天然?で美人な転校生
『チリチリチリ!チリチリチリ!』
目覚まし時計の音だ。私の嫌いな。
「ふぁ~…朝か…」
着替えて、髪を縛って、ご飯を食べて、学校に行く。
いつも通りの日常。
それは、冬のある日。
「今日はお前らに、転校生を紹介するぞ。」
担任が言葉を発した瞬間、教室がざわつく。
「は、はじめまして。抄咲由姫と申します。」
ユキ…か、漢字は雪では無いんだな。
「えっとその、家の事情でこの学校に、転校してくる事になりました。あの…どうか、仲良くしてください!」
天然っぽいタイプなのか…?
深めの茶色の長い髪。それを緑色のシュシュで縛っている。
肌はほぼ真っ白で、頬は緊張しているからかほんのり赤い。
身長は長い方だろう。165cm~170cmと言った所か。
そんな美貌を持つ転校生。休み時間はさぞ質問攻めされるんだろうなぁと思うと、少し可哀想に思える。
それでも、彼女はそこまで質問攻めされていなかった。
私のクラス…2年C組は、友達と考察していた方が楽しいらしい。
「なぁ、お前はあの子どう思う?」
前の席の奴…流騎が話しかけてきた。
今回がはじめての投稿だったのですが、皆様楽しんでいただけましたでしょうか。
語彙力もゴミな私ですが、ちまちま投稿していきます。
さて、このユキの降る季節は美しいですが、ちょっと百合が入ってます笑
そこらへんご了承ください