運営視点
天空城の鏡の間、戦闘開始から三十分――
スバルとミラーによる獣化を含むスキルぶつけ合いは、
異世界バトルの常識を超えた規模になりつつあった。
スバルの持続回復まで再現されており、簡単には倒れない
「メテオストライク」「気功砲」「スラッシュ」
「獣化」で虎のような姿に変貌、高速戦闘を展開
(そろそろ倒れてくれよ…)
スバルは長時間の戦闘で集中力が途切れ始めていたが、
それでも本能的に戦場を掌握していた。
バーサーク同時発動――双獣狂乱モード
ミラーが「バーサーク」を唱えた瞬間、
発音の違和感にスバルが反応。
(ちょっと発音違う気がしたな…)
しかしスキルは成立していた。発動の雰囲気は重く、異様な威圧感。
(…ブルーローズが言ってた“あれ”か)
その気配を感じても、スバルは怯まず――
「そっちがその気なら、こっちも発動してやるよ!
狂戦士‼」
攻撃力上昇、防御力回復を確認し、距離を取りながら反撃の構え。
もはや、一撃で沈める覚悟すらある。
視界が高くなり、身体能力が爆発的に向上。
スバルとミラー、虎化した二体がダンジョン内を切り裂くように激突。
(あれがハルコンじゃないなら、勝てる……)
ハルコンは憤怒の魔人。通常では圧倒的だが、今回出てきた虎は別モノ。
獣化中は回復が無効、持久戦にも限界がある。
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『スバルがミラースライムに30分耐えてるぞ』
『それは化け物だわ……』
『プレイヤーの1.5倍ステータスにしたのに…』
『つかP…いや、スバルだよな?まじで予想外すぎる』
『あの職業、ふざけて作ったやつだぞ?誰が選ぶと思ったんだよ』
『本当にそのとおりである』
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高評価など、お願いします
最新 2025/07/27




