一年越しのクリスマス
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私の名前はイド。
私が愛する彼等が名付けてくれた名前。
私は待っています。
もう一度私の名を呼んでくれる日が来ることを。
呼んで下さい、私の名を。
イド、と――。
ぴちょん、ぴちょん。
雨垂れの音が響いています。私は寒さを感じませんが、あなた達人間にとって今日はとても寒いのでしょうね。ほら、こちらに向かって歩いてくる子犬の息が白くなっている。母親は見当たりませんがはぐれてしまったのでしょうか。
廃棄物投棄場所、こんな所に打ち捨てられ、ボロボロの鉄クズの様になった私にあなた達は近付いては来ませんが、こう見えても一年程前までは、立派な機能を備えたアンドロイドだったのですよ。今の私の姿を見て誰も信じはしないでしょうけれどね。
私が科学者達の手によって産まれた時、誰もが泣いて喜んでいました。後になって知った事ですが、私は史上初、感情というものを学ぶ事が出来るアンドロイドとして、この世界に産まれ落ちたということだったのです。
科学者達は私を 「A―110」と呼び、まずは《喜び》を教えようとしました。けれどアンドロイドを造るためには一級品の頭脳を持つ彼等は頭が固すぎて、感情というものをどう教えればいいのか分からなかったのでしょう、彼等はとある家庭に私をメイド用のアンドロイドとして送り込み感情というものを学ばせる事にしたのです。
私がメイドとして、どの様なたち振る舞いをすればいいか科学者達は教えてくれました。ありとあらゆる家事や乗り物の走行法を学び、言語を学んだ私に科学者達は言いました。人間には服従し、主人の命令は絶対に守りなさいと。その言葉に私はまだ覚えていない《不安》という感情を学びました。
そんな《不安》を抱えたまま、その日はやってきました。ついに私が送り込まれる家庭が決まったのです。それはちょうど今くらいの時期で、今日の様に冷たい雨が降っていたことを覚えています。
その家庭はごく一般的な家庭でした。それ程若くはない夫婦に、男の子と女の子の双子の四人家族、そんな家庭でした。そして私はすぐにこの家族の元へと送り込まれる事を不安に感じた事に《後悔》したのです。
白髪の混じったグレーの豊かな髪の毛と髭を蓄えた旦那様、年齢に見合わない艶やかな肌と黒髪を持つ奥様、常にぴょんぴょん飛び跳ねる元気さと快活さを持ち合わせた子供達、彼等は私に声をかけました。
「よろしく、今日から家族の一員だ」
「そんなに堅苦しくならなくていいのよ」
「僕と一緒に遊ぼうよ」
「私と一緒に遊ぼうよ」
私が送り込まれた家庭チェスター家には温かさが溢れていました。彼等は私を精巧な機械のメイド、としてよりも新たな家族の一員、として迎え入れてくれたのです。
私が到着したその日、彼等は私を歓迎するパーティーを開いてくれました。色とりどりの紙で作られたわっかの飾りが部屋中の壁を彩り、中央にある大きなテーブルには沢山の料理、そして大きなケーキが用意されていたのです。大きなケーキの真ん中にあるホワイトチョコレートのプレートには 「ようこそ イド」と書かれていました。
「アンドロイドだからイドだよ〜」
「ねっ!」
幼い二人の子供達はきゃっきゃっと笑い合っていました。そして私の両手それぞれをとりテーブルへと向かったのです。子供達の手はしっとりとしていて、温かく、なんだか不思議な気持ちになりました。
「さぁイド、召し上がれ」
最新式の私の体は人間の食物を食べる事が出来ます。栄養素を摂取する事は出来ないですけれどね。だからきっと、私をアンドロイドだと知らない誰かが見れば、まさしくそれは人間の家族の団欒の一風景だと思ったでしょう。それ程、チェスター家の人々は私を家族の様に接することを心がけていてくれたのです。
それから私とチェスター家の人達との生活が始まりました。私は旦那様と釣りに行き、奥様からはチェスター家家庭の味のシチューの隠し味やコツを教わり、二人の子供達とかけっこをしたりしました。
釣りは旦那様の最も好きな趣味である様で、場所を変え、時間を変え、よく連れて行って貰いました。
釣りはなかなか興味深く、私の好奇心を掻き立てました。初めて大きな魚を釣り上げた時に感じたあの気持ちを《楽しい》と呼ぶのでしょうか。けれどあの時は、魚を釣り上げた私よりも、隣で釣れないとぼやいていた旦那様の方が大いにはしゃいでいた事を覚えています。 「凄いじゃないか! イド」とはしゃぎながら満面の笑みを浮かべた旦那様を思い出すと、何だか今でも《楽しい》気持ちになってくるのです。
チェスター家に来る前、科学者達は私にあらゆる料理の調料方法を教えてくれました。完璧に計算しつくされた料理、欠点など無く、誰もが美味しいと感じる料理。私も確かに美味しいと感じました。……まぁ、それは味が美味しいと感じるかというより、どんな具材に、何の調味料を加え、どのような方法で、どれくらいの時間で仕上げるかという全てのバランスを踏まえて、考察したものなのですけれど。
けれどチェスター家の料理は違いました。美味しいのです。全てを計算しているわけではありません。
調味料は目分量で具材は安価な物なのに、美味しいのです。私は不思議でなりませんでした。ある時、私はその疑問をぶつけました。すると奥様はふふと笑って答えたのです。 「イド、料理は愛情よ」と。
チェスター家の双子は私に沢山の遊びを教えてくれました。二人はルイとルナと名乗りました。ルイは男の子らしくやんちゃで、けれど泣き虫。ルナは女の子だけれどお転婆で、けれど思いやる気持ちだけは人一倍大きい。そんな子供達でした。そう言えばこんな事がありました。
それは青々とした木々の新芽が芽吹く春の季節でした。二人はスクールに通っていました。その帰り道、二人は小鳥を拾ってきたのです。
小鳥は羽根を怪我しており、大きな樫の木の下で一羽震えていたと、二人は説明をしました。私が見る限り、小鳥はもう長くは生きられないように見受けられましたが、幼い人間の子供達には死という概念はよく分からなかったのでしょう、二人はその小鳥を介抱すると言って聞かなかったのです。
夫妻は酷く困惑していました。小鳥はきっと死んでしまう、夫妻もそれを分かっていたから、幼い我が子達に悲しい思いをさせたくなかったのです。
けれど夫妻は小鳥を捨ててきなさいとは言いませんでした。そして子供達は必死に小鳥の怪我の介抱をしました。折れた羽根を優しく持ち上げ傷の消毒をし、添え木をして包帯を巻きました。幼い二人にとっては何もかもが初めてでしたが、二人は慎重に、そして優しく、怪我が治るよう献身的に小鳥を介抱していたのです。
しかし私や夫妻の予想通り、二度と羽ばたく事無くその小鳥の小さな命の灯火は消えてしまったのです。小鳥はある朝冷え切って固くなり、そんな小鳥の墓を作って子供達は大粒の涙をぽろぽろと流していました。
二人がおいおいと声をあげて泣く様子を見ていると、私までなんだか胸がキリキリと締め付けられる思いがしました。この胸の辺りが締め付けられるような感じ、これは《悲しみ》と呼ぶことが分かったのは、二人の子供達の涙を見た時です。もうあの子達のあんな泣き顔は見たくない、そう思いました。
私はチェスター家で数多くの感情を学びました。姿形だけではなく、恐らくは内面も人間に限りなく近いものへと進化していたでしょう。
私はチェスター家に来られた事を本当に、本当に幸せに思っていたのです。旦那様と行く釣りも楽しかったし、奥様が教える数々の料理のコツや隠し味を覚えるのも面白く、子供達と遊ぶ事はそれ自体が多くの物事を学ぶ事に繋がっていました。
何より彼等の笑顔を見られることが、私にとっての幸せだったのです。
けれど、私は忘れていたのです。人間の命は儚く脆いものだということを。
それはクリスマスの日でした。
私はチェスター家の彼等と沢山の日々を過ごすことで、クリスマスや誕生日といった記念日は人間にとって大事なものだということを知っていました。だから沢山の感情を学び人間へと近づいていた私はあの日、彼等に何かプレゼントをしようと決めたのです。彼等を喜ばせたい、笑顔を見たいと、そう思ったのです。
彼等はその日のご馳走を作るためにみんなで買い物へ行こう、と言いました。それは毎年恒例の事で、当日には家族でその日の料理を作るために買い物へ出掛けることは分かっていた私はそれを断り家で留守番をする事を申し出ました。彼等が外出している間に、したい事があったのです。
車で買い出しへと出掛ける家族を送り出した後、私は早速準備を始めました。それは人から見ればプレゼントとはいえないものだったかもしれません。それでも私はそれをやろうと決めていました。初めてチェスター家へ迎え入れたれたあの日、私の目を奪ったあの色とりどりの紙の輪飾り。あれでこの家中を飾り付けよう、ずっとそう決めていたのです。
だんだんと彩られていく部屋の壁。部屋の角に飾ってあるクリスマスツリーの電飾の光と共に部屋はどんどん華やかになっていきました。これを見てみんなはどう思うだろう、紙の輪飾りを作りながらそんな事を考えていると、何だかわくわくとした気分になりました。
こういう気持ちを楽しむ為に、人間は何かしらを記念日として祝うのかもしれないですね。
程なくして部屋は私の納得のいく色とりどりの紙のわっかで飾り付ける事が出来ました。後はみんなが帰って来るのを待つばかり。子供達がきゃっきゃっと飛び跳ねる姿が目に浮かびます。奥様の作る美味しい料理と、旦那様の優しい笑顔、そして子供達の可愛らしい声で歌われるクリスマスソングが揃えば、今日このクリスマスという日は素晴らしい日になるでしょう。
私は待っていました。みんなが帰ってくるのを。けれど――彼等はなかなか帰っては来ませんでした。
そのうち、日は沈み夜になりました。窓の外を伺い見ると、辺りには色とりどりのイルミネーションが光り輝き、人々は幸せそうに白い息を吐きながら歩いています。私は、遅いな、と思いました。いつもならもうとっくに帰って来ている時間で、ケーキのスポンジが焼きあがっていてもいい時間だったのです。
私は部屋の明かりをつけずに待っていました。みんなが帰って来て部屋に入ってから明かりをつけよう、それも私の計画に入っていたのです。部屋にはクリスマスツリーの電飾だけが、ただ単調なリズムでちかちかと光を放っていました。
長い長い夜が明けても、あの心優しい夫妻は、可愛らしい子供達は戻って来ませんでした。そのかわりに、チェスター家の扉を開けたのは、かつて見覚えのある無機質な人間達――私をこの世に誕生させた科学者達だったのです。
「A―110」
それはかつて呼ばれていた私の名前――。チェスター家に突然ずかずかと足を踏み入れ現れた科学者達は、何の感情も込めずに私を呼びました。
「研究所に戻るぞ」
抑揚の無い平坦な口調で、一人の科学者が私の腕を引きました。私はその手に引かれるまま、家の前に横付けされていた研究所の車に連れ込まれました。家の扉が閉められる瞬間、その隙間からはクリスマスツリーの虚しい光だけが漏れていたことを覚えています。
何故研究所に戻ることになったのか、それは車上で明らかになりました。けれどそれは悲しく、そして耳を塞ぎたくなるような事実だったのです。私はそんな事信じたく無かったし、嘘だと思いたかった。けれど科学者達は、あくまで平坦に何の感情も込めずに言ったのです。
「チェスター家の人々は皆死亡したよ」
それは事故だったと、科学者達は言いました。チェスター家の温かく心優しい彼等は、買い出しに行ったその帰り、私の待つあの家へ戻る途中、対向車線を走る大型車と正面衝突をしたというのです。原因は大型車の運転手の居眠りだったと、科学者達は淡々と言いました。
だから私を研究所に連れ戻すと。感情を教える役目を担っていた家族が死んだから、今度は別の家族を探すと。そう科学者達は続けました。まるでチェスター家の人々を使い捨てと言わんばかりのその科学者達の様に、私は胸がざわつきました。気持ち悪い、何という感情なのでしょう、分からない。分からない、けれど――。
嫌だ、戻りたくない。私は、研究所になど戻りたくない。こんな人間達のいる場所になど行きたくない。私が行きたいのは、帰りたいのは――あの笑顔溢れる場所。旦那様が、奥様が、ルイが、ルナが私をイドと呼んでくれたあの家だけ――。
そう思い立った瞬間私の手は車のドアを開け放ち、足は車上を力強く踏みしめていました。何かを叫ぶ科学者達を乗せた車は急ブレーキをかける音が聞こえた瞬間、私の体は地面に激しく打ち付けられ酷い衝撃が襲いました。
私の頭脳はおかしくなってしまったのでしょうか。私は確かに死というものを理解していた筈なのに。こんな事をして、あの家にチェスター家のみんなが待っているはずは無いのに。
近付いて来る足音、科学者達の声。早く行かなければ。……なのに打ち所が悪かったのでしょうか、体が動きません。私は戻りたいのに。あの場所へ帰りたいのに。視覚機能の異常なのか薄くスモッグがかかったかのような私の視界に、駆けつけた科学者達の足が映りました。
「駄目だ、壊れてしまっている」
誰かがそう言ったのが聞こえてきました。やはり無機質で抑揚のない声で。そして続けたのです。
「廃棄するしかないな」
と――。
そして私はこの場所に捨てられました。飲みきったジュースの缶をくずかごに捨てるときの様に、あまりに呆気なく、簡単に。科学者達にとって私がどんなに素晴らしい性能を備えて誕生させたアンドロイドであっても、壊れてしまえばそれは鉄クズ同然ということだったのです。
あれから一年、雨風に、照りつける太陽に、冷たい雪に晒された私は、今や本当に誰が見ても鉄クズ同然でしょう。もしかしたら、きっとこの思考回路もいつ断絶してしまってもおかしくないのかもしれません。それでもかろうじて、こうして私の人格が保たれているのは、今日この日を待っていたから。
手足が動かなくなっても、半分スモッグがかかったかのような視界しか得られなくなっても、まだこの聴覚だけははっきりと機能しています。遠く、微かに今聞こえてくるのは、いつかルイやルナが歌っていたクリスマスソング。あの時みんなで祝えなかったクリスマスがまた巡ってきたのです。
もしもあの時に戻れるなら――そう思うのはアンドロイドらしくはないでしょうか。現実を受け止められない私を、科学者達は笑うでしょうか。それともまた一歩人間に近付いたと言って喜んだでしょうか。
もっと旦那様と釣りに行きたかった。もっと沢山の料理のコツを奥様に教わりたかった。もっとあの可愛らしい子供達と遊んでやりたかった。成長する様子を見守りたかった。みんなでクリスマスを祝いたかった。……もう一度、呼んでほしかった。イド、と――。
アンドロイドの私がこんな事思うのはおかしいかもしれませんが、もし――もし今日がクリスマスならお願いです。彼等に会わせて下さい。どうか――。
その時。
ちりん、と鈴の音が微かに――どこからともなく聞こえてきました。
ちりん、ちりん、しゃらん、しゃらん。
鈴の音はだんだん大きく、近付いてきます。何の音でしょう。いよいよ聴覚にも異常が出てきてしまったのでしょうか。
「イド!」
何だか近付く鈴の音と共に、一瞬聞き覚えのある声が――。
私はぎぎっと錆び付いた音を鳴らす首を持ち上げて空を見上げました。私の曇った視界に映ったのは、それはそり、だったのです。私は思わずその首をもたげ悲しくなりました。あぁ、ついに視覚機能は壊れてしまったようです。そりなどが見える事は有り得ないですから。でも、今の声は? あの声は――。
「イドーー!!」
その声は今度は二人の声が合わさっていました。この声は、やはり――。
そう思った瞬間、空から舞い降りてきた沢山の鈴をつけたそりが、私の目の前で止まったのです。ざっ、と誰かがそりからおりる気配がしました。私は一度下げた首を、もう一度持ち上げました。その時、そっと誰かが私の錆び付いた頬に触れました。
「いやぁ、帰って来るのが遅くなってしまったな。寒かったろう、イド?」
「さぁ早く料理の支度をしないと! 手伝って頂戴ね、イド」
「イドー、ただいまぁ」
「イドー、ただいまぁ」
これは幻覚なのでしょうか。壊れてしまった私の視覚機能が、私の頭脳にインプットされている記憶が見せている幻なのでしょうか。目の前にいたのは、懐かしいあのチェスター家のみんな。優しい微笑みをたたえた旦那様と奥様、可愛らしい子供達。
「はははっ、どうした? そんな呆けた顔して。これか? このそりは特別に借りてきたんだ、今日はクリスマスだからね」
そりを指差して旦那様は笑いました。その笑顔は紛れもなく旦那様で、一年前の笑顔そのものでした。
「イドー! 早く来てよぉ」
早くもそりに乗りぴょんぴょん飛び跳ねながら手招きする子供達。その可愛らしい顔も、声も一年前と同じ。
「さぁ、イド。行きましょう」
そう言いながら私の顔を優しく撫でた奥様の手の温かさ、その慈愛に満ちた表情。それも一年前と一緒です。あぁ、なんて――なんて私は幸せ何だろう。こんなにも温かい家族に私は迎え入れられて、私は――。
その時、それまで動かすことの出来なかった体が、まるで今まで動かせなかったことが嘘の様に、すっと軽くなりました。スモッグがかかったかのような視界が開け、一年前私がチェスター家のみんなと過ごしていたときの様に、世界が眩しく輝いて見えたのです。
私は一年ぶりに動かした足で立ち上がり前を見つめました。そりに乗り込んだ旦那様と奥様は優しく微笑み、子供達はそりの上でぴょんぴょん飛び跳ねています。
「さぁ、家へ帰ろう。イド」
私は一歩、そしてまた一歩と足を踏み出します。不思議な事に動かせば動かすほど体は軽くなり、そして錆び付き鉄クズのようになり果てていた私の体は、嘘のように元通りに変わっていったのです。
そりの元へと近付いた私の手をルイとルナは掴み、その間に乗り込ませました。その手は初めて二人の手を掴んだ時と同じく、温かく、しっとりしていました。
そして、私とチェスター家のみんなを乗せたそりはふわりと浮き上がりました。しゃらん、しゃらん、と鈴の音を響かせて。
「私、皆さんを待っていたんです。ずっと、ずっと――」
そこはとある廃棄物投棄場所。冷たい雨風に晒されたそこに、一体の壊れたアンドロイドは捨てられていました。アンドロイドは錆び付き、既に動く気配はありません。
けれどその表情は、どんな人間より優しく、そして安らかなものでした。
了
ギフト……の筈なのですがあまりほのぼのとした話を書くことが出来ませんでした。やっぱり小説は難しい。
読んでいただきありがとうございます。