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理想的小説


 黒い黒い未観測宇宙

 暗い暗い未誕生世界

 そこにとんとん、光を垂らす

 あるいは魂、あるいは涙

 綺麗な喜び、悲観の叫び

 白いうさぎの断片や

 霧の濃い場所を捕まえて

 月の欠片もひとつまみ

 ひたすらそういう白光を集め

 (もちろん白光はごく微細で

 抽出するのは時間がかかる)

 黒真っ暗な空間を白で満たし

 残ったごく限りない黒の部分を文字とし

 その黒さを誰かにすくってもらえるような

 そんな小説はございませんか?


 理想で際限のない、私世界小説

 

良ければなにか残してね

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