「エタる」という事に関するエッセイのご紹介と考察
※エタる(エターなる……):永遠の未完である。ネット用語。英語の形容詞「eternal(永遠の,果てしない)」を動詞化させた造語。
⇒ ネット用語であり一般的に使われる言葉では無いので、現実で使うことは控えた方が良さそうです。
長い間更新されなければ、目次のトップに注意書きが出て来ます。
【この連載小説は未完結のまま
約{2か月/3か月/4か月/5か月/半年/1年/2年/3年/5年/8年/10年}以上の間、更新されていません。】
半年以上更新を停止している作品には、追加でこのように出ます。
【今後、次話投稿されない可能性が{あります/極めて高いです}。予めご了承下さい】
ただし、半年や1年、2年と経っているのに、目次のトップに注意書きが出て来ない作品も稀にあります。そのため、あらすじに「※更新停止中」と書いてあると親切だと思います。
作品が更新されたと思ったら、最新話の本文に「更新を停止します」という内容を書いて、知らせて来た作品がありました。本来、これは活動報告に書くべきでしょう。停止することには納得しましたが、「最新話」をお知らせとして使ったことが不満でした。
ブックマークに登録している作品が更新されれば、当然「内容が更新された」と期待して開きます。直前に期待した分、普通に知った時よりショックが大きかったです。
『読者に伝えたい場合は、「あらすじ」で更新停止のお知らせと共に、「活動報告」で現状を報告して頂きたいです。それと「最後の更新+後書きでお知らせ」があれば、見落とす人はいないでしょう。』
定期的に更新していないなら、「ひっそり更新停止」でも良いです。最初に更新が難しいと思った段階で、あらすじに「※不定期更新」と書いておくと、読者は心構えが出来るのではないでしょうか。少なくとも私は、「この続きは読めないかもしれない」と思いながらも、面白いなら読みますしブックマークの登録もします。
しばらく経っても更新が出来ないと思えば、「※更新停止中」に変更すれば良いのでは。私は最終更新日を確認するので注釈はなくても大丈夫ですが、書いてあれば親切です。
更新できなくなったら、せめて最終部分の後書きで一言お知らせしてください。そして、もう更新しない予定でも、ブックマークに登録している読者が「1人」でもいるなら削除はしないでください。
私は、2008年7月から更新されていない作品を見つけてからずっと登録しています。
途中から読めなくなる作品を嫌がる人は、【-2-】の文章が出て来た段階で作品を読まないでしょう。それでもこの作品は、更新停止して半年後からの9年半で約7千人に読まれています。
これは、作者の方が「アカウントと作品」を残してくれたおかけです。もし、残していただけなかったら、私がこの作品に出会うことは有りませんでした。10年以上更新を停止されていても、私と同じくブックマーク登録をしている人が13人います。
だから、更新を停止しても作品は残して貰いたいです。
すぐ完結に出来なくても良いと思います。何年間か更新が止まっていた作品も、最近更新されるようになりました。受験生だったり仕事が忙しかったり、停止する理由は様々でしょう。ですから、書けるようになるまで更新を停止することは、悪いことではありません。
ただ、待てない人の中には厳しい言葉を言う人もいまが、そう言ってしまうくらい作品が大好きなのだと思います。一言でも「更新が止まる理由」を教えて貰えれば、理解してくれる人が増えるでしょう。自分の生活を大事にしながら、書き続けていただきたいです。
ゆで魂様の『その作品、きっとエタりますよ』
https://ncode.syosetu.com/n4568dt/
頑張って書いている作者の皆様にとっては、耳が痛い一言かもしれません。しかしながら、「エタる」ことに関して客観的な視点、また作者目線や読者目線でまとめられています。感想欄に他の読者さん達の意見もありますので、読んでみたらどうでしょうか。




