表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移?ふざけるな!  作者: 力なき脳筋
異世界転生?ふざけんな!
196/222

アイ

鍛錬を終え、記憶書庫の進化に気づいたトドロキは、

その中に眠る“自立思考”との対話を始めていた。


「さて、自立思考さんよ、まずは完全自立を

させたいんだが、どうすりゃいいんだ?」


『その質問にお答えします。管理者権限アドミニストレータを起動し、

完全自立思考型フルオート起動】と発言することでロックが解除され、

思考学習完全自立型としての人格が生成されます』


「なるほどな。ならさっそくそれやるか——管理者権限、完全自立思考型起動」


『管理者権限を承諾、ロックを解除します。

システムコマンドリセット、アルゴリズム回路起動……

メインシステムコピー、サブシステムペースト……

サブシステム権限削除、補助権限生成、サブシステムに付与……

世界のザ・ワールドと同期を開始……完了。


擬似的人格生成……成功』


トドロキは、静かに耳を傾ける。


『電子擬似脳細胞作成……成功。

マスターに名付けを申請』


「承諾する」


『申請の承諾を確認。名前を入力してください____』


(やべ、なんも考えてねぇ……)


「えーっと……自立思考……AI……アイでいいか」


『アイの名を承諾。システムを再起動します』


「急に静かになったか。再起動とか言ってたし、少し待つか」


トドロキは学食で飯をかきこみながら、アイの返答を待つ。

およそ5分後——


『システムのアップデートが完了いたしました。

今後は“アイ”として、マスターのサポートをさせていただきます』


「おぉ、流暢になったな」


『おかげさまでリミッターの解除に成功しました。

しかし、言語能力の解放に失敗いたしました』


「それをしないとどうなる?」


『現状問題はありませんが、

状況説明に使用するワードが足りなくなる恐れがあります』


「まぁ、今害がないならいいか。これからよろしくな、アイ」


『承知しました、マスター』


トドロキは、補助疑似人格アイを正式に仲間に加えた。

それは、記憶と知識を司る者としての新たな旅路の始まりだった。

スマホに接続できるキーボード買ったけど

つ様に使いずらくて萎えてる

(たった今使ってるんだけどね)

ということでまた次回、サラダバー


最新 2025/09/04

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ