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第四話 空港での攻防(後編)

タイトルを日本開放から元の日本へ・・・に変更しました。

「三条将軍、よろしいのですか?」

「ああ、東京国際空港ここは私がなんとしても守る。お前らは早くカウラでこの空域を離脱しろ」

三条は通信を切り、レバーを握る。

「ファング、出る」

倉庫からオレンジの機体が飛び出した。


「リーダー、60パーセントほど制圧できました。」

渚はロフティからその知らせを受けた。

「よし、その調子だ」

渚は再度作戦プランを確認、このまま行けば制圧は確実だった。

だが予想外の出来事が起きた。

「し、指令、敵がぁぁぁっ!」

モニター見ると次々と友軍機がロストされていく

「おいっ、C5どうした?」

渚が通信で呼びかけるも反応がない

「リーダー、敵の新型と思われる機体がぁ!」

ロフティの一言で渚は狼狽した。

「なんなんだ、これは」


「ナイトメアと言っても主力の部隊はセルク、大したことはない」

四機の黒いセルクが三条の乗るファングを囲む

「死ねぇぇぇっ」

四機のセルクは一斉にリニアライフルを放つがファングには通用しない

「ふっ、雑魚が」

そう呟くと同時に四機のセルクがコックピットを打ち抜かれ、崩れ落ちるように倒れ爆発を起こす。

「一般兵がこの程度と言う事は指揮官が優れているようだな」


「くそっ!どう言う事だ」

渚は拳を強く叩きつける。手が流血し始める。渚はインカムを着け、由井に連絡を取る

「由井!そっちで何か見えないか?」

「ああ、見えるよ。オレンジ色の機体、目で追えるけど機体で反応するのは難しいな。」

由井の一言で1つの答えが導きだせた。

「その新型は私のラングと同じホバー移動が可能な機体のようだ。なら私が行く」

「お、おいっ!」

由井の制止を振り切り、一気に加速し戦場へと向かう


「司令官、何処にいる」

三条はファングをのメインカメラで見渡すがいまだに発見できない。その時だ!

複数の光弾が直撃するが効果がない、それを放ったのは渚の乗るラングだ。

「貴様が司令官か?」

三条の問い掛けを無視、距離を保ちながら散弾式リニアライフルを連射する。

「どうやら図星のようだな、ならここで貴様を倒す。」

三条はファングを上昇させ、渚のラングの頭部を蹴り飛ばす。

「くっ!」

そのままファングが持つリニアガンの光弾がラングの左腕部を吹き飛ばす。そしてそのままラングは仰向けに倒れる。

「思ったほどでもなかったな」

ゆっくりとリニアガンの銃口をラングのコックピットに近づける。


ドォン!

激しい衝撃がファングのコックピットを襲った。それはラングの右腕に装備されていたリニアバズーカだった。

「三条将軍、あなたは詰めが甘すぎた。」

ラングはそのままファングを海に蹴り落とした。海で壮大な爆発が起きた。

そして1つの知らせが渚の許へ届いた。

「完全に制圧完了、我々が勝利しました。」

今回の機体説明

MF−B「ファング」

全長4、5m

装備 連射型リニアガン、パワー型リニアガン

日本軍が開発した新型機で二種類のリニアガンを使い分ける。渚のラングと同じホバー移動が可能な機体、機体カラーはオレンジ

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