スカウト⑥ テリス編 Ver.1
クロノスが加わり、スバル率いる脳筋帝国ギルドは現在4人。
だが、構成は偏っていた。
物理攻撃特化の脳筋・盾使い・狩人・魔法剣士──全員が物理寄り。
(魔法無効ならゴリ押しできるが、物理無効のナニカが出てきたら……詰みだろ)
後悔が脳裏をよぎる。
さっき決闘していたあの魔法戦士を引き込めていたら──
(でも、あの場にいたやつら、みんな“スカウトする側”だったしな。断られてただろ)
仕切り直し。スバルは、掲示板の新着を確認した。
応募プレイヤー情報
- 職業:最上位魔術師
- 所持スキル:
・天皇の施し(範囲再生)
・悪魔の囁き(敵MP操作系)
・アンチマジックエリア(魔法封じの領域展開)
・物理無効キラー付与(味方へ特殊バフ)
・魔法無効キラー付与(同上)
・即死魔法
・マジックブラスター
(アンチマジックエリアって……魔法職なのに
対魔法スキル⁉ これは一度話してみる価値ある)
スバルは掲示板に返信を残した。
「本日、ありが亭にて。紙持参で来てくれたらわかりやすい」
店内でブラックコーヒーを飲みながら待っていると、
ちょっと変わった口調の女性が入ってきた。
『すいません、ここに誰かまっとる人いまへんか?』
『……最上位魔術師さんですか?』
『そうや、うちが最上位魔術師のテリスや』
ちっこい女性プレイヤー、関西訛りで店員とやりとりしながらスバルの席へと駆けてくる。
「あんたが募集書いた人か?」
『せや、うちがあんたのギルドに入ろう思うた美少女や』
(お、自分で言うタイプか。だいぶ元気だな)
「ありがたい話だ。ひとまず座ってくれ」
『あんた、うちのボケに突っ込んでくれんのか?』
「ボケだったのか。真面目に受け止めちまったよ」
『まぁ、ええわ。それで?聞きたいことあるんとちゃうか?』
「察しが早いな……そうだ、そのスキルリストについて聞かせてくれ」
こうして、最上位魔術師テリスとの面談が始まった。
関西弁で飄々としながら
一応キャラづくりのために話かたを変えましたが、
もし、気分を悪くされる方が居たらすいませんm(_ _"m)
高評価、コメント、ブックマーク
その他もろもろお願いします
最新 2025/07/19




