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異世界転移?ふざけるな!  作者: 力なき脳筋
異世界転生?ふざけんな!
181/222

模擬戦の火蓋

トドロキは、同学年のアバラン=マルフィンとの模擬戦に臨む。

闘技場は生徒と教師で埋め尽くされ、熱気と視線が渦巻いていた。


(やれやれ、《威圧》も《余裕の風格》も発動してるのに、

これだもんな……マルフィンだったか?あの野郎、1回“理解”らせる必要があるな)


『エアスト=トドロキくん、準備はいいですか?』


「いつでも大丈夫だ」


『ではこちらに案内します』


(さて、集中……)


司会のアリオ=アリオが声を張り上げる。


『模擬戦闘技場に集まった生徒諸君!並びに先生方!

お待たせいたしました!1年生の模擬戦がいよいよ始まります!』


(よし、やるか)


『現在のレート!アバラン=マルフィン君5倍!

エアスト=トドロキ君8倍!ややマルフィン君の勝利予想が

多いという結果になりました!』


(なんだかな……そんなに弱そうに見えるかな?)


トドロキは密かにコンプレックスを抱える。

見た目の幼さが、実力の誤解を生む。


『おい、てめぇ!どんなコネ使ったか知らねぇが、

王女様に気に入られたからって調子乗ってんじゃねーぞ!』


(やれやれ、俺も望んだ訳では無いんだが)


「とっとと殺ろうじゃねぇか。生憎とお前と違って暇ではないのでな」


『チッ、ムカつく野郎だぜ』


(なぜ俺は会話が出来ない奴としか喧嘩しないのだろうか)


『模擬戦はこれより執り行う!両者、準備は良いか!』


『早くしろや!』


「問題ない。始めてくれて構わない」


『それではカウントダウン開始ィィィイ!』


『5!』


『4!』


『3!』


『2!』


『1!』


模擬戦デュエル開始ィィィイ!』


戦いの火蓋が、今、切って落とされた。

ここだけの話、おそらく誤操作で

完結済みになってしまっていた

まぁ何とか戻せたのでこれからまた頑張ります

そゆことでまた次回、サラダバー!


最新 2025/08/31

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