管理者復帰と魔導の選定
アトラと共にルシフス学園寮へと戻ってきたトドロキ。
「ありがとう、アトラ。ここまでで大丈夫だ」
『わかりましたわ。では私はこれにて失礼いたします。
何かあればメッセージにてお伝えください』
「わかった、そうしよう」
アトラを見送り、トドロキは静かに
《管理者権限》を起動する。
━ダンジョンポイント換算所━
所持P:634,794,421,001
・消耗アイテム
・アイテム
・武器
・防具
・モンスターの卵
・その他
検索:____
(さて、やるか……スクロール……ないかぁ。検索……魔導書、おっ、ヒットあり)
魔導書カテゴリ:
・黒魔法(闇)
・白魔法(光)
・赤魔法(炎)
・青魔法(氷)
・黄魔法(雷)
・緑魔法(風)
・橙魔法(地)
・無魔法(白)
(こっから更に検索かけるのか。属性はティナノ辺りに
聞いてみるか……とりあえず万能型の“無”で)
ランク1魔法:
・魔力弾
・魔力散弾
・魔力剣
・魔力障壁
・加速
・鈍足
・強化
・弱体化
・偽装
・熱遮断
ランク2:熟練度不足により未解放
(なるほど、魔法は熟練度制か。ひとまず偽装は
取っておくか。あとは魔力弾、魔力剣、魔力障壁……
げっ、この4つだけで4億使うのかよ)
(ランク上がったらもっと増えそうだな……脳筋帝国を
管理し続けてくれたアトラ達に、今度なにかプレゼントするか)
トドロキは管理者権限を閉じる。
(さて、これからどうするかな。ひとまず金欠なのを
どうにかしたい。食事は食堂があるし……まぁ必要になれば探せばいいか)
静かに自室へと戻るトドロキ。
その背には、千年の責任と、これからの魔導の可能性が宿っていた。
なんかプログラムしてるみたいでいいよね(?)
管理者権限とか
厨二心くすぶられる
ということでまた次回
サラダバー
最新 2025/08/31




