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異世界転移?ふざけるな!  作者: 力なき脳筋
異世界転生?ふざけんな!
200/222

大会に向けて

死神が残した《命の碑石ライフ・ルーン》を起動し、

アイの助力のもと“籠手”を選択したトドロキ。


『あらあら、それがその石の力なのね』


『こいつはすごいな』


「えぇ、私は籠手を選択しました」


『父さんは剣が良かったが、この石は籠手の原料だったんだな』


(それは少し違うのだが……まぁいいか)


「さて、用事も済みましたし、

お元気な姿を見ることができたので、そろそろ寮に戻ります」


『そうか、さみしくなるな』


『そうねぇ、いつでも帰ってきていいのよ』


「えぇ、ありがとうございます。《ポータルポイント》ルシフス学院」


トドロキはルシフスの地に舞い戻った。


「やっぱ自宅の方が落ち着くな」


『ん?トドロキじゃないか』


「ん?あぁ、ティナノか。なんでこんなところにいるんだ?」


『私はカフェテリアで息抜きをしていたところだ』


「そうか。《闘技大会マーシャラクス》の方はどうだ?」


『あぁ、お前に勝つために調整中だ』


「そうか、互いに頑張ろうじゃないか」


『あぁ』


ティナノと別れ、トドロキは記憶書庫の目的検索を起動する。

━━━━━━━━━━━━━━━

・闘技大会に出場する 0/1

・伝説の武器の解放 1/1 CLEAR

・人狼種の呪いを解く 0/1

・記憶書庫のレベルをあげる 1/1 CLEAR

・2者の魂の回廊を繋げる 0/1

・齢20まで生き残る 10/20

・クラスメイトの平均レベルを100にする 23.4/100

・《素手喧嘩ステゴロ》の真化 0/1

━━━━━━━━━━━━━━━

(えーっと、二日後に闘技大会は

クリアできるから置いといて……他の目的、面倒だな)


「アイさん、二者の魂の回廊ってのは何だ?」


『推測になりますが、マスターには二つの魂が混在している状態です。


その二つの魂を一つに融合することだと思います』


(何言ってるかわかんねぇ)


「なるほどわからん」


『《世界のザ・ワールド》に問いかけてみます』


「じゃあよろしく頼む」


(さて、俺はできることがほぼないので寝るとするか)


トドロキは寮の自室に戻り、静かに眠りについた。

その胸元には、進化した籠手の力。


その記憶書庫には、未解かれた魂の謎。

そしてその夢の中には、死神が残した問いが、まだ答えを待っていた。

いつの間にか200話まで増えていました

しかし内容が無いようなのでなかなか空洞の多いなと

個人的に思ってます

永い趣味に付き合ってもらってありがとね

ということでまた次回。サラダバー!


最新 2025/09/04

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