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JOKERS  作者: 花札と鏡
第一章 鎌女
5/9

第三話 鎌

短いです

------0


ぽつぽつと雨が降っている。

街は色とりどりの傘を持った人々で溢れかえっている。

雨の音は嫌いだった。


傘だらけの人混みの中に1人、傘をさしていない人がいた。

その人は私をまっすぐに見てにやりと笑うと、私のいるマンションに入ってきた。


まさか。


私は怖くなり鍵を二重にかけてチェーンもかけ、一番奥の部屋で毛布を被った。


怖い。

やばい。

あいつだ。


まさかとは思ったけどここにいるなんて。


背後で鍵が開く音がした。

ここは5階。窓から飛び降りたら確実に死んでしまう。


大丈夫、チェーンがある。


ガン、ガン、という激しい音が聞こえる。


どうしよう。

軽はずみであんなことをしてしまったから。

やばい。


ガチャンと何かが壊れる音がした。


「…っ‼︎」


まずい。


ズルズルという引きずる音が聞こえる。


振り返ろうか。

いや、振り返ったらどうなるだろうか。顔を見られたらやばい。


呼吸が荒くなるのがわかる。


「んふっ」


不気味な笑い声が背後から聞こえた。

私は毛布の中でガタガタと震えていた。

歯が震えてガチガチと音をならしている。


「君があたしにイタズラしちゃったおバカな娘だね?ふふっ♪ふふふふっ♪」


に、逃げなきゃ。

逃げたい。でも逃げれない。

やばい。殺される。

死にたくない。

死ぬ?

やだ。

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。

まだ死にたくない。


「死んじゃえよ。君なんか♪」


そういうと私の頭を彼女は鎌で切り落とした。



------1

頭(・・;)

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