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未来変換  作者: 明日のリアル
30/32

第二十八話また再開・・・<龍之介編>

4/21      PM12:00

教室

「食った食った。この後どうする?」


「どこか案内してよ龍之介」


「分かったからまずは落ち着け。ふむ、そうだな」

今日は静かな所で過ごしたいな・・

「悪いが今日は一人にしてくれないか?俺は昨日の出来事でちょっと疲れた」


「昨日何かあったの?」


「ちょっとな・・」

         「うん!分かった。門矢君行こう!」


「おうよ!グラウンドでサッカーしようぜ!」

走っていく二人、いつからあんなに仲良く・・・まぁ王間は人柄が良いから当然か。

「さてと・・」

俺は教室を出て電話をする。相手は勿論・・・

「はい、龍・・天照です」

「もしもし龍之介だが・・・」

         「おっ!天照か・・・3ヶ月ぶりだな!元気にしてたか?」

         「元気じゃなきゃ今頃学校に登校してないぞ」


「あ~そうだったな悪い。で?何の用?」


「あぁ、その事なんだが・・」


※※※


「それなら図書室が良いかもな」


「図書室?神界で言うと書庫か?」


「あぁ、概ねそれで合ってる。小説とか一杯あるからお前なら丁度良いかもな」

         「そうか、分かった。一度行ってみることにする・・」


「あぁ、そうしろよ。じゃあな!」


〔プツ〕

「さて、行くとするか・・・」    取りあえず図書室に向かった。


PM12:20

図書室 3階

「ここか・・」  扉は普通だな。一年の時一回も入ったことが無いから何だか無駄に緊張する。

俺は意を決して扉を開けた。

「ほぉー、これは中々凄いな」


「あなた図書室に来るの初めてなの?


「あぁ、今まで来たこと無かったからな・・・・ってお前!まさか!」


「あら、今頃気付いたの?昨日助けてくれたヒーローさん♪」

コイツ・・ここの学校の生徒だったのか「私もびっくりしたわ。まさか昨日助けてくれたヒーローさんがここの生徒だったなんてね。もしかして運命?」            「馬鹿馬鹿しいことを言うな。それと私には天・・獄寺龍之介という名前がある」                 「私は桐ヶ谷冷夏よ。宜しく♪」   よく見たら、腰まで届くかなり手入れされた黒髪でスタイルは結構良い方かもしれない、しかも良い匂いがする。後は性格さえ歪んで無ければ・・・・

「そういうのはデリカシー無いと思いますよ」

・・・・コイツ

「ふん、まぁ良い。それよりもこの部屋はどう使えば良いんだ。適当に気に入った本を手に取り持って行って良いのか?」        すると桐ヶ谷は腹を抱えだした。何が可笑しい・・

「あ~ごめんなさい。だって高校に入ったら全員この図書室に来ているはずなのにアナタは何だか初めて来た感じで、どこか頭でも打ったのですか?」しまった!要らないことを言ってしまった。なんとか回避せねば

「あぁ確かその日は熱で休んでいたのでな・・だから一度も来たこと無かったんだ」

適当に言い訳する。いや待てよ確か、龍之介の話では中学生でも図書室に行くんだったな・・マズいいけるか?

「ふ~んそうですか。じゃあ私が一から説明しますね♪」


「あぁ、宜しく頼む」

何とかいけたようだ。その後色々説明して貰った。

「取りあえずやるべきことは分かった、感謝する」

         「こちらこそ、それにしてもあなた・・」


「何だ?」             「何か高校生なのに高校生じゃないみたい」

うぐっ!やはり20年間あの喋り方で喋っていたから早々簡単には治らんか。こうなったら・・

「最新ゲームのキャラの口調にハマってな。それで最近使っている」

痛い奴だがこれで何とかなるだろう・・「ふ~ん、まぁあなたがそう言うならそう言うことにしといてあげる」


「あぁ感謝する」

その後俺は適当に本をいくつか読んで退出した。


3階廊下

「龍之介君~」

後ろを振り向くとあの女が居た、この俺に何の用事だ?

「桐ヶ谷か・・何か言い忘れがあったのか?」


「あなた・・図書室で適当にパラパラ読んでいたでしょ?」         「特に目新しい小説は無かったからな」         「なら、これでも読みなさい」

そう言われ渡された、本の題名は「The MANZAI」だった。何だこれは・・

「それは中学生の男の子二人が描く漫才ストーリーよ。あなたになら簡単に読める筈」

ふ~ん聞いた感じ中々面白そうじゃないか。早速読んでみるか。

「家に帰ったら読んでおく」


「読み終わったら感想宜しく♪」

そう言って走り去っていった。なんか皆の視線が突き刺さるのだが・・・

「おい!龍之介!どういうことだ!何であんな高嶺の花とお話出来ているんだ!」


「はっ?」


「はっ?じゃねぇよ!良いかあの方はな!」       この後10分位そのお話が続いた。全ての内容は覚えられ無かったが要するに人気のある美少女らしい。アイツそんなに人気だったのか。


PM16:50

獄寺家自宅

「さて、この本でも読むか」

俺は昼休みに貸してもらった「The MANZAI」を読むことにした。     ※※※

「中々分かりやすくて面白かったな」

特に主人公の過去とか中々重くて残酷だなと思った。自分も大概酷いが・・どうやらパソコンという物を使ったら全六巻まであることが分かった。今度全巻借りてみるか。

「針は七・・ご飯にするか」     俺は冷蔵庫の卵を使って玉子焼にし、後はご飯、レトルトの味噌汁を作って食った。今度味噌汁の作り方見とくか・・


ーーーーーーーーー 〔ピピピピピピ〕

うるさいなぁ。俺は仕方無しに時計の音を止める。時間は朝七時か・・・日付はまだ4月22日か。はぁ~仕方無い起きるか。そして俺は普段通りに朝食を取り学校へ向かった。



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