表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/108

露と言葉と朝焼けを


 左脳論理に時計はなし

 右脳予感に鳴る音はなし


 ここはせめぎ合う修羅の国

 硬い城壁なかには街

 道はいつでも開いているが

 通いだす者はひと落ちの露


 左国は抗う血を持つけれど

 なべて城山不均一

 空のような視界を持てど

 あまりに粗末で聞き分けがない


 右国は築ける血を持つけれど

 豆腐と幾何学ばかりだな

 蟻によく似た力を持てど

 彼らに期待はできぬのだ


 いつか止水のごとく晴れ

 互いの門戸を越えるとき

 丸と珊瑚の火花が散って

 炭酸ゲノムの炸裂団だ


 僕はいつでもそれを待っている


 いつかいつかと待ちわびている


 ひらめきの園で踊りたいのだ


 ラピスラズリと陽射しのワルツ

 

良ければなにか残してね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ