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東方零刻記  作者: 見習いにゅーびぃ
7/8

訓練です!

穢れとかの設定はあんまり小説の内容では出す気ないですね。


俺が永琳の護衛について、あれから三ヶ月たった

特に変わった日々は送っていない、永琳がいないときは毎日ここの家の召使いの家事を手伝い、永琳がいるときは色々と世話をする。

ときには八意家当主とその他の会議の護衛などもして入るが…まだ数回しかやっていない。

あ…、親衛隊と手合わせも10日間隔でやっているか!

ただ、その親衛隊のほぼ全体が永琳作の武器を使って戦っている。

別に武器を使うなとは言わないが…自分自身の霊力?的なものを育てたほうがいいと思う。

じゃなきゃ…武器破壊されたり、使えなくなったりしたとき、確実に喰われる。

まぁ、それでも全員がそれじゃないだけましなのかな?親衛隊の隊長とその部下の一部がしっかりと武器の使い方以外もやっているしな。


そーいえば、その隊長に子供が出来たと聞いたなー、おめでたいな…うん、おめでたい!

ここは何か逸品を渡して祝福したいが…なんせ一文無しだからな…お察しってやつだ。


まぁ、こんなふうに何事もなく普通に日常を繰り返して過ごしていた。

そして、今日もそんな普通な日を過ごそうとしていたのだけれど…そんなわけにもいかなかった




「れいぃー!ちょっとこっちに来て」


「はーい!!少々お待ちを!

………お待たせしました!何用でしたか?」


呼ばれたのでなる早で居間に行くと、そこには永琳以外にもう一人いた。


「え、と?どうしてここに、隊長さんがいるんですかね?永琳様」


「どうしてって、それは隊長さんが貴方に、そして私に、頼み事をしにきたからに決まってるじゃない」


頼み事を?永琳だけでなく?俺にも?


「因みに私はもう、聞いてその頼み事の内容を許諾したわ。お父様も私よりも前に話しを通して了承を貰ってるらしいわ」


んん?容量が掴めないぞ?結局どういう頼み事なんだ?


「永琳様…、まったく話しがみえないのですが」


「そうね、まだ何にも聞かせてなかたったわね。

隊長さん、説明と頼み事の内容を教えてあげなさい」


そこで、漸く今まで寡黙だった隊長さんが口を開く


「はい、わかりました。

零君…まず、確認をさせてくれ。」


「はい、なんです?」


「私に子供が出来たことを知っているだろうか?つい何日かまえに公になっている話しなのだが」


「えぇ、勿論…知っています。

で、それと今の話に何の関係が?惚気なら余所でやって欲しいのですが」


たぶん、知らない人なんていないんじゃないかな?…それとウザイです


「は、は、は、…惚気るわけではないよ。

いや、なに私もその子供関係でな最近はほぼ隊の方に顔出しを出来ていないのだ。

ただ、そこで気になることがあるんだよ」


そこで隊長は一旦口を閉じ、間をあけて口を開こうとしたところに零は先取りで


「部隊が怠けていないか、しっかりと見張りをしているのか…とかですよね?」


隊長が気になっていることを言う


「そうだ…

一応副隊長に任せているのだが…やっぱり気になってしまう。

だからそこでな…私がいなくても他の者を引っ張っていけると信頼を置ける人に任せたらいいのではないかと思い至り」 


はっはっーん、わかった…わかったぞ…!

流石にわかってしまっちゃぅぞ?これ

つまり、その、親衛隊の見張りを頼まれてくれないかということだろ?


「なるほど、隊長さんは俺に見張っといてくれと、そー言うわけなんですね?」


「いや、厳密に言うと…ちょっと違うな」


ふぁっ…なん…だ、と!!?何が違うという!?

あ、おい、永琳…笑うんじゃない!!


「と、言いますと?」


とりあえず、他のことは後回し!まずは、しっかりと頼み事をきかなければ


「はい、零君に…親衛隊に入って他の皆を鍛えて貰えないだろうか、という頼み事だ」


……は、ひ?ふぇ?…俺が親衛隊にはいる?はっはー…ばっかじゃねーの!!?ばっかじゃねーの!ばっかじゃねーのぉ!!!そんなの無理に…決まって……、る


「これから、育っていく子供のために…もっと安全な環境が欲しいんだ…。それには零君の助力が必要だ!」


「…………」


俺は弱い…そこらの妖怪には勝てるが…まだ、弱いんだ。そりゃ、ここの村の人達よりは多少は上だ、だけど…それだけだ。

吐出したカリスマ性なんてものは持ち合わせておらず、集団の戦略も頭に思いえがくことができない…

今まで、一人でやってきた俺が親衛隊に入って

上手くやっていけるのか?…他の皆を強くさせることができるのか?


「駄目だろうか?」 


……ここで受けなかったら…別のところで後悔するような気がした

それは、一人でいるときのものよりも、もっとひどい何かでだ。


「わ、かり…ました、親衛隊に入りますよ…

けれど、鍛えるといっても、そこまでたいしたことはできないかもしれないですよ?

あくまで、やるのは本人次第ですし。」


「いーや、それでいいよ!いやぁ…快い答えが聞けて良かった良かった!

あ、あとこれは私情なんだが…俺の子が大きくなったら、個人で稽古をお願いしたい」


「はぁ~、…まぁいいですよ。

それも八意家当主、永琳様に話しを通しているんでしょう?」


「えぇ、そうよ」「あぁ、そうだ」


「なら、もう…それが全てですよ…今はここの護衛…いや、もう執事みたいなもんですから…主人の動向に従う」


「あら、良いわね…執事…

本格的にしてみようかしら、ねぇ?零?」


「………、そ、そのうち…にお、お願いします」


「ふふっ…ははっ!零君は完璧に下に敷かれてるな…!」


「五月蠅いですよ、隊長さん!自分だって嫁のしたのくせに」


隊長はウグッと声をつまらせ、永琳はそのやりとりをみて笑う…

これからいつもより忙しくなってくるな…









「えーと、そーいうわけで今日から正式に親衛隊にはいることになりました!よろしくお願いします」

そして、翌日俺は、副隊長に頼み隊員を集めさせ挨拶をした。

反応は様々だった

嬉々とするものもいれば、嫌な顔をするやつもいる、無関心なのはいなかったが…なかなかにいやな環境だと思う。

訓練中なのに緩みきったくうきを含めな





そして、親衛隊にはいってから3年が経過した。

その3年間の間に隊長さんはまた1人新たな子供を

…家族を手に入れていた。お陰で隊長はまだ戻ってきていない。ホント、いい迷惑だね!負荷が俺らに回ってくるんだよ。

………最近の夜の空気が重いから一緒に居たくなるのは分からないでもないが


「零先輩!!なーに1人休んでるんですかー?

私達は訓練してるのに1人だけ休んでるなんていい御身分なんですね!」


彼女は月見、去年くらいに入隊してきた若者だ

と、いっても俺よりも一つだけしか歳の差はないけどなー

因みに、他の連中が訓練を真面目に受けるようになったがほぼ1年前だ…

_____

1年前


「え…と、月見と言います!まだまだ若輩者ですが…何卒よろしくお願いします!」


当初のイメージは『天然ドジっ娘』というイメージをいだいたね…だって、ねぇ?わかるよな?


…んっほっおん!失礼…取り乱してしまった。

月見が入ってから1週間がたった日にそれは起きた


「なんか、思っていたのと全然違いますよ…先輩!」


「なにがー?」


「なにが?って?…決まってるじゃないですか!!この訓練の感じですよ!」


「そーは言ってもなぁ…俺もしっかりやるよう説いたんだがなこれ以上にはならなかった。

まだ、これでもましになったほうだぜ?」


そうそう…、まえなんか好きなことを各自にやってたしな…まぁ、其奴ら全員一回組み手して勉強させてやったが


「私…もし、彼氏作るなら先輩みたいに一生懸命やっている人がいいです…」


飛躍しすぎだ…、なぜ急に彼氏どうのこうのがでてくる

そして、男性陣!!急にやる気出してどーしたんだ?まさか月見の一言だけで、とは言わないだろうな?


「大抵そーいうふうにしてるやつは早死にすると思うんだが?」


「フフッ…何処情報ですか?それ」


ぁあ?ん~?もちろん


「俺だな…情報源は俺だ」


「なら安心ですね!先輩の話なら信じなくて

でも、そーですね…やっぱり早死にして欲しくないので…その、そーいう彼氏ができたら…しなないように強くなってもらいたいな」


こっちを見て言うな…勘違いするだろ 

あと、男性陣の視線というか死線が痛い


_______

今思い返してみても…ホント、単純だな。


「とりあえず!先輩も訓練参加して下さい!!」


腕を引っ張られ動かざるえなくなったため


「はいはい、わかりましたよ~」


素直に訓練につきあうことにした



規定の訓練が終わり、今は自主時間(休んでいても可)

ホントは俺も休みたいのだけれど

そーもいかないらし

 

「そーいえば先輩っていつも無手ですけど、武器とか使ったりしないのですか?」


「う~ん、そうだな…使えないことはないと言っておこうか」


「あ、使えないんだ!先輩一回組み手しましょうよ!お互い武器装着で!」


えー、ヤだよそんなのめんどいし…と俺は嫌そうな顔をするが、それは逆効果だった。

月見の誤解がより深く確信をついたとつけ上がらせてしまったみたいだ…

ここは仕方ない…お勉強をさせてあげるか


「は~、分かったよ

やればいいんだろ?後悔するなよ?」


「ふふ~ん、初めて先輩が負けた!というレッテルを貼り付けてさしあげますよ」


「んで、武器は何にするんだ?

お互い同じ武器にするのか?」


「いえ、武器は好きにしてもらって構いませんよ!私は最近新しく開発された『銃』というものを使います!」


銃…それは俺が元いた世界でもよく戦争に使われていた。

霊力を持たない者の兵の主な武器だったそれは、その時代でも普通に脅威だった。

そんな画期的なものがなぜ、この時代にあるといえば………、1人しか思い浮かばない

永琳だろうなぁ、きっと…俺の端末に入っている情報をもとに試作品を作り、試行錯誤して実用化まで完成させたのだろうな。


「それが、どーいった武器かは知らないが…俺はこの剣にするわ」


勿論知らないなんて嘘だ…

相手にわざと知らないアピールをして、油断させる。そしていざ対戦となったら完璧に防ぎ…相手を驚愕させる…それは隙となり攻めるチャンスになる。


「わかりました!では移動してやりましょ!」



____少女等移動中____


「んじゃー、このコインが落ちたら勝負開始ってことでぇー」


そういい、俺は金をとりだす


「オッケーです」


月見は準備を整え、そう言った。

それを確認した俺は、指にコインを乗せ上へ弾く

ぴっん!と音がなりコインが回転しながら高く舞う、そして…回転しながら地面へと近づく

そして、チャリン!と音がなる…

戦闘開始だ!

人の暗い感情の表現とかも、なにげに難しい

そして、戦闘シーンも…難しい

まぁ、それは次回ですけど

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