表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移?ふざけるな!  作者: 力なき脳筋
異世界転移?ふざけるな!
47/222

さらなる強化と、新ダンジョン

スライムロードを撃破してからというもの、

スバルは自身のダンジョン構築に磨きをかけていた。


まずは各色スライムにそれぞれの属性魔法を習得させ、戦術幅のある連携を仕上げる。

続いて、スライムロード同士を配合。


巣窟で再び捕まえた個体と掛け合わせ――

最上位種、《エンペラースライム》へと進化を遂げた。


(ステータスはそこまで跳ねてないけど、

スキルの厚みが違う。これなら並のプレイヤーじゃ落とせねぇな)


進化時に追加されたスキル《スライム召喚》はまさに脅威だった。


“数の暴力”を召喚だけで成立させるこのスキルは

ソロ攻略を一気に不可能にしてしまう。


(確認してよかった。これで一階層は他のダンジョンにも負けない構成になった)


スライム層に手を加え終えたスバルは、次の目標に《キメラ層》を設定。


調査の結果、キメラは二層西側――巨大樹によって

形成された多階層型ダンジョン《世界樹ダンジョン》に潜んでいることが判明。


世界樹ダンジョンは、脳筋帝国と同じく“各階層で敵強度が変化する構造”らしい。


(運営よ……そろそろマップに階層構成とか色分けしてくれても良くね?)


一層と二層がプレイヤーエリアとして存在している中、

同じ名前のダンジョンが階層別に展開されている現状。

新規プレイヤーには優しくない。とはいえ、文句を言っても始まらない。


スバルはモンスター情報から得たダンジョンである《世界樹ダンジョン》は、

複数の巨木が絡み合い、まるで一つの神木のようにそびえていた。


「おぉ……でけぇ」


思わず口から漏れたのは、驚きそのままの感嘆。

その圧倒的な存在感が、この先に待ち受ける“飛行型モンスター”の脅威を予感させていた。


(まずは一層から踏破していくか)


こうしてスバルは、新たなダンジョンの一歩目へと足を踏み出す。

彼が描く“脳筋帝国”の次なる礎が、ここでまた始まろうとしていた。


久しぶりの普通のプレイヤー視点っす

最近、運営側っぽかったんで、

気合入れて頑張ります

高評価、コメント、ブックマーク

など、お願いします


最新 2025/07/14

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ