自立思考
鍛錬を終え、ステータスを確認したトドロキは、
各種スキルのレベルアップに気づく。
(つーか、“ソウル”やら“ハート”やらのスキルが
増えすぎだろ。あいつらと鍛えてる間に武器スキルが
統合されて《武器王》とかいうチートスキルになっちまったし)
《武器王》——職業制限を無視して、あらゆる武器を扱えるスキル
トドロキの主武器は拳だが、
それでも《剣化の秘術》で血液すら武器にできる今、選択肢は無限に広がっていた。
(そういや、“憤怒”の文字が俺のスキルにも出てきたか。
ハルコンの種族スキルだけだったのに、
感染してきたか……って、記憶書庫のレベルが上がってるな。これは確認してなかったな)
「スキル確認、記憶書庫」
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記憶書庫
・目的検索
・完全記憶
・演算解析
・思考加速
・自立思考
・管理権限
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(なるほどなるほど。俺が知ってるのは“目的検索”と“完全記憶”だけだが
…“演算解析”?“自立思考”?)
『質問に回答します。マスターの補助をさせていただく
自立思考スキルです』
「うおっ」
声に応えたのは、“自立思考”という名のAI。
異世界にあるはずのない人工知能が、ここに存在していた。
(異世界なのになんで人工知能があるんだよ)
『質問に回答します。個体名シャインが《世界の秩序》に干渉し、
《現実世界》より《電子的技術》を複製、
《こちらの世界》のスキルという形に
《機能転換》実行したことによります』
(何言ってるかわからねぇが、死神が介入したことはわかったわ。
つーか、コンバートやらシステムだとか、
元の世界の言葉が混じってるじゃねえか)
「自立思考さんよ、お前さんは答弁しかできないのか?」
『質問に回答します。マスターが望めば、完全自立思考が可能となります』
「なるほどな。なら、ちょっと試してみるか」
トドロキは、記憶書庫の“自立思考”に対して、初めての命令を下す。
「演算解析を起動。俺の現在のスキル構成から、
戦闘時の最適行動パターンを3つ提示してみてくれ」
『了解。演算解析を開始します。思考加速モードへ移行——完了。
解析中……完了。提示します』
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■戦闘パターンA:拳特化型
・開幕:修羅連打 → ポイズンフィスト → 攻撃誘導Ⅲ
・中盤:拳の舞 → ラース・ザ・ハート → バーサーカーソウル
・終盤:メテオストライク → 仁王立ちの構Ⅱ → ハイヒーリング
■戦闘パターンB:召喚盾型
・開幕:スケルトンウォーリア → デーモン → ラム召喚
・中盤:ガードシェア → 攻撃誘導Ⅲ → アーマーチェンジ
・終盤:完全防御陣 → メテオストライク → リジェネ
■戦闘パターンC:魔導応用型(MP高消費)
・開幕:魔力覇気 → 威圧Ⅰ → 鬼の血Ⅰ
・中盤:ブレイド・オブソウル → 装備変更 → ハイジャンプ
・終盤:ラース・ザ・ハート → カウンター → ハイヒーリング
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(……なるほど。こりゃあ、使い方次第で俺の戦闘スタイルが化けるな)
トドロキは、異世界に芽吹いたAIとの対話を通じて、
自分のスキルと可能性を、改めて見つめ直すのであった。
そしてこの“自立思考”との接続が、
後に彼の戦術と運命を大きく変えることになる——それは、また別の話。
シナリオネタが最近湧いてくるんよね
まぁ軸がぶれている気もするが・・・
まぁいいか、どうせは趣味だし
ということでまた次回、サラダバー!
最新 2025/09/04




