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異世界転移?ふざけるな!  作者: 力なき脳筋
異世界転生?ふざけんな!
213/222

拳の王と王の剣

ヴァルゴは白銀の礼装を翻し、戦場の中心に立つ。

その姿は優雅で、どこか芝居がかっていた。


『やぁ、エアスト君。

ずいぶんと泥臭い戦い方でここまで来たね。

拳で殴るだけなんて、まるで野犬だ』


「お褒めにあずかり光栄だ」


『礼儀作法は知っているんだね』


観客席がざわつく。

その言葉は、明らかに挑発だった。


『でも安心して。僕は騎士だから、犬の躾くらいは心得ている。

……さあ、醜くかみついてくるといいよ』


「その余裕がいつまでもつのか見ものだな」


両社の掛け合いに、観客のボルテージも上がってゆく


『その言葉、そっくりそのままお返しするよ

我が主様に取り入ろうとする愚か者、

そんな君に救済を与えてあげるとしよう』


王女システィは観客席で静かに目を伏せる。


『拳の王…だったかな?

偽りの王は粛清…いや、救済執行しないといけないね』


「貴様ごときに救済できるのならば

俺は10年前にすでに死んでいる」


二人の言葉を遮るように鐘が鳴る。

拳の王…いいですよね

中身は脳筋なのにね

ということでまだ次回、

サラダバー


最新 2025/09/07

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