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夕5 ダメじゃねーか!!

「進化、ですか」


「そうそう進化」


やっべー。進化とか知らねぇんだけど。


いや、流石にどういうものかは知ってますよ。ゲームとかであるあれでしょ?


でもこの世界の進化とか分かんないっしょ。


例えば進化条件。この世界にレベルは存在しない。ゲームの場合、レベルが一定以上になると進化する。


じゃ、この世界は?レベルがないのにどうやって進化判定するんだよ。


「あ、もしかして進化知らない?」


「もしかしなくても知らないっすね。出来れば一から百まで教えて欲しいんすけど」


「うん分かった。進化っていうのは――」


と、その後あらかた教えてもらった。ボケで百って言ったのにスルーされた。所詮俺はツッコミ担当という事か。


まず、進化の条件は存在値というものが一定に達する、又はそれぞれの種族の特殊条件を満たすなどだ。


じゃ、存在値ってのはなんだ?


それは文字通り、この世界での存在の大きさらしい。【鑑定】とかでは見ることできなく、数値化もされていない。


この存在値はスキルの獲得や、技量の上昇によって上がる。他にも魔物を倒したり、方法はあるらしいがそれが一番効率的らしい。


中でも支配系は存在値が上がりやすく、その分強い。


支配系はエクストラルスキルがほとんどだが、それに対する大抵の事ができるようになる強力なものだ。


当然獲得するのは難しい。


そして次に進化するとどうなるか。


進化するとまず種族が変わる。例えば竜が龍になったりだ。


そして固有スキルの獲得。種族が変わればもちろん固有スキルも変わる。その種族特有の固有スキルの獲得が出来るようになるらしい。


出来るようになるというだけで必ず獲得できるわけではないが。


そして次が進化の目玉と言っていい、進化報酬(シフトボーナス)だ。


低確率かつ、ランダムで所持スキルが進化する。進化する数は存在値が関係しており、一個しか獲得できなくてもその一個で存在値が上がれば更に進化報酬(シフトボーナス)が発動する。


なんという素晴らしい力だ。うまくいけばオリジナルスキルが更に進化するって事だろ?うっわー。


てか何気に言ってたけど、スキルも進化するんだな。


これはこれは単に技量の上昇でだけど。


でもそう考えたら【勇者の連れ】って強くね?技量上がりやすくなるって。微だけど。


話逸れたわ。


つまり、進化をすれば強くなるという事。誰でもわかるな、これ。


「じゃ、龍になるように育てるのも強くなるのに必要ってことっすね」


「なんかシノムラ君勘違いしてない?他人事みたいに言ってるけど、君も進化できるんだよ」


「え?」


全く考えてなかった。でも人族の進化ってなんなんだ?


「分かってないか。じゃ、それも教えてあげるよ」


人間が進化する方法は三つ。


特殊なスキルを獲得する事。

【融合】を使う事。

普通に存在値を上げる事。


まず、特殊なスキルとはなんなのか。それはセフィさんにも分からないらしい。


なら言うなよ!って思ったけどぐっと堪えた。この世界に来てから俺スッゲーツッコむの抑えてね?俺偉い。


全部は知らないというだけで知っているものも一応あるようで、何なのか聞くと【天変地異】だとかだそうだ。


そんなんを人が獲得できたら最強すぎ、出来るわけねぇだろ。と言いたいが本当らしい。


そいつは何でも半神(デミゴット)に進化したとか。


そりゃあな、そんなスキル持ってたら神にでもなれんだろうよ。


そしてその情報だけで、それは無理だと悟った。


もう一つの【融合】というスキルは他の生物との合体のことだ。


融合進化というらしいがそこは関係ない。


融合って怖すぎて使えんだろ。


因みにこれも獲得するのは難しいらしい。


最後に存在値の上昇。


人間の存在値による進化先は仙人。


名前からしてメッチャ修行せんなんっぽい。そしてその予想は正しく、人間はただスキルを獲得して存在値を上げても進化せず、それ相応の努力が必要と教えてもらった。


身体の技量の上昇。長い修行の末に出来る進化。そんなもん今からしてられっか。


・・・ダメじゃねーか!!


ただ、種族を変えるなら他の方法もあるそうだ。


【同一化】を使う。

他者のスキル能力。


【同一化】は精霊と契約して心が通じ合えば使えるようになるらしい。


能力は、時間制限付きの【融合】。一定時間の対象との合体。


でも精霊って何処にいんのさ。セフィさんは知らんらしい。


二つ目は、例えに吸血鬼(ヴァンパイア)を使うと分かりやすい。


吸血鬼(ヴァンパイア)の固有スキルの【眷族】は噛んだ相手を吸血鬼(ヴァンパイア)にし、ある程度の命令権持つことのできるスキル。


抵抗(レジスト)をミスしただけでもう自我が無くなるようなものだ。


やっぱりダメじゃねーかよ!!


その日はもう時間となったので戻ってみんなと合流することにした。

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