表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移?ふざけるな!  作者: 力なき脳筋
異世界転生?ふざけんな!
179/222

全校集会Ⅰ

ルシフス学園寮へと帰ってきたトドロキ。

ルームメイトたちが迎える。


『トドロキ…帰宅した』


『急に飛び出して驚いたぞ』


『おかえりー!どこ行ってたの?』


「なに、古い仲間のところにいただけだ」


『トドロキくんは仲間思いなんだね』


「まぁ、そいつとの約束を忘れてしまったんだがな」


その時、チャイムが鳴る。


━ピーン⤴︎︎︎⤴︎︎ポーン⤵︎ パーン⤴︎ ⤴︎⤴︎ポーン↓━


(チャイムか?音程面白いな)


『ルシフス学園の生徒諸君!今すぐに体育館へ向かうように!』


━ピーン⤴︎︎︎⤴︎︎ポーン⤵︎ パーン⤴︎ ⤴︎⤴︎ポーン↓━


『体育館だって』


「急ぐとするか。ティナノは周りを見て合わせること」


『なんの事だ?』


「まぁ行こうか」


トドロキたちは体育館へ向かう。

そこには1年から7年までの全校生徒が集まっていた。


(体育館広すぎだろ)


『全校生徒を集めてどうするのだろうな』


『さぁ?なんだろうね』


教師が壇上に立ち、今月の集会を始める。


『今月の議題は3つ。まずは《闘技大会マーシャラクス》について。

今月末、国王陛下主催の闘技大会がある。各学年から2名ずつ選出する。

明日、選抜試験を行う。各々準備しておくように』


(明日かよ、急すぎるだろ)


『それと、1年カラミティのエアスト=トドロキは、

王女様からの推薦枠での出場が決まっている。

明日の選抜試験はエアストを除いた者達で行う』


「えっ?」


『ん?』


『はっ?』


『おいおい!なんであいつが王女の推薦受けてんだよ!』


(あいつは確か入学初日に絡んできた……名前知らねぇんだが)


『君は……1年Aクラスのアバラン=マルフィン』


『なんであいつが推薦枠なんだって聞いてんだよ!』


『王女様の推薦書によれば、彼の者が不届き者を

退治したことの功績を称えて、とのことだ』


『だからって納得出来るか!』


『ならばエアストと手合わせしてみるが良い。

良い成績を残したのであれば、校長推薦枠として其方を出させてあげよう』


『校長先生、良いのですか?』


『我が校の生徒が切磋琢磨するならば、それくらいのことはしよう』


『アバラン君とエアスト君はそれでいいかな?』


『やってやろうじゃねえか!』


(おいおい、黙って聞いてたら俺が手合わせする前提で話が進んでるじゃねえか)


『エアスト君はどうかな?』


「仕方が無いのでやりますよ。こんなに視線が集まった中で断れませんし」


『では闘技大会のことはここまでにします』

次回、残り二つのお話

しばらくぶりの投稿ですね

ということでまた次回

サラダバー!


最新 2025/08/31

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ