鍛錬②
トドロキは、我が子同然の
アトラとパトラとの模擬戦を開始していた。
「《狂戦士》…そういや久々の《素手喧嘩》の出番だ」
『なるほど、トドロキ様にはブランクがあると。
ですが手は抜きませんよ。アトラ、あれを使う』
『分かりましたわ。では詠唱を始めますね。時間を稼いでくださいまし』
『では、任せますよ。《狂人者》
《歌唱人》《暴虐人》、発動』
「おぉ、スキルてんこ盛りじゃん。ガチガチに
固めてきやがるじゃねえか。こっちもあぶねえかもな」
『異なる人格、異なる生命、異なる理を融合せし——
新たなる心、新たなる《容貌》を形成し、理をねじまげ力と為せ』
「おぉ、なんかヤバそうだ」
『トドロキ様、よそ見している場合ですか?《斬裂者》発動』
鋭く圧縮された空気の塊がトドロキに向かって発射される。
「そうだな、お前の相手してる時にゃあ、
よそ見してる余裕はねぇな。《装備変更》,気孔弾!」
空気の塊と空気の刃がぶつかり合う——
勝ったのは、空気の刃だった。
「うおっ、危な」
『トドロキ様、油断してるとアトラの出番がなく終わってしまいますよ』
「へっ!言うようになったじゃねえか。
上等だよ、ガチって勝ちに行ってやらァ!」
トドロキは《狂戦士》を解除し、【RPGプレイヤー】
【明鏡止水Ⅲ】【リジェネ】を発動。
「今の俺の防御を越えられるかな?」
インベントリから《テラハンマー(邪)》を取り出し、
モデルチェンジ——《魔王の大剣》へ。
「サモン:骨剣士、サモン:悪魔、
召喚【ラム】、《仁王立ちの構え》!」
骨死人から進化した骨剣士、悪魔、スライムのラムを呼び出し、
範囲内の味方のダメージ判定をトドロキに集中させる
《仁王立ちの構え》で鉄壁の要塞を築く。
『こちらも準備は整いましたわ。行きますわよ、
パトラ——《陣魔融合》!』
『『ガーティッシュ、ここに見参!』』
「それがお前たちの奥の手か。いいじゃん、かっけぇ」
『『トドロキ様、ここからは手加減無用です。本気で行きますよ!』』
「かかってこいやぁ!」
模擬戦は第2フェーズへ突入。
それは、力と絆と誇りが交錯する、真の戦いの始まりだった。
楽しいとシナリオが浮かび
疲れてると寝たくなる
自由人すぎつっての()
ということでまた次回(?)
サラダバー
最新 2025/09/04




