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置き配  作者: 説人


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1/6

 ◆一日目〜三日目◇

【読者の皆様へ】

本作を開いていただき、ありがとうございます。


※本作は現代の「置き配」を題材にした、心理サスペンスホラー(因果応報要素あり)です。

※主人公は追い詰められる過程で倫理的に問題のある選択をし、不快に感じる言動・描写が含まれます(物語上の演出です)。

※暴力・残酷描写を含むため、R15想定でお読みください。


※全7話、完結済みです。1話ずつ、毎日22時に更新予約を設定しています。


静かな夜ほど、玄関前の気配は大きくなる。


置き配、あなたの玄関にも届いていませんか?


寝る前のひととき、あるいは夜更けの読書のお供になれれば幸いです。

 ◆一日目◇


 外廊下のすぐ横が大きな川になっているマンション。川から吹く風が強い。

 仕事帰り、マンションの部屋までの通路を歩いていると、自分の部屋の前に荷物が置いてあった。


 ネットで何かを買い、置き配指定をしていたか記憶を辿るが、思い当たるふしがない。

 荷物を手に取って配送先住所と名前が間違っていないか確認した。


 住所も宛名も自分自身であることは間違いなかったが、送り主に見覚えがなく、その時点で不審感が芽生えた。

 注文していない荷物が玄関の前に置かれている。


 まるで置き配のように置かれているので、誰も不審には思わないが、実際は受取人が注文していない荷物だ。


 中身が気になったが、勝手に開けてトラブルになるのを避けるために、未開封の状態で一番近い交番へ向かった。

 事情を聞いた警官は、落とし物として対応し、荷物は警察が預かる形となった。この時点で内容物は不明。


 奇妙な体験をした一日だったが、それ以外はいつもの日常で変わったことはなかった。


 布団に潜り込んで幸せを感じて一日を終えた。


 ◆二日目◇


 仕事帰り、マンションの部屋までの通路を歩いていると、自分の部屋の前に荷物が置いてあった。


 昨日のことが思い出され、その不気味さに警戒を強めて身が引き締まる。

 荷物を手に取って確認すると、昨日と同じ自分への宛先。送り主も同じ。

 足早に交番へ向かい、前日と同じように相談して、今回も荷物は警察が預かる形となった。


 布団に入り、一日を終えた幸せを全身で感じながら、二日連続で起こった謎の置き配が脳裏にチラついた。

 頭を振って邪念を振り払うようにして眠りについた。


 ◆三日目◇


 仕事帰り、マンションの部屋までの通路を歩いていると、自分の部屋の前に荷物が置いてあった。


 完全に奇妙だった。


 荷物を手に取って、そのまま交番へ向かう。中身を確認するか問われたが、関わりたくないので断った。

 道中ですれ違う人々の視線が刺さる気がした。その理由は分からない。誰かに見られている感じから逃れるように、歩調を速めた。


 布団の中で、箱の中身が気になり始めた。

 明日も置いてあったら、今度は箱を開けてしまうかもしれない。

 もしも危険物だったら……まさか、映画のような展開で、爆弾が爆発したらと考えた。


 いつの間にか眠りに落ちていた。



読んでいただきありがとうございました。


(全7話、完結まで予約投稿済みです)


少しでも面白かったと思っていただけたら、下にある

【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして応援していただけると嬉しいです。


また、感想を頂けたら喜んで熟読します。


ぜひ、感想の投稿をよろしくお願いします。

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