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40 パンツですか?

見えるのは割れた大地。


そこから出てくる沢山の魔物。一体一体が上位に位置するだろう超級の魔物達。


Bランク、Aランク、中にはSランクの魔物までいる。


これがウエスタリア王国国王、エル・ウエストが言っていた見たこともないような魔物だろう。


俺の周りには仲間と思わしき者達。


吸血鬼ヴァンパイアは勿論、その他の亜人や人族までいる。


何で人族が居るのかは知らないがいるんだから仕方ない。


てかこれ夢だよね。夢じゃなかったらありえないもん。


だって夕もいるんだよ。しかもかっちょいい翼や尻尾生やして。


夕は人族だったはずだからそんなことないっしょ。


しかしリアルな夢だな。最初全然夢だって分かんなかったし。


と、そこで視界が歪む。


そろそろ終わりという事でしょうか。


しかし自分で見て言うけど何がしたかったんだよと。


視界が完全になくなり、暗闇に染まる。


〈技量が一定に達しました。スキル【予知夢】を獲得しました〉




手を揺さぶれている感覚と共に意識が覚醒した。


「凪!良かった、生きてた」


揺さぶっていたのはパルだったようだ。


あれ?捕まってない?てっきり目が覚めたら十字架に括り付けられてるものかと思ってた。


エイリャ達はどこに・・・ってなんか壁際で相談してるよ。


感極まったのかパルが抱き着こうとしたので転がって避ける。


パルは俺が避けたことで勢いを止めることができず、地面に激突した。


「痛っ。なっなんで避けるの!?」


わー。涙目になってる。


「そんなに泣くなよ。避けたのは危機察知能力が働いたからだ」


「泣いてないし涙目にもなってんないわよっ。グスッ」


今思いっきりグスッつったよな。


それよりソラだな。


「【精霊召喚】ソラ」


「ちょっと、ホントに何なのあんた。ソラと私での扱いの差」


ツッコミかボケか。ソラは俺の影響でか知らんけどだんだんボケ化してきてるからな。


「くっ・・・ボケなのね。つまり私もボケになればいいのよね?」


ね、マジで君エスパーなんじゃない?その道行った方がいいんじゃない?


でもパルがボケか・・・ないな。


「パル。パルは今のままでいいよ。むしろ今のままのパルの方が俺は好きだよ」


「えっ!ほ、本当?」


何やら照れているが、まぁいいか。


「本当本当」


パルがボケになったら誰が俺にツッコむんだよ。


「そらは?そらは?」


ソラもか。女子ってのはそんなに人からの評価が気になるのかね。


「勿論ソラも今のままが好きだよ」


「やたー」


ま、喜んでくれるなら別にいいだろう。


「ちょっといいか」


「ダーさんか」


相談、終わったんすね。どんな処分が下されるのでしょう。


吸血鬼ヴァンパイアだったんだな、お前」


「厳密に言えば違うが、まぁ概ねその通りだ。捕まえるか?今なら魔力切れでなかなか動けないぞ」


捕まえられそうになったら【悪魔吸血(デビルバンプ)】で魔力回復させて【蝙蝠化】して

逃げるけどな。


「いや、捕まえることはしない」


あれ、意外。それとも捕まえはしないが殺しはするとかかな?


「ちょっと話があるんだが」


さっきからエイリャとコソコソやっていたのはその事かな。


「これは俺達がここに来た理由についての話だ」


「おいおい。信用できねぇんじゃないのか」


「そうだな。だがそれはお前が人族だったらの話だ」


どゆことよ。


「まぁ、見てもらった方が早いな。エイリャ」


「うん。あの・・・あんまりじろじろ見ないでね」


何ですか。パンツですか?はぁはぁ。


ごめんなさい。冗談です。だからどうかゴミを見るような目で見ないでくださいパルさん。


てかやっぱりおかしいって。なんでわかるのさパルさん。


そしてエイリャは脱いだ。


フードを。


やだな、パンツなわけないじゃないですか。何を考えてるんですか、ってえぇぇぇぇぇ!?


「み、耳が・・・」


エイリャの頭には耳が付いていた。

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