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人生その51メリケンサックの平宮と投げナイフの中原2

しかし全て避けきれず腹に2発もらってしまったんだ。

やっと俺の距離になった、そう話すと奴の腕を掴む。

だがそれも無傷で手に入れた訳ではない、左脇にナイフが

刺さり、銃弾も当たっているんだ。

ここからも我慢比べだ、どちらかがくたばるまで、

攻撃を続ける。

そして遂に兄貴のパンチが当たる。

兄貴の右ストレートが奴の顔面に突き刺さる。

奴は兄貴のパンチを喰らいながらもナイフを刺しに行く。

すると兄貴は、奴の腕を離し避ける、何、離しただと

奴は驚き一瞬隙を作った。

兄貴はすかさずテンプルに左フックを奴に浴びせる。

奴の脳が少し揺れる。

奴は視界が揺れて見える、ヤベェ視界が揺れて見えてる。

バランスを保つのもしんどい。

奴はナイフに手を取り投げ続ける。

今奴はナイフの残量を気にしてられない、ここで視界を

回復させなければならないからだ。

しかし闇雲に投げたナイフなどで兄貴は止まらない。

兄貴はナイフを避ける、また避けにくいナイフは致命傷にならない様にする。

兄貴も削れていくがここで自分の間合いを離れる事はしない。

兄貴にとってはここがチャンスでもあるからだ。

奴はそれを分かっているからなんとかしてこの距離にいたくないんだ。

しかし奴のナイフが兄貴に致命傷を与える前に兄貴が、

空手の正拳突きの様なストレート奴の心臓目掛けて打つ。

完璧に捉えたそのストレートで奴の動きが止まったんだ。

奴は意識はあるが動く事が出来ない。

なんだこのパンチは?体が動かない、やばい、動け俺の体

しかしそれも虚しく、兄貴が同じ箇所にもう一度ストレートを放つ。

それが奴にクリーンヒットする。

奴は耐えきれなく、口から血反吐を吐く。

奴は心臓に大きなダメージを受ける。

くっこれはやばい、心臓のダメージが酷い。

酸素が体中行き渡ってねぇ、動けない、何も考えられない

奴はもう動く事が出来ない、そのまま兄貴がラッシュをする。

奴はもう動く事が出来ないが兄貴はラッシュにフェイントを交えながら打つ。

兄貴のラッシュを受けながら奴はその意識が朦朧としながらこう考えていた。

こいつは強いもう動く事も出来ねぇ、もうパンチすら反応する事すらも出来ない、こんな奴と直接闘うんじゃなかった。

もっと奴の行動を制限できる状態にすれば良かったな、

奴はそう考えながら奴は仰向けに倒れたんだ。

やつが倒れながら兄貴に言う、飛び道具位使った方がええ

インファイトしか出来ないと分かったらやりようがあるからな。

まぁそれでも俺はお前に負けちまったけどな、いやな人生だったが最後に死力を尽くして戦えて良かった。

そう話すと奴は息を引き取った。

いやー奴は強かった、こんなのが後12人もいるのか。

兄貴終わりましたね。

あぁ結構ギリギリだったな、飛び道具を使えたらもっと

楽に勝てたかな?それは分かりませんが使えるなら使った方が良いのでは?

そうだなそれも考えるか、兄貴の思想を変える位強かったのか。

この闘いはこれから熾烈を極めていきそうだ。

そうこの闘いは熾烈を極めていく。

次回に続く

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