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日用品って大事だと思う  作者: タコンブ酢
一章スキルの自覚
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日用品

初めましてタコンブ酢です。

これからよろしくお願いします。

「はい、結果が出るまで少し時間がかかりますので休憩室でお待ち下さい。」

そういったのは法衣を着た金髪ショートのシスターだった。


今、俺は人生初のスキル鑑定に来ていた。


スキルとは人や物が持つ特殊能力のことで人の価値の半分ぐらいがスキルで決まってしまうのだ。


スキルは教会や神殿で洗礼を受けることで何を持っているのか知ることが出来るのだ。


スキルは大体の人は1つか2つぐらい生まれつきもって生まれているのだが

洗礼を受けてスキルを自覚しないとスキルは全く使えないのだ。

まあ自覚さえしてれば洗礼を受けなくても使える稀なケースだがな

スキルがいつ出来てどういう仕組みなのかいまだに理解されていないが

スキルに関する色々なことは分かって来ている。


まず、スキルは3種類に分けられ ノーマル レア ユニークの3種である

<筋力強化>はノーマル、<身体強化>レアだ違いは

前者は筋力しか上がらないのに後者は五感やスタミナ等も上がるお得スキルなのである。


ユニークは歴史を掘り返しても一人ぐらいしか持っていない特殊スキルで

大抵は途轍もない効果を持つ物なのである


代表として王が持つ<王の威厳>が良く挙げられる。

効果は家臣を絶対服従させたり、全兵士に<身体強化>を掛けたり等である。


スキルは後から手に入れることも可能で簡単な物だと剣を握り振ってるだけで

<剣使い>が手に入ったりする効果は剣が当たり易くなるというものだ。


レアはノーマルを複数持っていると手に入れやすいことが分かっている。


ユニークは特殊過ぎて語るに語れないまあ俺には縁の無いものだろう。


「あーあ、魔法に憧れて田舎から王都まで来たんだ魔法系のスキルだといいなぁ」

と考えているとさっきの金髪シスターがやって来た。

俺は緊張と期待と不安を抑えて姿勢を整えた。


「結果がでました。こちらです。」

そう言って渡されたのは黒い紙一枚だった。


この世界でスキルはとても大切にされ、たとえ神官、シスターと言えど他人のスキルを勝手に見るのは許されないのである。

この紙に自分の魔力を流せば結果が分かるのである。<魔感紙>と普通は呼ばれている。


俺は逸る気持ちを抑え鞄の一番下に大事そうにしまい急いで宿に向かったのである。


宿に着き自分の部屋のドアを閉めカーテンを急いで閉じ鞄から急いでけども慎重に紙を取り出した。

心を落ち着かせ深呼吸して紙にゆっくり少しずつ魔力を流して行った。


一番上に書いていたスキルは<魔力強化>だった。

「いっっっやったぁー!!!<魔力強化>だ。これで俺も今日から魔術師だ!」

しばらく騒いだ後、次のスキルを確認することにした。


また紙に魔力を流した次のスキルは<身体強化>だった。レアスキルである。

「これは…俺は魔法剣士か!いや、速さでかく乱して魔法を打つのもいいぞ何たって<身体強化>だからな!レアスキルだ!」


まだ、黒い所があったので紙に魔力を流してみた。

「三つ目のスキルなーにかなー♪強いのだといいなぁー。」

俺は完全に調子に乗っていた。そして









三つ目のスキルは










<日用品>

「は、えっえっ何これ。」

次回「日用品って結構幅広いよね」

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