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害虫言ってスイマセン

「お、お前ぇ!自分の妹とどんな関係なんだ⁉不純だ!不純だぞぉ!」


「あははー。そっかー。輪名ちゃんとかー。だったらこんな私なんて忘れられてて当然だよねー」


「ちょっと鈴音⁉口から魂出てる。戻ってきてー!」


 僕のシスコン発言に鈴音さんの口から魂が出てる。

 どうやるのそれ?

 にしても、なんか勘違いされてるみたいな・・・・・・


「ちょっと待って?なんか勘違いしてるみたいだけど、あくまで妹としての輪名は僕のものだって意味で決してお前らが想像してるような関係じゃないよ?」


「「「なんだそうか・・・・・・ほっ」」」


「えーーーそんなー」


 三人の安心する声と、輪名残念がる声・・・・・・なぜ輪名が残念がる?


「言わなかったか?」


「言ってねえよ!」







「おいひ〜〜〜」


 そういって廻理花はパクパクとケーキを口に放り込む。おいこら、もっと大切に食べろ。全く人の金だと思いやがって。

 対照的に鈴音さんは上品にケーキを食べている。うん、かわいい。


 輪名は・・・・・・うん、カワユイ。


「ところで縁?」


「あ゛?」


「そんなに、敵意むき出しにせんでも・・・・・・」


 害虫がなにかほざいてるな。

 害虫には一文字で十分だ。いや、濁音付けてるだけサービスしてる。


「お前、本当に財布大丈夫なのか?」


「あ、ああ、少し臨時収入があったからね。これくらいなら大丈夫」


 どうやら純粋に、僕の懐具合を心配してくれたようだ。大丈夫じゃなかったら自分のなんて頼まんよ。


 まあなんだかんだ思えば、英君は学校で唯一(除く廻理花)と言っていい友人だ(除く廻理花いらなかった。あいつ友達っていうより腐れ縁だし)。


 とりあえず悪いやつじゃない。

 害虫とか言ってスイマセンでした。


「そうそう。なんなら英君も注文したら?きっと縁はおごってくれるわよ☆」


「調子のんな☆」


「痛っーい☆」


 びしっと決まった僕のデコピンに、痛がってみせる廻理花。だがあれは絶対演技だ。

 なぜ分かるかって?本当に痛がってたら語尾に☆なんて付かない。

英「こっからの出番はレギュラーになってやるぜ」

縁「ふっ甘いな。たかだか名前が手に入っただけの脇役が」

英「ど、どういうことだ?」

縁「君はこのパートが終わったらしばらく出番はない!」

英「⁉⁉⁉」

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