人生67火倒発瑠怒の詐欺宮と謎の男4
車で移動中
しかし兄貴が説明するなんて珍しい事もあるんですね。
何かあったんですか?いや、何となくな。
まぁ深くは聞かないことにします。
そうしろ、俺も良くわかっていないのだ。
何か、調子が狂うんだよな、アイツ見てるとよ。
そうですか、そぉ言うと平野は笑った。
そして奴らを溜まり場に着いた。
ここです兄貴、見張りがいますね。
そのまま突っ込めや、その場のノリや。
何ですかそのノリは、たまに人を轢きたくなるやろ。
それや轢けや。車がボッコボッコになりますよ。
ええんや、多少の無茶は許されるからな。
こんな機会そうそうないぞ?普段なら裕は絶対に許さんからな。今がチャンスや、やれ!!
はい、分かりました。
おい、何か音しないか?そういえばそうだな。
何だ?あの車こっちにきてないか?
おい、ここは俺達の溜まり場だ、何処かに行かないと処理するぞ、この野郎、何だこの車止まらない。
やめろ、くるな。
兄貴の命令で見張りの奴らを轢く。ドーン
ヒャッホー、人って轢くとこうなるのか?
良い経験になったな、平野?
こんな経験する必要もないですけどね。
そのまま突っ込め、その方がおもろいやろ。
俺達はそのまま車で突っ込む、ドアを壊して入って行く。
何だ?げっ、車が突っ込んできた。
車で奴らを轢いて行く。
しかし奴らも反抗する、奴らはチャカで車を撃つ、しかしこの車は防弾だ。
チンピラ程度のチャカではびくともしねぇー。
タイヤを狙え、そう指示をする奴がいる。
恐らく奴がボスの詐欺宮だろう。
分かりました詐欺宮さん、おいお前らタイヤを狙え。
バンバン、奴らはタイヤを狙い始める。
このタイヤも特別仕様だ、そんな豆鉄炮では、今もねえー
な。
なんでだ、この車全然止まらないぞ。
詐欺宮が思う、恐らく防弾の車だろう、金持ってんな。
奴らでは止まらんな、暫く様子をみよう。
結構奴らを轢きましたね、あぁそろそろ良いかな。
車から降りる、ボスは俺がこの手で私刑にする。
はいどうぞ俺は残りの雑魚どもをやっておきますから。
俺は車を止める、ガチャ兄貴が車から降りていく。
おやおや車から出るのかい。そのまま車にいた方がいいんじゃないのか。
お前を直接倒さないと気が済まないのでな。
それに車止める位出来んだろ。
特に何もせずに見てたもんな。にやーと兄が笑う。
さぁやろうよ、倒してやるよ。
井上VS詐欺宮
兄貴がまずは詐欺宮に向かって行く。
そして兄貴は詐欺宮に牛刀を振る。
斬り斬り斬り刻んでく、お前の体はバラバラだ。
何だアイツ?何で包丁で闘うんだ?
詐欺宮はそれをナイフで受ける。
ふん、おいおい受けてんじゃねーよ。
いやいや受けたらくたばっちまうだろ?
奴は受けると同時、奴は兄貴を殴りに行く。
兄貴はそれを躱わす、兄貴はそれに怯まず牛刀を振り続ける。
詐欺宮は受け続けるが、兄貴の牛刀は特別製で普通の物より刃渡りが長いし分重い。
段々と詐欺宮が押されて行く。
くっそ奴の攻撃が重い、何でこんなに重いのだ。
奴は兄貴の命令の秘密を知らない。
奴はどうやら料理もしないし、ちゃんと包丁も見ていないからこれが普通の牛刀を見た事もないんだろう。
くっそ、これを使いたくはないが使うか。
そう思うと奴はダイナマイトを懐から導火線を兄貴に見えない角度で取り出す。
次回に続く。




