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日常盛大シリーズ

快楽と絶望の狭間

作者: 遊佐

まただ…


彼が気が付くと、抑えられない心拍数の上昇に毎度の事ながら嫌気がさす。

毎度毎度心臓に悪い、しかしこれに頼らなければならない身体にしてしまったのだから仕方が無い。


朦朧とする意識を何とか覚醒させようとするが、上手く身体に力が入らない……

このまま意識を手放してしまえばどれだけ楽になれるだろうか……





彼が気が付くと、再び抑えられない心拍数の上昇に自分が数分間気を失っていたことに気付かされる。

何も考えられない、しかしこのままではマズイのだと言うことだけは分かっている。

それは何度も何度も訪れて、時には本当に手遅れになった事もある。

()()は毎回気分を不快にさせるが、しかし()()がなくては本当に手遅れになってしまう。

分かっているが、彼は()()にやり場のない怒りをぶつけてしまう。

ぶつけた後は、そこからは彼の戦いだ。

彼が負ければ手後れになるし、彼が勝てば何事も起きずに済む。

何度も繰り返される戦いに、何度屈しそうになった事か…


今回の戦いは彼の負けで、次に目覚めた時彼は絶望するのだった……

正解は『目覚まし』です。

『朝』と言う答えを出した方は、惜しいですが「苛立ちを物理的にぶつける」事が出来ないので間違いです。

これからも時々投稿しますので、宜しくお願いします(_ _)

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