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評価について(返信・1)


 作品を評価する場所はページの下部にありますが、意外と気にしない人が多いのではないでしょうか。


 他人の感想欄やメッセージで「評価(宣伝は、交)してください(流サイトの掲示板で。)」というのはもちろん違反ですが、自分の作品内で「評価や感想をください」と書くことも駄目だ、と言っている人がいたので運営に問い合わせをしてみました。


(利用規約,第14条-禁止事項,15

一人又は複数のユーザが、本サイト内外を問わず、特定の作品に対する評価を依頼する文章を掲載する、又はメッセージで送信する行為。ただし、本サイトの評価システムの信用を毀損する恐れがないと判断される行為は除く。)


 質問:自分の作品の後書きに「(この作品の)評価や感想等があれば、お願いします」と、書くことも規約違反なのでしょうか?


===============================

 運営対応の際は実際の記述や内容を確認の上、総合的に判断を行なっております。その為、今回頂いたご質問に対しましても、恐れながら明確な回答を致しかねる次第です。


 その上で基本的な方針を申しますと【評価ポイントの入力やブックマークの登録を依頼する文章等が掲載されている場合でも、ユーザ間交流において行なわれる常識的な範囲での依頼であれば、運営側より積極的に対応を行なうことはございません。】


 しかしながら、〔評価の入力やブックマークの登録に対価を求める行為〕、〔明らかな脅迫行為〕、〔評価・ブックマークが行なわれないことで、不利益を被る方を発生させる恐れのある行為〕等が確認されました場合には、運営対応の対象となる可能性がございますのでご注意ください。


=============================


 とのことです。

 対価を求める行為は「評価してくれたら自分も評価します」などと書いている場合ですし、常識的な範囲で後書きに書く位なら問題は無いようです。


 後書きに毎回「感想、評価、ブクマを付けてくださっている方々、本当にありがとうございます」と書いている作品を見つけました。これを見て公共トイレ等にある張り紙を思い出し改めて調べてみました。

 『日本人は「感謝欲」が強いので、「感謝を込めて行動を支持される」のが一番従いやすいのです』『脳は「矛盾を嫌う」という性質があります』(抜粋/「きれいに使って頂きありがとうございます」の恐るべき効果 http://mkthy.com/no-mujyun)

 張り紙の効果についてはずっと前から知っていましたが、こちらを読んで更に納得できました。評価して貰いたい人は上記のように書くのはどうでしょうか。


 短編作品の後書きに「評価・感想をください」という内容を長文で書いていた方がいましたが、作文用紙2枚分以上の文字数はありました。半分くらいで「ウザいと思ったでしょ?」と書かれており、よくそんなに書けるなと思う程ひたすら「評価をお願いします」という内容が続いていました。途中から面白くなって後書きも最後まで読みましたし、ここまで言うなら評価しなくては、と思い評価しました。ブックマーク数は少なかったですが評価ptはビックリするぐらい多かったので、絆された人が多かったのかもしれません。

 しかし、ここまで面白く書ける人は滅多にいないと思うので、長文を書いても評価をして貰えるかは賭けになるでしょう。評価してほしいと書いてあると嫌と言う人もいますから、書くかどうかは作者次第です。


───────────────────


【評価する人・しない人】

・読んだ作品ほぼすべてに評価する人

・評価ボタンに気付いた時だけ評価する人

・気が向いた時だけ  〃

・心に響いた作品だけ  〃

・評価しない人

・評価できない人(未登録)


 もしこの割合がピラミッド型になっているなら、未登録の人が相当数いると思われます。それが「大人気作品」のおかげで未登録の人が登録したり、今まで評価しなかった人が評価するきっかけになったりしていると思います。こうして裾野が広がり「大人気作品」は評価ptが跳ね上がっていくのです。

 そのため、もし不正をしてランキング入りする人がいたとしても、あまり評価をしない人には入れて貰えないでしょう。そういう意味で言えば、上位作品(・・・・)の評価ptはある程度正しいのではないでしょうか。



 なろうのマニュアルには評価の基準は決まっていないと書かれていたと思います。3点を基準にしている人もいるのではないでしょうか。


 私の基準は10点で減点方式で評価します。以前の「文法・文章評価」と「ストーリー評価」を合計した感じです。基本的に私は満点をつけたいと思って読んでいます。

 私が文法・文章で減点する場合はこのような場合です。


①字下げをしていない作品。

②誤字脱字が多い作品。

③言葉の意味を間違って使っている作品。

④略語や方言などを使っていることが多い作品。

⑤句読点が適切に無い場合、過剰にあり読み難い場合。

⑥80字以上ある一文が多い作品。

⑦「会話文」の直前に余計な空白がある作品。(※)

⑧「会話文」の中で改行している作品。(※)

⑨記号やルビが無いのに、一文の途中で改行されている作品。(※)

文と文の間(句点の後ろ)に不要な空白がある作品。(※)

⑪「…」や「─」を1つだけ(奇数)で使っている作品。

⑫「!」や「?」、数字が半角になっている作品。

⑬「w」などのネットスラングを使っている作品。

⑭小説で()を多用している作品。

⑮文の中に「会話文」が入っている作品。

⑯修飾語と被修飾語が離れているか、意味が分かり難い文が多い作品。

⑰色付きの絵文字や顔文字が入っている作品。

擬音語(オノマトペ)だけを使っている作品。


 なろうに限らずネット小説では、「地の文」と「会話文」の間を改行で1行空けていたら読みやすいです。空けていなくても減点はしません。最近は不自然な場所での改行や空白が増えて読み難いので止めて欲しいです。

 小説は「だ・である調」のほうが感情移入しやすいと思います。ある作品に『──へ行きました。──しました。』とあり、物語が頭に入り難かったです。しかし、「です・ます調」でも構成や文章が上手い作品は全く気にならなかったので、自信がある方はどちらでもお好きなように。


 18個の内、当てはまる数だけ減点した点数にします。多いのは、①と⑧でしょうか。字下げしていない作品の文章評価が、ストーリー評価より60ptも低くなっていたことがありました。

 ①字下げする場合は入力補助機能を有効にして、一括変更の「段落の先頭を一字下げる」をタップまたはクリックしてください。会話文の前に不要な空白を開けていても、この機能を使えば自動的に修正してくれる場合もあるようです。

 ②は誤字報告機能が設定されておらず誤字脱字が多い作品です。

 ④特に若い人の間で使われるようになった略語は誤字かと思いました。友人同士やSNS等では通じているかもしれませんが、一般的ではないものも多いのではないでしょうか。

 ⑤は主に、地の文の読点が目立っている作品です。また、地の文の終わりに句点が無い場合もあるので入力してください。

 ⑥は文字数についてのブログを読んだので実際に確認したところ、確かに80字がリミットでこれを越えると長いな、と感じます。〝130字もある一文〟を書く作者は、文を2つに分けずになぜ読点で繋ぐのでしょうか。疑問です。長すぎて何が言いたいのか分からなくなっていることもありますので、少し音読してみてください。(長い原因が修飾部の場合もあります。『文章の書き方サイト──1つの文に長い修飾部は2つまで』←こちらを検索してご覧ください。)

 ⑧は【 」】の入力を忘れていて次は地の文だと思って読みますが、まだ会話文の続きだったんだと気付かされます。これが多いとストレスにしかならず作品の続きを読もうと思いません。

 ⑨の例:全ての文を中途半端な場所で改行していた小説がありました。作者の方は綺麗に整えていたのでしょうけれど、読者が読みやすい文字数とは限りません。読んでいる環境はパソコンやタブレット、スマートフォンなど人それぞれ違うため、画面・文字の大きさ、一行の文字数も違います。ですから、文の途中で改行することは止めてください。──小説家になろうでは「文字の大きさ」と「行間」を細かく調整できるので、自分好みにする方も多いでしょう。そのため、空白や改行で狙った効果は伝わらないと思ってください。

 ⑩は2作品しか見たことが無いです。改行し忘れたのかもしれないと後で思いましたが、それにしては何か所もあり不自然でした。──大体の方はご存知だと思いますが、文と文の間にある「!」と「?」の後ろは空ける必要があります。空けていない方も見るので念のため。会話文の終わり【 」】の前は空けないでください。

 ⑪は2つで使うことが基本です。無言(ヽヽ)を表すときは「…………」の4つが自然に感じますが、最近は2つしか無い方も多く毎回違和感があります。編集ページの一括置換機能で修正可能です。例1:…⇒…… 例2:「……」⇒「…………」(Word等にも置換機能があります。そちらで書いていて、なろうに入力する前の部分があるならWord等で直す方が早いと思います。)三点リーダー(  「……」  )の代わりなのか「・・・」「、、、」「。。。」を使う人もいますが、一般的ではないです。ビジネスメールでも止めてほしいと書いていた人がいましたね。──テレビの字幕では入る文字数が少ないので「・・・」が見やすいですが、基本は偶数で使うものだと思います。

 ⑫は全角で入力してほしいです。最近は「!?」を半角にすることが流行っているのでしょうか? 個人的なやり取りでは半角にしていても構いませんが、小説では大きめの方が読みやすいです。金額やデータを示している数字は半角でも良いですが、出来れば全角で! アルファベットは英文なら半角でOKですけれど、単語は全角でお願いします。半角ばかりの作品は読み難くて読むことを止めました。──小説に出てくる商業作品(映画やゲーム等)の名前は、基本的に全角大文字で入力してください。

 ⑬も2作品で使われていました。言葉で表現された作品を読みに来ているのですから、安易に「()」などを使わないでください。笑いと言っても「大笑い」なのか「愛想笑い」なのか「乾いた笑い」なのか分かりません。様々な笑いがありますから言葉で書いて欲しいです。例外として、作品内の掲示板を表現している場合は構いません。──ある作品では主人公が「ktkr!!」と叫んでいましたが、掲示板に早く入力するために省略されただけで口にする言葉では無いと思います。違和感しかありません。

 ⑭の例:『力の抜けた体を(不本意ながらも)預け~』とありました。急に括弧(かっこ)を使う人が増えた気がしますが、はっきり言って読み難いです。括弧を取った状態か、入れ替えて『不本意ながらも力の抜けた体を預け~』で良いと思います。──心の声に括弧を使うことについても、心理描写を手抜きしていると指摘している方がいらっしゃいました。一人称の小説で括弧を使っていると、読み手は違和感があることを覚えておいてください。(このエッセイでは、本題から若干離れそうな内容の時に括弧を使用しております。申し訳ないですが、括弧を使わずに上手く伝える書き方が分かりませんでした。説明が多いエッセイのため使用していますが、小説では真似をしないでください。お願いいたします。)──追記:もしかして文中の括弧はルビのつもりで使っている方がいるのでは、と不意に思いました。ルビを振りたい場合、括弧を常用せず別の仕方でする方が確実です。ルビを振ったときは、出来ているか必ずプレビューで確認してください。(ルビの挿入 https://syosetu.com/helpcenter/helppage/helppageid/42)

 ⑮は小説として、状況説明を句点で終わらせてから会話文──状況説明を後にしても良し──を続けて欲しいです。作文や感想文のような文章が増え残念に思います。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 ──目を見開き、思わず

「○○君?」

 と声を出してしまった。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

   ↓  ↓  ↓

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 ──目を見開き、思わず声を出してしまった。

「○○君?」

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 誤字報告機能は段落ごとにしか使えないため、改行して段落を(また)いでいる文は報告することが難しいです。上記のように「3段落に分かれている一文」を「地の文と会話文の2段落」に分離させたいですが、文字が入っていない段落の報告はシステム上できなくなっています。そのため、作者自身に修正してもらうしかありません。

 ⑯の例:『金色の肩ほどの髪を大きめなボロボロのローブについたフードで隠した少女。』⏩簡潔にすると「フードで髪を隠した少女」ですから、『大きめなボロボロのローブについたフードで金色の肩ほどの髪を隠した少女。』の順が良いのではないでしょうか。⏩私が曖昧な部分をはっきりした言葉にするなら『背格好に合わないぼろぼろのローブを着て、肩まである金髪をフードに隠した少女。』などでしょうか。「肩ほどの髪」という使い方は調べても出て来ませんでしたし、はっきりしない文に感じます。「肩付近まである髪」や「肩につく長さの髪」など言い方はいくつもあるので、描写の手抜きをしないで欲しいです。読み始めて3行目でこの文がありましたので、読み進められませんでした。

 ⑰は小説にカラフルな絵文字があると、読みたい気持ちが半減します。白黒だとしても、ハートなどのマークは無いほうが嬉しいです。また、顔文字を使っていた作品もありました。このような顔文字でした。┐('~`;)┌ 活字から頭の中で映像化したいのですから、絵のように見える顔文字なども小説には必要ありません。

 ⑱の例:「プークスクス」や「イラッ」等と擬音語オノマトペだけで使われている作品は読む気が無くなりました。小説は言葉だけで構成されるのに言葉を放棄しているように感じます。読んでいてこちらもイラッとしてしまいました。


 ストーリーで減点するのは、もうちょっと……と思う作品でしょうか。元々、その瞬間に読みたい系統やキーワードで検索して読むことがほとんどの為、5点付けることが多いです。たまに(2、3か月に一度)ランキングやレビューから見付けて読む作品もあるので、5点を付けられれば良いと思います。



 評価の基準は読者によって様々ですから基準を超えた点数を付けていても、作者の方には基準が分からず低く感じることもあるでしょう。


 「読者がいるのに評価されない」と言う人は、評価をする人としない人、それぞれが評価に対する意識が違うという事を覚えておいてください。作品が好きで感想を言いたいと思わせる作品が書ければ、ブックマーク登録や評価をしてくれるのではないでしょうか。一人ひとりが評価するようになれば、巡りめぐって自分の作品も評価されて皆がWin―Winになっていくでしょう。まずはあなたが作品を評価して、作者に喜んで貰いませんか?

※ 短編に見せ掛けて連載している作品やジャンルやタグが内容と異なる作品は、読んだとしても評価しません。好評だった短編の後日談を投稿した場合、2作目までは良いです。しかし、3作目の可能性があるなら連載にまとめて投稿し直してください。短編シリーズが3作品以上あると短編で連載していると判断します。


 連載小説に限れば、評価ptは投稿回数の多い長編のほうが高くなりやすいです。新着で出てくる回数が多いですから、あらすじを読んでもらえる確率が上がります。それなのに○○編や1章、2章……と話を分けて投稿していると、評価ptも分散させているとしか思えません。


 例:「シリーズ第3弾」まであった連載小説。

   第1弾(50話)→ 総合評価 1,500pt

   第2弾(30話)→ 総合評価  170pt

   第3弾(30話)→ 総合評価  150pt

      ※数字は四捨五入。


 本編と分けられると、読者は番外編や続編があることに気付かない場合もあります。また、気付いて登録しても「ブックマーク内の並び替え」によって本編とバラバラになってしまう事が多く、よっぽど好きな作品以外は登録したく無いです。そのため、評価ptだけでなくブックマーク登録数も分散しているかもしれません。

 100話以上など話数が相当多くあるなら別ですが、基本的には本編の後ろに投稿すれば良いのはないでしょうか。本編のあらすじが新着に載るため、新規の読者も増えるかもしれません。──その後、割り込み投稿になる方は注意が必要です。詳しくは〔割り込み投稿で更新されたら、更新通知が来ません!〕をご覧ください。

 第1弾と世界観が同じでも別の話だと言うなら、いくらでも書いていただいて良いですし、別視点の話やその物語の10年後、20年前などの話なら言うことはありません。ですが第1弾に続けても違和感の無い物語を、新規で投稿しないで貰いたいです。作品をブックマークに登録していても新規の別作品には気付けないので……。

 「投稿済み小説一覧」⇒「シリーズ管理」が出来ます。小話が多くて「番外編」として分ける場合も、シリーズ管理をお願いします。


 ちなみに。お気に入りユーザに登録している作者の作品だけは、読者に『お気に入りユーザの新着小説』として通知があります。活動報告を書くことも良いと思います。報告内容は「『作品名』、◯◯話を更新しました」と一言でも良いです。


※退会すると、そのユーザがつけたポイントは消失します。リアルタイムではなく定期的に反映を行っておりますので、タイミングによっては一気に減ったように見えることがあるかもしれません。──マニュアルより──


2019/11/06 感想関連の機能改修。また、スマホ版の評価の位置が変更されました。

2020/03/03 評価フォームの機能改修。

2022/02/01 小説いいね機能が追加されました。

2025/01/30 いいね機能がリアクション機能に改修されました。

2025/03/06 感想・イチオシレビューへの通報機能が実装されました。

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