撃力/力:82/26(22) (護法の長杖刀:45+{賢さ}÷3)

  防御/体力:97/26(24) (守命の羽衣:60+{賢さ}÷3)

  命中/器用:24/24(24)

  魔力/賢さ:80/34(25) (護法の長杖刀:35+{賢さ}÷3)

  回避/敏捷:29/29(25)


SKILL:武芸/槍術/長柄刀:Sr16 薙刀などに精通。力・敏捷Sr÷4

   魔法/精霊魔法/生:Sr20 樹・心・生の精霊魔法を使用可。賢さSr÷4

   魔法/治癒術/回復:Sr12 HPを回復させる治療魔法。賢さSr÷5

   五感/味覚/味覚感知:Sr15 味で毒物を感知。Sr分の耐毒効果付き

   第六感/生体/殺気感知:Sr19 殺気を感知。パッシブ、索敵・不意打ちボーナス

   態度/宮廷/礼儀作法:Sr18 礼儀正しく動くことができる。交渉にボーナス

   生産/園芸/樹木:Sr14 様々な樹木の世話ができる。体力・賢さSr÷5


護法の長杖刀:ディレットが従妹の為に製作した薙刀、指輪からキーワードで変形する 


      装備者のHPが0になるとき代わりに刃先が砕けて即死を防止する

       属性魔法が仕込まれており水と土属性の刃を発動できる


守命の羽衣:ディレットが従妹のために作った防具、首飾りからキーワードで変形する 


      装備者のHPが0になる直前に装備者を安全な場所(任意)に転移させる






 シャルちゃんは僕の作った護身用の武具を起動させていた。

それなのにかなりのダメージを受けている。

今手に入る材料だとあれ以上のものは出来なかったし、護身用ならあの性能で十分かと思っていたけれど……

今度どうにか素材を揃えてもっと強化しないと。


 シャルちゃんは懸命にも、前の方に出て皆を守ろうとしている。

あんなのと戦うのは怖いだろうに……

頑張り過ぎだろう、あの子は…






 名前:エメリー (エメリー=ヴィー=ラウディ)

 性別:女

 種族:人間種ヒューマン

 年齢:Age12


 所属:ジルド皇国

 職業:ジルドニアン学園1年生

 レベル:Lv11(業病:大食/HP10倍)


補正値(元値)

  HP/生命力:717/2700(230)

  MP/精神力:67/230(230)

  攻撃力/力:52/33(29) (鉄金棒+19)

  防御/体力:68/35+15(31) (魔法服+18)

  命中/器用:27/27(27)

  魔力/賢さ:29/29(27)

  回避/敏捷:28/28(28)


SKILL:武芸/棒術/棍棒:Sr16 棍棒の扱いに精通。力・体力Sr÷4

   魔法/属性魔法/火:Sr13 火の属性魔法を使用可。賢さSr÷6

   五感/触覚/触覚感知: 触れたものの危険度がわかる。危険度感知

   五感/味覚/味覚識別:Sr9 味で食品等を識別。薬品鑑定

   サバイバル/野外/野草学:Sr22 食べられる野草を見分ける。生命+Sr

   サバイバル/洞窟/食材発見:Sr18 食べられるコケやキノコを探す。生命+Sr

   精餐/農業:Sr61 農作物の栽培を促進する。体力Sr÷4






今、モンスターの真正面に立っているのはエメリーだ。

金棒をモンスターの足に叩きつけて……蹴飛ばされた。

7~8mほど転がったにもかかわらず即座に起き上がると、モンスターの足めがけて走りながら金棒を振りかぶる。

向う脛に見事なスイング!

あ、また蹴飛ばされた。

そしてまたすぐ、立ち上がる。

……とりあえず彼女は大丈夫・・・そうだ、色々と。


 





 名前:ディアラナ (ディアラナ=クライム)

 性別:女

 種族:竜人族ローレン

 年齢:Age12


 所属:ジルド皇国

 職業:ジルドニアン学園1年生

 レベル:Lv14(昏倒)


補正値(元値)

  HP/生命力:45/260(260)

  MP/精神力:18/260(260)

  攻撃力/力:58/37(31) (鉄の刀+21)

  防御/体力:52/34(28) (魔法服+18)

  命中/器用:36/36(30)

  魔力/賢さ:39/39(29)

  回避/敏捷:38/38(30)


SKILL:武芸/剣術/刀:Sr27 刀に精通。体力・敏捷Sr÷4

   武芸/格闘術/暗器:Sr6 暗器の技に精通。力・器用Sr÷5

   魔法/竜化魔法/体:Sr25 体の一部を竜の肉体に変異させる。力÷6、賢さSr÷5

   魔法/竜化魔法/技:Sr26 竜の特殊攻撃を放てる。器用÷6、賢さSr÷5

   サバイバル/野外/薬草学:Sr6 薬草になる草を見分けられる。賢さSr÷6

   シーフ/諜報/演技:Sr6 対象に好印象を与える擬態。交渉ボーナス

   雑学/家事/掃除:Sr17 効率よく掃除ができる。敏捷Sr÷6






 名前:リザリィ (リザリィ=マルテ=マリアネス)

 性別:女

 種族:人間種ヒューマン

 年齢:Age12


 所属:ジルド皇国

 職業:ジルドニアン学園1年生

 レベル:Lv16(昏倒)


補正値(元値)

  HP/生命力:47/280(280)

  MP/精神力:8/280(280)

  攻撃力/力:62/34(30) (真鉄の長剣+28)

  防御/体力:53/31(31) (守りの服+22)

  命中/器用:34/33(29) (真鉄の長剣+1)

  魔力/賢さ:74/49(32) (魔導輝石の指輪+25)

  回避/敏捷:30/30(30)


SKILL:武芸/剣術/片手剣:Sr19 片手剣に精通。力・器用Sr÷4

   魔法/属性魔法/雷:Sr31 火・土・雷の属性魔法を使用可。賢さSr÷5

   政治/内政:Sr19 自国内の政治情勢に精通。 賢さSr÷3

   魔法学/属性:Sr21 属性魔法の知識。賢さSr÷4

   五感/嗅覚/嗅覚感知:Sr18 匂いで感知。パッシブ、索敵・不意打ちボーナス

   服飾/宮廷/貴族:Sr19 貴族にふさわしい正装を着こなす。交渉ボーナス

   会話/宮廷/パーティー:Sr16 公式の場での会話術。交渉ボーナス






 名前:リサ (リサ=マルテ=クラフティア)

 性別:女

 種族:獣人/ヒューマン (猫人)

 年齢:Age12


 所属:ジルド皇国

 職業:ジルドニアン学園1年生

 レベル:Lv11(正常)


補正値(元値)

  HP/生命力:61/245(230)

  MP/精神力:17/245(230)

  攻撃力/力:30/30(26)

  防御/体力:50/28(28) (守りの服+22)

  命中/器用:35/35(29)

  魔力/賢さ:65/40(30) (魔導輝石の指輪+25)

  回避/敏捷:29/29(29)


SKILL:武芸/弓術/長弓:Sr17 長弓の扱いに精通。力・器用Sr÷4

   魔法/強化魔法/器用:Sr14 器用強化。器用Sr÷6、賢さSr÷5

   魔法/治癒術/回復:Sr12 HPを回復させる治療魔法。賢さSr÷5

   会話/宮廷/パーティー:Sr20 公式の場での会話術。交渉ボーナス

   政治/外政:Sr19 世界の国々の政治と情勢に精通。 賢さSr÷3

   魔眼/運命眼Lv2 死の運命を持つ者を見極める。自動発動型

   調合/料理/ラザネイ風:Sr15 素材を考えた料理が作れる。生命・精神+Sr






 リサは気絶してるディアラナとリザリィに回復魔法をかけているようだ。

一気に回復はしたみたいだけど気絶から覚める様子は無い。

魔法も含めた総合能力ならあの二人は武具起動したシャルちゃんとも互角に戦える位の実力はあるはずだが、その二人が倒れるまで戦ってるのにモンスターはほぼ無傷でピンピンしている。

しかし彼女達も目立った外傷や四肢欠損・・・・を起こしてはいなかった。

良かった。






 名前:レミー (レミー=コンス=アニスタン)

 性別:女

 種族:獣人 (虎人)

 年齢:Age12


 所属:ジルド皇国

 職業:ジルドニアン学園1年生

 レベル:Lv13(力強化1:力1.4倍)


補正値(元値)

  HP/生命力:43/250(250)

  MP/精神力:239/309(250)

  攻撃力/力:61/50(30) (鋼鉄の手甲+15)

  防御/体力:56/33(29) (鋼鉄の手甲+5)(魔法服+18)

  命中/器用:31/29(29) (鋼鉄の手甲+2)

  魔力/賢さ:36/36(29)

  回避/敏捷:29/29(29)


SKILL:武芸/格闘術/拳撃:Sr23 素手で相手を殴る技に精通。力・体力Sr÷5

   魔法/強化魔法/力:Sr17 力強化。力Sr÷6、賢さSr÷5

   政治/内政:Sr14 自国内の政治情勢に精通。 賢さSr÷3

   態度/宮廷/舞踏:Sr12 ダンスなどを踊る技能。交渉ボーナス

   医術/外科/応急処置:Sr21 対象の外傷を的確に処置する技術。精神+Sr

   医術/内科/診断:Sr20 対象の体調を的確に判断可能。精神+Sr

   医術/外科/診断:Sr18 対象の外傷の程度を的確に判断可能。精神+Sr






 名前:ユーリ (ユーリ=カルアドール)

 性別:女

 種族:人間種ヒューマン

 年齢:Age12


 所属:ジルド皇国

 職業:ジルドニアン学園1年生

 レベル:Lv13(正常)


補正値(元値)

  HP/生命力:165/250(250)

  MP/精神力:79/250(250)

  攻撃力/力:38/33(28) (木の棒+5)

  防御/体力:49/31(28) (魔法服+18)

  命中/器用:33/33(29)

  魔力/賢さ:38/38(31)

  回避/敏捷:30/30(30)


SKILL:武芸/槍術/短槍:Sr20 短槍に精通。力・器用Sr÷4

   魔法/属性魔法/風:Sr17 風の属性魔法を使用可。賢さSr÷6

   サバイバル/漁業/釣りSr16: 釣りで魚を捕まえる技術。体力・賢さSr÷5

   芸能/街中/演技:Sr26 街中に相応しいキャラになりきれる。交渉ボーナス

   目利き/人間/商才:Sr25 相手の商才を見抜く事ができる。交渉ボーナス

   目利き/食品/調味料:Sr12 塩や香辛料を鑑定できる。交渉ボーナス

   交渉/売買/値切り:Sr14 値段を値切りやすくなる。賢さにSr÷5






 名前:メーナ (メーナ=ミゼフォレスト)

 性別:女

 種族:エルフ

 年齢:Age12


 所属:ジルド皇国

 職業:ジルドニアン学園1年生

 レベル:Lv11(正常)


補正値(元値)

  HP/生命力:58/247(230)

  MP/精神力:74/280(230)

  攻撃力/力:38/28(28) (銅の短弓+10)

  防御/体力:50/32(28) (魔法服+18)

  命中/器用:35/35(28)

  魔力/賢さ:31/31(28)

  回避/敏捷:30/30(30)


SKILL:武芸/弓術/短弓:Sr18 短弓の扱いに精通。体力・器用Sr÷4

   魔法/精霊魔法/地:Sr14 地の精霊魔法を使用可。賢さSr÷4

   態度/街中/舞踏:Sr16 祭りを盛り上げるダンスを踊れる。交渉ボーナス

   調合/料理/サルトロンディ風:Sr17 ハーブの香漂う料理が作れる。生命・精神+Sr

   雑学/家事/洗濯:Sr19 効率よく洗濯ができる。器用Sr÷6

   絵画/写実/水彩画:Sr12 写実的な水彩画を書ける。精神+Sr

   音楽/野外/歌唱:Sr21 野外に相応しい歌を上手く歌える。精神+Sr






 名前:サリエラ (サリエラ=バロ=サークラント)

 性別:女

 種族:吸血族タンヒール

 年齢:Age12


 所属:ジルド皇国

 職業:ジルドニアン学園1年生

 レベル:Lv12(正常)


補正値(元値)

  HP/生命力:63/251(240)

  MP/精神力:70/251(240)

  攻撃力/力:27/27(27)

  防御/体力:47/29(29) (魔法服+18)

  命中/器用:34/34(31)

  魔力/賢さ:55/43(30) (魔道指輪+12)

  回避/敏捷:30/30(27)


SKILL:武芸/剣術/短剣:Sr13 短剣に精通。器用・敏捷Sr÷4

   魔法/夜影魔法/夜:Sr23 精神系魔法を使用可。賢さSr÷5

   魔法/夜影魔法/闇:Sr21 召喚系魔法を使用可。賢さSr÷5

   第六感/思考/暗記:Sr20 観察したものを記憶する。賢さSr÷4

   超能力/ESP/過去視:Sr2 物や空間にかけるとMP20毎に1秒前の過去を覗ける。

   五感/聴覚/聴覚感知:Sr19 音で感知。パッシブ、索敵・不意打ちボーナス

   調合/料理/ジルド風:Sr11 火の調理を使った料理が作れる。生命・精神+Sr






 他のみんなもかなり消耗しているが、そこまで酷い怪我は無いようだった。

僕は戦場の状態を確認して、すぐに助けに入る準備を始めた。

まずは身体を強化して横から一撃叩きつけてやることに決めた。

魔道棍を最大まで伸ばしその周囲に力場の刃も発動する。

皆が離れたら一発ぶちかましてやる。



 エメリーが飛ばされ、女の子達全員がモンスターから離れた瞬間、彼は高速・・で移動してモンスターの横側に接近する。

そこから彼の繰り出した袈裟切りは確かにモンスターを捕らえたと思った。

しかしまったくの手ごたえの無さに彼は攻撃が外れたと感じた。

その瞬間、反射的にモンスターの頭めがけて牽制のサイコショット(念動力の塊)を叩きつける。

1秒にも満たない僅かな間の出来事だった。

その結果……



 あれ…

僕の棍が地面へ綺麗に埋まっているかと思えば、いつの間にかモンスターの頭が消えている。

頭が透明になったわけではないと思うけれど、足元にも空中にもそこら辺にも、どこにも無い。


 そして…僕の真横の地面が何故か吹き飛んでいく…

…なんで!?


 ブリュっ…


妙な音とともにモンスターの胴体から血の線が滲み出し、

胴の上半分がずれていく。


みんなの『何が起こったか分からない』という顔。

僕にもどういう狂態になったのかさっぱり分からない。

僕が……斬った…んだよなぁ、多分。


シャルちゃんが僕に気がついてこっちに来ようとしている。

それにつられて他の女の子達も僕に気がついた。

…みんなが見つめてる。

…笑ってごまかす。






……これからどうしよう?



モンスターの詳細ですが、実は乳幼児レベルの固体です。

ステータスはこんな感じ



 年齢:Age0


 レベル:Lv2(正常)


         補正値(元値)

  HP/生命力:1225/1500

  MP/精神力:420/750

  攻撃力/力:122

  防御/体力:120

  命中/器用:90

  魔力/賢さ:60

  回避/敏捷:60


SKILL 肉弾戦:Sr1 肉体戦闘能力

   特殊能力:Sr1 特殊攻撃能力


  基本攻撃力:12d6+62

  基本防御力:12d6+60

  基本命中率:9d6+46

  基本回避率:6d6+30


これを一撃って……

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