お友達
ケイン一行とフレンド登録を済ませたスバルは、一度ティンベルへ戻っていた。
(うーん、激烈拳どうしようかな)
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【激烈拳】
通常の一撃より威力を落とす代わりに、
連続攻撃を可能にするスキル
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一見、便利そうだが、スバルの戦闘スタイルには全く噛み合わない。
(俺、スキルなしでも殴れるし……スキルで制約されるのは面倒だな)
スバルはこれまで**「ただ拳を振り続けることで敵を倒してきた」**。
わざわざ威力を下げて連続攻撃するスキルを取る意味がない。
(結論:俺には不要)
こうして、スバルは激烈拳の取得を完全にスルーし、ゴーレム育成へ意識を向けることにした。
(この世界って、本当にゲームの中か?)
ケインたちは他のNPCとは違うし、
防具を作ってくれたイヅキも過去のゲームにはいなかった。
スバルがAWOをプレイしていたのは一年前だが、
0その頃はまだ二層が追加されていなかった。
それでも、一層のNPCは記憶にある。
だからこそ、この世界がAWOとつながっていることに気付いた。
(死神は、この世界がゲームだって知ってて送り出したのか……?)
そんなことより、スバルはそれよりゴーレムのことが気になっていた――。
(こいつ、名前どうしようか)
スバルは、手に入れたゴーレムのステータスを確認する。
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HP:800
MP:30
攻撃力:90
防御力:350
素早さ:10
賢さ:15
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スバルは、**世界最硬の鉱石「オリハルコン」から名前を取り、
ゴーレムに「ハルコン」**と名付けた。
しかし――。
(あ、俺ハルコンより基礎ステータス低いわ)
自分より賢さが高いゴーレムのステータスにショックを受ける。
(レベル上がってきたら0戦略考えるの、俺じゃなくてハルコンの方がいいんじゃ……?)
スバルは、この事実を誰にも話すまいと心に決め、静かに眠りについた――。
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最新 2025/06/17




