プロローグ
前書きというか作者の言葉みたいになってしまうんですけど、前も同じようなの投稿したんですね。
まあ始まりから全然しっくりいかなかったんで最初から作り直してプロローグを投稿し直したってわけです。
こっちの進捗は順調だから以前のを見てくれてた皆様方大変申し訳もおもいながらいつやり直そうかと思い悩んでてそれが実行できて少しスッキリしております。
では、みなさん神話の書物には載ってない不同分开神話の本当の本編。
お楽しみにください
神話とは、誰かが作り上げる物か
人が作った御伽噺か。
それとも人間の以前の者が築いた史実か。
真意は無い。
日は九つを有し、月は光から神秘を産む。
彼の者達は副産物か。はたまた残り者か。
之も又、真意は無い。
死から生まれ、腐敗から繁栄する。
辺りに腐敗臭がたちこみ、それが消える
大地は幾つある
空は幾つある
海は幾つある
元より孤独、元より離。
ここに、人、妖、神がいる。
彼らはなにより同在する。
後世は夢物語と嘲笑う世の歴史。
「何故繋がる」
ここに男が居る。いや、『概念』が居る。
人の姿を保ちながらも、生物ですらない。
云わば奪われた存在。云わば…
この世の災が恐怖する。
それに向かって激怒する者達。
異様さに眼が踊る、
人は哀れ、妖は愚か、神には目も当てられない。
布を見て麻かと疑い、毛織物を見て毛皮かと驚く。
銅を見て泥かと嘆き、薬を見て砂かと思う。
鏡を見て水かと呟き、技を見て神秘かと言い張る。
「進むのは世代か」
そこに又一人現れる。
『概念』の荒んだ黒に相対し、瞼も霞むような純白。
「世代は進むに連れる月水に過ぎない」
『純白』の声が『概念』の耳に燦然と突き刺さる。
「顔のない僕らがどうして顔をつけられたか」
『純白』は空に問う。『概念』は問われた空を見る。
「応なし」
「亡なし」
二人は、真摯な口調で、滑らかに語り始める。
プロローグが終わりましてね、案外1章の更新は早めになるかと思います。