厄日Ⅱ 盗賊ギルド
面倒事に自ら飛び込み、2度目の喧嘩をしているトドロキ。
(こいつらどっから湧いて出てんだか。
殴っても殴っても復活しやがって。生命力ゴキブリかよ)
『こんのガキ!死ねやゴラァ!』
「喚くな耳障りだゴミ。すぐ楽にしてやるから喚くな」
盗賊ギルドの頭が叫ぶ。
『オメェら!あれを使う!』
『頭!こんなガキに使うんですか?』
『うるせぇ!俺が死ねと言えばオメェらは死ねばいいんだよ!』
「流石に部下に同情する。こんなクソ上司が
いたら命がいくつあっても足りねぇわな」
『俺がルールなんだ。雑魚共は黙って従え』
(とことんクズだな)
盗賊たちの目が虚ろになり、呪文のように唱え始める。
『コロセ…コロセ…オオセノ…ママニ!!』
「うぉっ!?急に来るじゃねぇか……だが遅せぇ」
トドロキの拳が唸り、盗賊たちは次々に倒れていく。
「汚ねえな…もっと静かにくたばりやがれ」
頭は笑いながら詠唱を始める。
『天を焦がし全てを闇に染めし太古の悪しき者よ…サモン:デビル!』
(魔力足りてねぇじゃねぇか。じゃあ、こっちも呼ぶか)
「サモン:骨死人スケルトン」
『スケルトンごときに何ができる!』
「骨死人、【骨組み】だ」
骨が集まり、巨大な竜の姿を形作る。
「不死骨龍ってところか。ボーンブレス」
骨の嵐がデビルを薙ぎ払い、頭にも直撃。
『グボッ…痛てぇ…クソガキが!』
「まだ元気か?じゃあ、ボーンウェイブ、ボーンクラッシュ」
『グゥ……グハッ』
(タフだな、頭してるだけ根性もある)
「今謝るなら騎士団に突き出すだけで済ませてやる。どうだ?」
『調子に乗るな!クソガキが!』
「はぁ……めんどくさ。じゃ、眠っとけや雑魚頭」
トドロキの一撃が頭を沈める。
「じゃあな、真っ当に生きろよ。出てこれたらな」
その後、トドロキは騎士団に盗賊たちを引き渡し、
頭にかけられていた懸賞金を受け取る。
「嬢ちゃんと少年、怪我ないか?」
『助けていただいてありがとうございます』
『ありがとう!おじちゃん』
(グフッ)
「少年、俺はお兄さんだ。おじさんじゃない。お兄ちゃんだ」
『うん!おじちゃん』
(ガハッ)
『ごめんなさい、まだ言葉を覚えたてでして…』
「あぁ……そうか…なるほどな…」
『おじちゃんかっこよかった!』
「そうかそうか」
(なにか渡せればいいが……そういえばインベントリに
……やっぱりな、売り忘れていたか)
「少年、君にこれをあげよう」
トドロキはゴーレムハンドを手渡す。
「今度はこれでお姉ちゃんを守るんだよ」
『うん!僕もおじちゃんくらい強くなる!』
「そうか、頑張れ」
『本当にありがとうございました。大したお礼もできず、
こんなものまでいただいて…』
「俺には勿体ないアイテムだから。特に気にすることはない。じゃあな」
トドロキはその場を後にし、ルシフスの寮へと戻っていった。
やべ、文字数やべぇ( ̄▽ ̄;)
読みずらいだろうなぁ
まぁ、そういうことなので(?)
また次回。サラダバー
最新 2025/08/24




