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東方零刻記  作者: 見習いにゅーびぃ
5/8

八意

戦闘シーンってどう書けば面白く、尚かつ想像しやすくなるのかな?

神はもう戻っていったし、これからどーしようか?いや、これホントに何すればいいの?

空気が美味しい!現実世界よりも森が神秘的だ?今この状況ではまったく無関係だね!

んー、ありきたりなのは村を探してそこに住まわせてもらうってのが展開的にそうだよねー。

けれど…探すにしたって場所も方角さえも分からない。

うん、結構無茶な難題だなー。

移転物の主人公の苦労さが身にしみて分かったぜ


「とりあえず川が近くにあるかくらいはしてみよーか」


近くに川があるなら、それに沿って上流、下流を探索していけば人に、村に出会うだろ。

水がなければ暮らしていけないからな…

ただ、妖怪もそれは人間と同じなんだろうな、程度の差はあれど


「おーし、一旦ここで休憩にするぞー」

「「ようやくかー!やっと休める!」」


場所変わって10分まえ。

男性2人少年1人が川の近くで休憩をしていた


「ここから川に沿って上れば村が見えてくる、妖怪にさえ会わなければ今回は大収穫として持って帰れるぞ」

男性のうちの一人が背中に背負っていた荷物を手で触りながら真剣なこえで言う


男性2「そうだな…今回も被害無しで遠征を終わりにしたい」

少年「大丈夫さ、流石にここ周辺には妖怪でも近くには来ないでしょう…村に近いわけですし」


会話をしていく度、緊張感がほぐれていき周りへの警戒が緩んでいく。

休憩をとってから一番最初に声を出した男性さえも気を緩めていた。

なぜなら、少年が言ったことが事実だから。

村の周辺には力がある妖怪といえど近寄れない…


「よぉーし、そろそろ行くかー!」

「「りょーかい!!」」


だが、それは普段普通の話であって、世の中にはそれが通じない時もある。そう、例えば…100%近寄れない化け物がいたりとか


「アオォーーーン!!」


「「「…っ!」」」

出発しようとした瞬間、その進行方向にいたのは動物ににた妖怪…狼の妖怪だ

特徴としては餌を見つけたら近くにいる仲間を呼び、集団で狩りをすること。 

出会ってしまったら、何の戦闘力もない人の場合…即壊滅するだろう


男性1「な、仲間が集まる前に…に、逃げろぉ!!」


咄嗟に指示をだし逃げろと言う、意味ないことを理解しているが本能がそう訴える。


_アオォーーーン_

「ん?犬の鳴き声かいまの?」

それだったら飼い主がいる…つまり人がいるところに行ける!!


零はそう考え声が聞こえた方向にむかって走り始めた。


そして、近くに行って漸く異変に気が付く…

「獣くさすぎないか?」

そう、いくら犬とはいえどくさすぎる…

「妖怪でも、ま…関係ない」

すぐに、妖怪の可能性を考えたが…においのことをなんにもしないということから恐怖に値しないと判断する











おいおぃ!まじかよ!あれ?人だよな?

何かラそんなに逃げてるんだ?

「とりあえず、声かけてみるか?

おぉーい!ちょっと待ってくれよー!」


悠長にそう零は声をかけるが


「おい!何やってんだ!逃げろ!近くに狼の妖怪がいる!今見つかったばかりだからもしかしたら逃げ切れるかもしれねぇ!」


返ってきた言葉は…逃げろ!死にたくないだろ?

と切羽詰まった返答


「あー、なるほどねぇ

じゃあ、尚更止まってくれねぇか?その妖怪を返り討ちにするから」

そして、その返答に…また軽い感じで返す


「無茶を言うな!妖怪は人間より遙かに強い…武器がない俺達とお前じゃかなうわけねぇ!」

そして、その言葉を聞いた零は少し頭にきた…

瞬時に身体強化をして

「良いからとまれっていってんの」

中々止まらない集団の先に回り込んだ


「何もしてないのに負けるとか思い込むんじゃないぜ?ここは一旦俺に任してくれないか?最悪俺が身代わりになる…。

どーせ、分かってんだろ?自分達よりも遙かな存在の妖怪から逃げ切ることは出来ないって」


「チッ、いけすかねぇ奴だな…、おまえ…

解った…一旦お前に任せる、が負けそうだと思ったら俺達はお前をおいて逃げる」


「それでいいよ」

そんなやりとりをしてるうちに、狼達は8匹と増え、周りを包囲した

「なるほどー、集団狩りの常識は持ってるのか」

よっしゃ、初の戦闘だし…あんまりはしゃぎ過ぎずにやりますか!


「グルルルッ…バウッ」


おぉ、いきなり3体同時にくるか…まぁこれくらいの早さなら身体強化してる俺を翻弄するには足りないなー。

右からジャンプして飛びかかってくる奴一匹、したから左右二匹か

後ろの奴らはこちらの様子見か

念のため、あの男三人組に結界張っとくか


「っ……!」

しまった、木の上から来るとは思ってもみなかったな…けれど、意味ないんだよなぁ。


まず、ジャンプで攻撃してきたやつを足蹴りで飛ばす

「キャウン…」一発ko

そして次は上!

爪で引っ掻こうとしてる腕をすると回避し、首もとをつかみ、ジャンプしながら下に投げつける

投げつけた速度が尋常じゃないから地面にあったた瞬間骨が折れたおとがする

ただ、投げられた狼ではなく、下から左右に迫ってきていた狼二匹が。

そしてとどめと言わんばかりに直下げりで下にいる三匹をノックダウン


「「「…、すげぇな」」」

そんな瞬時の攻防を見て三人組は感嘆を漏らす


よし、一気に4匹倒したし、あと4匹だよな?

「んん?あれ?なんか増えてね?」

うん、増えてるね、7匹に…3匹増えたね。

間違いないな

面倒だし、一回能力試してみるか!使い方解らんけども!?


「えぃ!」

そうかけ声をする。周りに緊張感が漂ってなかったら、…妖怪が一瞬でバラバラになってなかったら笑われていただろう


「おー、なにこれ…強過ぎん?」

_無干渉物理分割_

なんか変なことが頭に浮かんだが…、そんなことどうでもいいな


「お前、強いな!助かったぜ」

少し能力の、強さに感激を覚えていた零に男性が話かけた

「ん、当たりまえよ!じゃなきゃあんなこと言わねえよ。

それよかさー、この辺で一番近い村に連れて行ってくれん?」


男性2「おぉ!あんたも村に用があるのか!丁度いいや俺らも行くからよ着いてきなよ」


なぜか、違う男性から返答が返ってきたが、異論がなかったので零はそのままついていった











そのあと何事もなく村についた零だったが、初めてみる顔ということで少し検査をされた。

結果は普通にok村にいても良いと解放


「なのに、なんでまた呼び出しくらってんですかねー?」


だがしかし!また警備の人に捕まってしまった

しかも、なんかに乗って移動しながら

「まだ、何か用あるんですかー?」


「えっとな、お前を連れてきたあの男性達によるとお前は妖怪を相手にしかも大群を相手に圧勝したらしいじゃないか」


「あー、まぁね?あれくらいの強さなら他の奴らでも出来ると思うが?」


「出来なくはないが人が限られてくる。

その話はおいといて、まぁ、そんな異常に強い人を見たいと…八意家のお嬢さまが仰ったんでな…またこうして捉えられたのだよ」


「うげぇ、ちょっと面倒そう」

まじで?こんな俺なんかみて何の得になるの?

寧ろ、俺みて「なんて、心が腐ってる人なんでしょう」とかいうマイナスしか得られないぞ?


「よし、ついたぞ」


「普通にいえでかくね?」

うん、普通に…ものすごく…でかい


「とりあえず中に入れ」

「ひゃーい!」


家の中は普通にキレイだし、古い感じはしないが、なんか新築感も感じられない。逆にリラックスしやすいな…いやいやいや、お嬢さまとか言われるとこの家だぞ?リラックスして粗相をしでかしたらやばい…気を引き締めなくては


「よく、来てくださった…旅のお方」


んー、と誰かな?考えしていてまったく気が付かなかった…。


「私はここ、八意家の当主の使いでございます。

ただ、今当主はある会議に出張っており、おられません。」


あー、よかった!まだ名乗ってなかった!…そこじゃないな

「あー、えっと、では誰が自分と会ってみたいと仰ったので?」


「当主とその妻の娘でございます」


はぇー、なんじゃそりゃ、なんか嫌だなぁ…俺子供あんまり好きじゃないんだよな←(まだ、14歳)


「なるほど…解りました。」

結局は粗相にならないよう振る舞うのは変わりない!


「くれぐれも…お嬢さまの機嫌を悪くしないでくださいね…」


ん、まさか俺なんかされるのか!!?怖っ!

「ゴクリ」


「私の仕事が増えます故」


うん、解ったぜ…それはふりだな?困らせて、不機嫌にさせて仕事をくれという!!


「善処します」


 







「この先の部屋がお嬢さまの部屋となっております…どうぞお入りください。

入りおえたら私は家事に当たりますので退席します」


「あ、はい、ありがとうございました?」


家入ってからここまでくるのに3分とか遠くね?

広い家ってもんも存外良いものではなさそうだ。


「(ノックしてからの方が良いよな)失礼します」

ドアを開けた瞬間…やはり、女子特有の匂いがした…。思わずスンッとかいでしまった…

やばい…心拍数バンバンにあがる。おそろベし女子部屋


「いらっしゃい、私は八意永琳よ。よろしく」


「……………え、と…よろしく?」

おぉーい!ちょっと待って!あの使いの発言のせいで、てっきり、娘さんは我が儘な10歳くらいの女の子と思ったじゃないか!!

見た目的には、16歳以上には見えるぞ!?

なぜ勝手?雪先輩よりもスタイルがいいからさ!

あの先輩…女性の魅力皆無だぜ?…知られたら殺されそうだな…


「いつまで、立っているつもりなの?そこに座ったら?」

首をちょこんと曲げて言うな!現実では可愛くないだろう!とか思っていたそれを、貴方がやると…否可愛い人がやると…火力高すぎるでしょ!


ん…、ちょっと待って?今まで、特にして気にしてなかったけど、この永琳っていう子かなり可愛いな…やばいイケない妄想が膨らむ…抑えろ俺!


「し、失礼します?」

パニクってるせいで、緊張しているせいで噛んでしまう

「フフッ、そんなに固くならないでいいわ…もっと気楽にして」


そんなこと言われたら固くならないどころか、硬く太くなりますよ!!?


「さぁ、お茶にしましょう?」

やめて!そんな可愛いな笑顔で!言わないで!眩しすぎて直視できない!!

もうねぇ、自分の中での大人じゃない八意さんはこんな感じなんです…

キャラ崩壊しまくってるんです

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