育成②と呼び出し
家事役のマイキャラである
アトラとパトラの育成を終えたスバル。
次に護衛役の3人――物理系の盾士ワト、
魔法系の結界師ラト、回復術師サドの育成準備に入っていた。
(うーむ……護衛つってもな……あれか、
物理系と魔法系と……状態異常系か?
いや、状態異常だったら回復の方がいいか?職業はどうするか……?)
アトラとパトラはどちらもメイド職。
護衛役はそれぞれの役割に特化させることにした。
(よしよし、次は初期ステを決めて……
スキル5つ…半分は残しといて……設定つくって……性格決めて……)
見た目・言語・種族は既に完成済み。
スバルは残りの設定を丁寧に仕上げていった。
(これでよしとして……レベル上げだな)
「ポータル:脳筋帝国」
スバルは脳筋帝国の第1層の平原へと移動し、育成開始。
「感覚共有、毒無効」
ワト、ラト、サドの3人に毒無効の効果を与え、
感覚共有で戦闘感覚をリンクさせた。
「よし、あとは任せるから。レベルが30くらいになったら呼んでくれ」
『『『承知しました』』』
(言語は後でやろう)
3人はパーティを組み、それぞれに与えられたスキルを活用しながら、
レベル上げを開始した。
(ふぃー、ようやく落ち着ける……ん?理沙からなんか来てるな)
━━━━━━━━━━━━━━━
[クラスの女子達知らない?]
[俺が知るわけないだろう。まぁ、ポータルスキルで居場所はわかるがな]
[じゃあ、教えてくれる?男子達が聞いてくるんだよね]
[なぜ男子共が?]
[みんなのとこ行ってみようと思うけど、来れる?]
[了解
━━━━━━━━━━━━━━━
「ポータル:脳筋帝国【マイハウス】」
視界が切り替わる。
その先に広がる光景は――
残酷なものだった。
血の気が引くような静寂。
家具が倒れ、床には何かが引きずられたような痕跡。
空気は重く、冷たく、まるで何かが“消えた”直後のようだった。
(……これは、ただ事じゃねぇ)
スバルは一歩踏み出す。
護衛育成の余韻は、もうどこにもなかった。
コロナ感染すると暇でしょうがない
のに投稿は遅い脳筋です
感染対策しっかりね
ということでサラダバー!
最新 2025/08/24




