第十三話pen
PM14:30
獄寺家 龍之介の部屋「よ~し無事帰って来れたし早速中身を拝見」
俺はイキイキとビニールを切り裂く。この感覚がたまんねぇんだよなぁ。次に箱を開封、キター!
「さぁはめるぜ。楽しみだなぁ~」
〔ピンポーン〕
「・・・・・・・・・・・・・・・・」 〔ピンポーン〕
「チッわかりましたわかりました今行きますとも」
俺は頭をかきむしりながらリビングへモニターを見ると郵便局だった。ん?俺、Amasonで何か頼んでたっけ?とりあえず玄関へ。
〔ガチャ〕
「はいよ」
「こんにちは郵便局です。サインお願いします」
俺は自前のペンでサインを書いて帰って頂いた。外見は茶色い封筒でかなり真面目そうな感じだ。開けて見たくなったな。俺はすぐに自室に移動、小道具箱からハサミを取り出し開けてみた。
「・・・・なぜ?」 驚いた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まさかあの爺ちゃんから手紙が来るとは、こういった事態を想定していたのか? 手紙の内容を見てみる。これは絶対に重要なことが書かれているに違いない。
龍へ
[手紙というものは初めて書くわけだが・・・・あんまり馴れんな。やはりスマホに限る(笑)さて、いきなりですまんが本題に入る。まずお前はあのpenを手に入れているはずだ。安心しろその出会いは必然だ。お前にしか扱えんからな。次にそのペンについてだ。そのペンの名前はトランスフューチャー・・・未来を変えるワシが考えた素晴らしい名前だ。そして最後にペンの力について・・・・恐らくこのような力が使えると考えられる。一応確認してみてくれ。
2枚目へ ・未来に起きている現象を新たに望まんものへと再構築する ・人の中にある魂で共通する恨み・妬み などが暴走し、黒い化け物通称クリーチャーが出現した際それに対抗する。なお行き遅れでも生まれる可能性は多々ある ・ヒビあるいは亀裂が見えるのは基本トランスフューチャーを所持している者だけに限る(現時点では・ペンが使える有効範囲は実質無限但し必要なこと以外使わないこと。 以上がコイツが出来る最大限の力だ。遺憾なく発揮してほしい。さてこの手紙がお主に届いた瞬間ワシはもう死んでいるだろう。なんと物悲しいことかな。最後に一つ忠告しておく。そのペンは“対価を支払い対価を得る物”だということを充分に理解すること] 5/2獄寺京介対価を支払い対価を得る?今の所特に異常はないが・・・・ 〔ポツポツ〕
「雨?」降ってきたみたいだ。今日は降るとか言ってなかったのにこういう日に限ってなんというか・・・・ 「嫌な予感がする」俺の適当な推測は翌日望んでもいない方向へ動いてしまう。
結局その日は手紙をみたせいで新作ゲームをする気が無くなり、適当にテレビを見て風呂に入浴して寝ることにした。
5/9 完




