第十八話神への説得
「にしても警察は無能の集団じゃないことがさっきのでわかったな」
あんな化け物にも勇敢に立ち向かう警察官、俺なら全速力で逃げるね。
〈マア、アナタハワタシガイナイトタダノポンコツニンゲンデスカラネ、シカタアリマセン〉
「確かに俺はペンが有るおかげで生き残れているからな」
だが俺は同時にこう思う。ペンと出会わなければまた違った人生を歩んでたのではないかと・・・
〈ソレヨリモコレカラドウスルノデスカ?〉
「そうだな、まずは・・・この異常事態をなんとかしたい。そのためにもまずは」
俺が一人で対処?いや駄目だ。俺の体力が持たない。だとしたらやはり
「神に協力を仰ぐしかないか、けどな」今の神はどう考えても日本いや世界を滅ぼす気が満々だ。協力なんて現状100%不可能だ。
「やっぱり力付くで説得するしかなさそうだな!」
〈ドウヤラホウシンガサダマッタミタイデスネ、デハソノアンデイキマショウ〉
「ああ、行くぜ」
俺の人生一度の全力説得だ!
〈カミノオーラーヲタドリマス・・・ケッカガデマシタ。ココカラナントウノホウガクキョリ20kmノトコロデス〉
「よし、わかった!行くぜ」
[全速力]と書いて目標地点に向かうことになった。
PM15:45
「気が近づいて来たか」
私は感じていた、あの俗物の気配を・・「わざわざ来てくれるとはな、手間が省けたな」
さぁあともう少しで私の願いが叶う。あのペンを使い新たなる世界を作り上げるのだ。次は完璧な管理体制を敷く、これで新しく作った人間共は争いをせず永遠の和平を歩むことが出来る。
「来てやったぜ!天照!」
来たか・・・
「わざわざご苦労様だな。」
「まぁな、おかげでヘトヘトだぜ。」
「ふん、まぁ良いそちらから来たのだ、かかってこい、私が全力でお前からペンを頂こう」
「いや、その前に言いたいことがある」
「何だ?」
「この世界を救ってはくれないか?」
「は、何を話すかと思えば笑わせてくれる、私が世界を救うなど毛頭無い!」
「確かにお前は今の世界が壊したくて堪らないかもしれない、けどな!こんな世界でも一生懸命抗ってる人達が居るんだ!お前の我が儘で世界を勝手に潰す権利なんてどこにもないんだよ!」
こいつ!どこまで私を苛立たせるつもりだ!私の心はとうの昔から決めているのだ。
「話にならん!苛立たせてくれた礼だ!私から行かせてもらう覚悟しろ俗物」 ーーーーーーーーー空間から二本の剣を取り出し神天照は全力で襲いかかってきた。やはり話し合いでは解決しないようだ。過去に何があったか知らないが・・「こちらも全力で迎え撃つ!」
ペンを取り出し[双剣]と書き身構える。
〔ガキィィィン〕
双方の剣劇音が鳴り響く。強い!やはり神の強さは伊達じゃない。
「フハハハ、そんな弱腰じゃあ私を倒すことすら出来ないぞ!」
そう言うと天照は瞬時にもう一つの剣に力を入れ全力で切りかかって来た。勿論交わせるはずも無く・・・・・
「つっ」
また血が・・・けどな!
「ここで負けなんて認めたくねぇんだよ」
こんな所で負けるなんて、ゲームに例えたらメトロイドのマザーブレインに負けるような物だ。それ程重要な戦いなんだ。だから!
俺は吹っ飛ばされている間に早書きで[聖剣]と書き金色の大剣を身構える。すると天照は目の色を変え「何故!何故その宝具を持てる!?ただの俗物が!!!」
「だから何回も言ってるだろ?全力で迎え撃つってさ」 俺はキメ顔でそう言い全力で聖剣を振り下ろした。
〔ドガァァァァン〕 PM16:10




