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音楽
瞳の中で連立星符
加えて暗夜の時おぼろ
結ばれる日が来るだろうか
それを知るのはいつなのだろうか
穿って穿って三千界
より蒼きものへ敬礼を
泳ぐ旋律視界はどうでも
より碧きものへ礼賛を
生命分子の味がする
選んで睨んで黒の五線譜
立ち上がる日はもう訪れる
四足から二足黎明の月木
空を刺すのはいつかの僕ら
あれから宇宙のどこかを指してる
覗いて蒔いて緑翠釣鐘
生えたそこから鳴り響く
絡まって咲いて枯れていく
極相林にもあだなして
新たな芽吹きとたよりの季節
良ければなにか残してね




