人生93井上対和久井2
さーてどうするかな?兄貴は何となく牛刀を上に投げそれをキャッチし、まぁでも近づくしかないよな、兄貴は再び前進する。
何度やっても無駄や、奴はまたチャカで応戦していく。
兄貴はそれを掻い潜りながら奴に近づく、それじゃおんなじ事なんだよ。
奴が兄貴の顔に再びチャカを構える。
その時兄貴のダッシュのスピードが上がり、奴へ近づく奴はいきなり目の前に兄貴がきたんだ。
兄貴は牛刀を左手に持ち変えて奴の右手を掴む。
兄貴が奴の右腕を引っ張り奴の左手に背中を見せる。
そう兄貴はチャカでの致命傷をされる為にやっていた。
しかし兄貴の牛刀は刃渡りが長い、あれでは牛刀が振りづらい。
その位置じゃお前の牛刀じゃ斬りにくいだろ。
奴は兄貴の背中にチャカを撃つ、痛ってえーなこの野郎
奴は理解出来なかった、何で弾丸が通らないんだ?
そのぐらいの口径なら弾丸は貫通しないんだよ。
じゃ何で避けてんだ?そりゃ痛いもんは痛いからなそりゃ避けますとも、くっそ野郎。
すると兄貴は奴に言う、いいか?包丁はな押し付けるだけでは真の実力を発揮せえへんのや。
何言ってんだあの野郎は?平野はそう思った。
兄貴は奴の右手に牛刀のあごをつける。
兄貴は牛刀で奴の右手を引いて斬りつけた。
奴の右手は兄貴によって斬られる。
右前足カッティング、兄貴はそう言いながら奴の右手を斬りつけた。
奴の右手を持ちながらまずは一本柔道なら勝負ありだがこの試合はどっちが命尽きるまで終わらねぇー。
奴は左手に残ったチャカで兄貴を撃つ、兄貴は後ろに後退する。
そう奴は片腕になったのでリロードがやりにくいのだ。
その腕だとリロードしづらいだろ〜お前が弾丸を無駄に使うのはお前の命を削っているもんだ。
兄貴が壊した壁の破片を奴に投げつけ、ヒャーハー、奴は投げつけられた破片を避ける。
もう無駄打ちは出来ねぇー、奴は兄貴が投げる破片を避けながら考える。
奴のは何故か弾丸が通らない、弾丸が効かないならナイフも無駄だろう。
次回に続く。




