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白い雪のゆくえ

作者: Soraきた

粉雪舞い降りる

周りの景色も白く染められていく

手招きをする、あなたに気づいた人は

わたしよりも先にいたけど

手招きされた相手がわたしと知って

一瞬、立ち止まっては

粉雪が風に舞って

あなたの表情も

隠れてしまう


あと何日かで卒業だね

ほんとは、あと何日かを

数えて分かっているけれど

その辺りは

お決まりのこととして


短い時間ときだったね

あっという間だったね・・

わたしがつぶやいても

果たして

どれくらいの人が

うなづいてくれるのかな


訳ありの恋だったら

なぜか周りから

冷やかされることも多くあって

悪気はないと分かっていても

わたしは悲しくなってしまう

それはあなたもおんなじだと

あるとき、気づかされた


『迷っているなら、

ダメもとでいかないと』

そんな元気をもらえる友達に

背中を押された感じでいる


粉雪深く

先の道が白んでいっても

足跡さえ残しておけば

なんとかなるのかな

振り返ったとき

雪のせいで

足跡は消えるかもしれないけど

わたしは振り返ろうとはしない

そう分かっていることでも

先に進んでいけば、

確実にあなたがいるのだから





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