戦場下
魔王軍の前衛が崩れたことで、
勇者軍の士気は一気に高まった。
「今だ!突撃!」
ほかギルドマスターの号令に応じて、
各ギルドの精鋭たちが
魔王城の門へと殺到する。
「ここが……魔王城の内部か」
スバルは先陣を切って進みながら、周囲を警戒する。
「罠があるぞ!床の模様を見ろ!」
「了解、解除するわ!」
テリスが魔法陣を解析し、罠を無効化する。
「さすがやな、テリス」
「ふふ、細工士の本領発揮です」
その時、回廊の奥から重厚な足音が響く。
「来るぞ……!」
魔王軍・黒騎士部隊が行く手を塞ぐ
「我らが主の命により、
貴様らをここで討つ!」
先陣したスバルだったが
いつの間にか他の勇者軍に追いつかれていた
「スバル殿、追いつきましたぞ」
「ビルドアップ!鉄壁の構え!」
「デバフ入れるで!鈍足、命中低下!」
「援護射撃、いくぞ!」
戦闘は激化し、黒騎士たちの重装甲に苦戦するも、連携の力で徐々に押し返していく。
「スバル、後ろだ!」
「おっと、サンキュー! 反撃だ、裂空斬!」
スバルの拳が黒騎士の鎧を貫き、ついに隊長を撃破。
「黒騎士部隊、壊滅!」
「よし、次の層へ進むぞ!」
「ここは……まるで夢の中みたいだな」
「気をつけて、幻惑系の魔法が使われてる」
「うちが解除するわ、幻視解除!」
「ありがとう、マイル。みんな、集中して!」
庭園の奥には、魔王軍の幻術師が待ち構えていた。
「勇者軍よ、ここで眠るがよい……」
「眠るのはお前の方だ! 脳筋帝国、突撃!」
魔王軍の幹部のような男と、その取り巻きに
脳筋帝国をはじめとした勇者軍が相対した瞬間だった
どうも、脳筋です
10日ほど休んでしまったので
今投稿しました
ということでサラダバー




