流行りの小説について ~後編~
「小説」を何かに例えるなら、「料理」に近いのではないでしょうか。
同じ料理名でも、人によって使う材料や分量が違うので、その人の個性が出ると思います。また、たくさんいらっしゃっる料理研究家の中でも、平野レミさんのような【強烈な個性】と【独特なレシピ】はとても目立ちますし、料理が苦手な人でも作ってみようかな、という気持ちになると思います。
小説で言うと、面白い作品なら普段活字を読まない人もスラスラ読める、かもしれません。それには下記のようなことが大事だと思います。
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★「流行り」の作品で評価される(売れる)のは、
・【流行り出した頃の作品】
(→まだ作品の数が少ないので、「おもしろい」と読んでもらえる)
・時間が経ち作品が増えてからは、
→【全員が面白いと言う位の作品】
→【個性が際立つ作品】
の三種類だと思います。
★ 時間が経ってからの作品で、ランキングに入りたかったら……
・【小説の代名詞と言える特徴】
→ あらすじ
・【「登場人物」に独自の視点を持たせて「物語」を作り出すこと】
→ 作品の内容
が必須条件です。
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【昔からある題材を、作品にどう取り入れてどうアレンジするか】、【他の題材とどう組み合わせるか】が重要ということでしょう。
それが出来ると、「流行り」の作品でも、作者独自の作品になるのではないでしょうか。
「流行りの小説」について思うことを書きましたが、自己満足でも書きたいものを、楽しんで書いてもらえたら嬉しいです。