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林檎放浪記  作者: 櫻井月光丸
第1章 物語の開幕
3/13

第3話 何回だって疑ってもいいから、嘘だけは言わない

 悪い夢でも見るかとばかり思っていたはるは、朝の木漏れ日をとらえてほっと安心したように瞬きした。昨日、自分の命を救ってくれた少年。冷たい視線のなかにもどこか安心できる暖かさがあった。しかし恐怖が胸を苦しめるのは、まだ母親が死んだのを目で確かめた訳ではなかったからだ。この目で確かめられれば「あぁ死んだのね」と言い聞かせられるだろう。はるは腹部を手で摩りながら、具合を見た。林檎がほどこした不思議な治療法で、昨日の激痛よりは遥かに楽になった。ただ、彼が魔法使いなのかはまだはっきりとは分からない。はるは木の上で寝る方法も林檎から教えてもらった。彼の姿を目で探していると、自分よりはるかに高い木の上に座っているのが見えた。月明かりではなく、朝日に照らされた彼の赤毛はまるで燃え盛る炎のようだった。

 「……」

 話しかけるどころか、はるは遠くを眺める彼の姿につい動きを止めてしまっていた。

 (あの人……寝たのかな?)

 ふいにはるは気になった。昨日は、はるが完全に寝つくまで、林檎はあの同じ場所で起きていた。

 今まで村の郊外へなど出て行ったことのないはるにとって、恐らく初めて会った他人なのだろう。一瞬村を襲った黒衣の集団を思い出したが、それはすぐに追い払った。確か、セビルとか言った林檎の方じゃないほうは、旅を共にしていると言っていたはずだ。旅とは、ただ当てもなく歩き放浪するだけなのだろうか。

 様々な興味が湧いてきたはるに、突然上から声が降ってきた。

 「起きたか。すぐ行くぞ」

 軽快な身のこなしで木の枝を滑り下りて来た林檎は、地面に着地してから少しだけ目をはるに向けた。

 「うん……」

 小さく言い返し、なんとか自力で低木から下りた。

 「あの……これ、ありがと」

 はるは片手で行こうとしていた林檎に、一晩中借りていた彼の上着を差し出した。けっこうしっかりした素材でできたものなのか、気持ちよく寝れた気がした。

 「おう」

 受け取った林檎とは、視線が合わなかった。渡された上着を素早く着る。

 「村はもう一度この山を登ってく。あと谷も」

 素っ気なく言い放ち、すたすた歩いていく彼の後に、はるは少し間隔を開けてついて行った。

 (谷……)

 谷の上には丘があって、そこにはるの村があった。他所の村、というよりも住民それぞれ仲良くやってきた、まるで村そのものが自分にとっての「家」みたいな錯覚があった。だから、村人全員が死んだなんて、考えたくもない。でも、考えてしまう。

 はるは事の経緯を考えつつ、まだ迷う心を奮い立たせた。

 「そういやお前さ、格闘家の娘だとか言ってたよな?」

 歩きながら、思ってもいなかった質問をされてしまった。

 「うん……まぁ」

 「まぁとはなんだ、娘よ」

 今度は師匠セビルからの問いだった。途中で口を挟まれた林檎はちょっぴり眉を吊り上げてどなった。

 「師匠は今でてくるな」

 「そうかたいことを言っていると心が狭くなるぞ、馬鹿者」

 「……」

 でも、本当に不思議だ。この師匠セビルの声は一体どういう訳で聞こえてくるのか……

 「師匠のことは気にすんな。んで?」

 んで?とはきっと、話はまだ途中だというらしい。

 「んで……って?」

 「お前、強いのか」

 端的過ぎる質問に、はるは愕然とした。自分が強いなど、考えたこともなかったせいか、それは真逆の発想だろう。まず、彼の言う強いの基準もわからなかったし、林檎が背中に背負っている双剣はどう考えても自分よりも強そうだった。

 「つ……強くない!」

 別に大きな声で言えることじゃなかったが、そうやって言いきれる自信は妙にあった。林檎がなんと言って来るのか、後でそわそわしたが、返ってきたのはあっけない言葉だった。

 「そっか」

 「……そうだよ」

 それから、2人は話さなかった。

 はるは自分から自発的に話しかける勇気がなかっただけなのだ。

 

 ***


 森の様子がおかしいのは近づいていくにつれてわかった。2人は自力で谷を登り、山を登って村を目指した。出発してからもう何時間もたってからだった。

 「ついたぜ」

 ずっと目の前を歩いていた林檎の影がぴたりと止まり、言葉通り周辺はどこか見たことのある風景が広がっていた。でも、かろうじて分かったのは長年暮らしてきた自宅の焼け跡と、焼け焦げた畑の跡だけだった。

 「……っ酷い」

 何をどう言ったらいいのか分からず、はるの口から漏れたのは小さな言葉だけだった。

 「……!」

 さらに目に映ったのが、原型すら留めていない幾つもの躯だった。空しい風だけがこの場を呑みこみ、舞うのは消し炭だけだった。はるは、口に手を当てたまま膝を折ってくたりと座り込んだ。本当に、本当に死んでしまったというのだろうか。友達も、先生も、隣の家のうるさかった叔母さんも、犬のケンやポチも、コウシロウも、大好きなお母さんまでもが……

 「お母さん!……」

 まだ生きている、そんな甘いとは分かっていても考えずにはいられなかった思いが、足を動かした。黒と茶色、時々赤色の地面を裸足で駆けながら、はるはその姿を必死に探した。すがる思いであの丘に向かうと、何人かの焼け焦げていないままの躯が転がっていた。ここまで火が回っていなかったのは奇跡なのか、丘には緑の草はらで倒れていた母親やコウシロウ、そのほかにここへ逃げてきた村人たちがいた。すぐはるは母親の元に駆け寄ると、悔しさをにじませる思い出力のない体を抱き寄せた。その感触は、もう……冷たくなっていた。

 そんな彼女を遠目で木に寄り掛かってちらりと見た林檎は、気分悪そうに舌打ちした。

 「闇の奴らは何考えてんのかわかんねぇ……まさかこんな小さな村まで襲うとはな」

 「親玉が姿を現さん今、下の使いに理由を尋ねたところで解決できるものではないからな……」

 セビルが彼の胸元で感慨深そうに言葉を吐いた。

 「親玉……か」

 林檎は背の双剣のつかを握ったり、上に上げたり、その輝きを眺めて目を細めた。

 「成敗せんことにはお前の気も晴れぬままだろう。親玉は今もどこかで何を企んでいるやもしれんからな……」

 「そんなことわかってる。そのために旅してんだ……」

 林檎はまた遠い目をした。

 闇の貴族は敵だ。少なくとも、闇の悪事に恨みをかわれている貴族なのだ。林檎は闇の貴族の親玉を叩きのめさないといけなかった。しかし、やはり居場所が不明なのは圧倒的にこちらの不利としか思えない。

 「それにしても林檎、あの娘に手を貸しておいて……情でも移ったのか?いつものお前なら気にも止めず前に進むというのに」

 愚問だった。何故かはわからないが、貴重な旅の時間を割いてまで林檎は、あまつでさえも、彼女を村まで再び連れて来たのだ。林檎が少女を助けなかったら、あの少女は命を落としていたはずだ。

 「俺は……一度はあの娘を見殺しにしてしまおうとした。それに、情なんて移ってねぇよ!……あの娘をここに連れて来て、それで終わりだ。これ以上関わる気はねぇ」

 簡潔に言い終えると、林檎は母親を抱きしめているはるにもう一度目をやり、それから背を向けて歩きだした。

 (まったく……素直でないな)

 しかし、いくら彼でも最後の言葉はかけて行った。

 「おい……娘!せいぜい生きろよー!」



 林檎とい少年は、行ってしまった。

 せいぜい生きろ。

 (生きる……私が?)

 はるは自問自答するのをやめると、母にうずめていた顔をゆっくり離した。自分にはどうすることもできない。なにしろ、死んだ者の復活はありえないのだから。母を取り戻すことはできないと分かっていても、何か違うことで何かできるはずだ。何か、その何かが……


 仇


 「そうね……仇、討つわ」

 コウシロウの死に顔や、母親の死に顔は仇を討って欲しいと伝えているのだろうか。この拳で、自分が許せないと思う者を自らの意思で裁き、亡き者のために戦いたい。たとえ無力だとしても、自分だけが平凡に生きて行くぐらいなら、それなら、死んだ方がましだ。

 はるは先ほどとはまるで違う、力強い一歩を踏んだ。これから村人全員の躯を土に埋めるのだ。気の遠くなるような作業だが、これをしなくては何も始まらない。そういえば、林檎らは魂を沈めたと言っていたが、ちゃんと成仏できたのだろうか。

 自分を救ってくれた一人の少年を思い出し、どういう訳か、彼にもう少しだけ一緒にいてほしかったと思ってしまう。大勢の死体を見て不安に押しつぶされそうになったからなのか、寂しかったのだ。あっけなく去って行ってしまった林檎に、はるは後悔していた。大体、命を救ってもらっておいて、借りを返し損ねたことも、後味が悪かった。今の自分にあの少年にどうしてあげられるのかはわからないが、まともにお礼を言えなかった自分が情けない。

 たくさん穴を掘って、躯をおさめて、はるは挫けずにその作業を続けた。時折林檎の顔が浮かんでは消えて、時間がたっては悲しみに胸が抉られる思いにさせられる……その繰り返しだった。

 もう日が沈み始めた夕刻、母親だけは丘の場所に埋めてあげた。その上に……花はどこを探しても無かったので、若い草をそなえて手を合わせた。

 (今更学校に行きたくったって、もう……行けないんだね)

 コウシロウがわざわざはるに声をかけてくれたあの時、本当は嬉しかった。でも、その時は村を出て行きたい思いが強くあって、素直に受け入れてあげられなかったのだ。あえて、ごめんねとは言わない。そして、彼らの思いがここに……確かにあったことも忘れない。最後に何てお母さんに言えばいいのだろうか。

 はるがそう考えて目を開けた途端、茂みがざわざわと蠢いた。

 「だれ……かいるの?」

 しゃがみこんでいた体を起こし、はるは声をかけた。もしかして、生存者が自分の他にもいたのだろうか。だとしたら、早く会いたい。しかし、いくら待っても返事は返ってこなかった。

 (風……)

 期待を大きく裏切られた思いに落胆し、はるが肩を落とした瞬間――――


 ゴォォォォォォン


 「あっ……!」

 赤い目が2つ……いや、3つだ!

 間違いなく闇の魔物であろう姿かたちの黒い物体は、恐ろしく耳障りな地響きに近い咆哮をあげた。訳も分からず放心状態で腰を抜かしてしまったはるは、自分の身に危険が迫っていると直感した。のっぺりとして歪んだ面長な黒い顔。そして同じく黒い四肢に赤い脈……大きな手の先には、鋭い爪が見える。その魔物は暫くはるの様子を窺っているようだ。しかし、いつどのタイミングで襲いかかってくるのかは予測不可能だ。

 そんな時、彼女は自分に「冷静になれ」と呼びかけた。

 仇を討つのに、魔物一匹討てなくてどうする。

 そして、最後にはるをつき動かしたのは、母親の言葉……ではなく、林檎のあの言葉だった。



 ――せいぜい生きろよー!!



 「怪物…………魔物……闇の民!……みんな、みんな許さない!」

 力ある限り、魂を込めてはるは吠えた。

 林檎が持っていたような剣は今無い。ただあるのは……

 (私はこの拳で戦う!)

 「はぁぁ!!」

 素早く前に飛び出し、叫びと共に右拳……左拳を順に繰り出した。魔物は一発目をまともにくらいよろけたが、大きな両手で次の攻撃を防御した。

 それでも間髪いれずに技を繰り出せば――――

 「っうぐ!!」

 ゴォォォォォォオオオ

 魔物はまた、咆哮した。はるの何倍もの大きさの平手打ちが、全身にうたれたのだ。今までにない瞬間的な衝撃に、はるは転ばずになんとか体勢を立て直した。

 ゴォォオ……!!

 「五月蠅い……五月蠅い――――!!」

 まるで飢えた狼の如く叫び続ける魔物に、はるは眉根を寄せて叫ぶ。

 それに関わらず、思ったより早いスピードで魔物はパンチをかわすのだ。

 (ならこれで……)

 「はぁ!!」

 はるは姿勢を高くして思い切り足を繰り出した。林檎には避けられた技……回し蹴り。

 「当たれ――――……っぐは!!」

 何メートルか、衝撃で吹っ飛ばされた。

 意識がほんの一瞬途切れて、はるはあの傷の場所に痛みを感じた。まだ完全には塞がっていなかったのか、よりにもよって魔物が爪をたてたのが傷の場所だった。鮮血がほとばしり、空中に飛び散ったそれは、まぎれもない……自分の血だった。

 はるはそのままどたっと倒れ、全身の痛みに耐えながら見えたのは恐ろしく迫ってくる魔物の姿だった。黒く、惨い魔物。仇を討つと決めたのに、最後はこの魔物に喰われて死ぬのか。情けない。

 (でも……お母さんと同じここで死ねるなら――――)

 はるは母親の墓場に優しくそっと手をのせた。

 どんどん迫ってくる残酷な足音……

 「私はお前に喰われる……のね」

 はるは瞼を閉じて、命が奪われるのを待った。


 ゴォォォォォォォオオオオオオ……ゴォォォ!!!!

 

 バシャャャァッ――――


 「……」

 おかしい。

 いつまでたっても生きている。

 はるは震える瞼をゆっくり開けた。見れば自分の体は真っ赤になっていた。

 (自分の……血じゃない)

 もっとどっぺりした感触の血……

 前に目を向けると、あの五月蠅かった魔物がすっかり草臥れていた。何か鋭い刃物で切られたようなあとに、正確なしまつの仕方。

 自分は何もしてないのに――――一体何故……

 すると、よく見ると魔物の横には見たことがある剣が2本、煙をまいて地面に突き刺さっていた。あんなものに巻き込まれていたら……はるは考えただけでもぞっとした。

 いや、そうじゃなくて。あの剣は……あの2本の剣は。

 「せっかく俺が救った命、大切にしやがれ」

 「ぁ……」

 すぐ後ろからあの少年の声がした。

 心がざわつき、はるは半分体を起こしたまま振り向くことができなかった。

 悲しくて、怖かった。自分の心の変化や動揺が、悟られたくなかった。それでも体は正直で、はるはしくしく泣きながら、悔しながらに涙を手で擦った。もう喉は血の味で、手も体も汚れきっていた。後ろに林檎が立っていることくらい分かっているのに、はるは大きな声で泣いた。

 「うわぁああああああ……!!うわああんっ……」

 はるの泣き声だけが沈黙さえも破った。

 だって、悔しかったから。

 「……」

 しばらくして、泣き叫ぶ少女に林檎はありったけの大声でこう告げた。

 「甘ったれんな!!」

 「う……」

 (ほう……)

 師匠セビルは言葉に出さず、驚いた。これにははるも、ぴたりと泣きわめくのをやめた。彼の言葉はまるで、現実の恐ろしさを警告する言葉にも思えたのだ。

 さんざん泣いた後のはるは、もう顔がしわくちゃだった。

 「そんな魔物一体でそのありさまなら……お前はすぐ死ぬ。お前は死にたいのか!?」

 はるはまた目元に涙が溜まりそうで、口をへの字に曲げながらもようやく言い返した。

 「……たく……ない。死にたくないに、決まってるっ……!!」

 「なら!!」

 「ぇ……」

 ついにはるは後ろを振り向いた。そこには夕焼けに照らされた赤きライオンのような林檎が立っていた。

 「俺と仲間になれ!」

 その言葉は彼女にとっての救いだったのか、それとも単なる出会いだったのか。

 はるはしっかり林檎の目を見つめた。

 「仲間……?」

 はるはぎこちないようすで呟く。自分に向けられている言葉としか思えない。

 「でも……」

 「迷うならいい!」

 ばさりと言いきった林檎は、そのまま、ぐるりとまた背中を向けた。

 林檎は思うのだ。少しでも迷うくらいなら、すぐに断った方がいいと。言うだけ言って、あとははるの意思に任せる。

 そんな林檎の考えを悟ったはるは、次の瞬間には、もう……藁にもすがる思いで声をあげていた。

 「お願い……待って」

 林檎は言葉通り、待った。

 「あなたに……ついて行かせて。足手まといになんて、もうならない。それに、やらなきゃいけないこと、決まったから――――」

 涙なんて気にも止めない。林檎の言うとおり、今悩んでいたって仕方がない。

 薄汚れた自分の体を情けないとも思いつつ、はるは懸命に、目に力を宿した。

 「やること――――か」

 なんだか林檎の声は、急に穏やかになっていた。

 「俺は、闇の貴族を追ってる。お前の村が襲われたのも、多分……闇の集団だろ。お前も追うんだろう?闇の貴族を……」

 「えぇ。追うわ……なんとしてでも!」

 はるは改めて考えた。林檎が言うことから、2人の追うべき敵は同じい――――つまり、進むべき方向も同じという訳だ。じゃり、と口の中にあった砂をかみ砕き、再びはるは拳を強く握った。

 「ほら、供えておけ」

 「わっ」

 ふさっと何かが投げ渡された。受け取ると、それは可愛い小さな花だった。

 どうしてここらに生えていないはずの生花を、彼が持っていたのかは謎だったが、はるはありがたい思いでそれを握った。そうしたら、林檎は投げて地面に突き刺さったままの剣を引っこ抜きに向かった。

 すぐ横に作った母の粗末な墓場。

 そこに、はるは祈る思いで花を供える。

 (……安らかに眠ってね、お母さん。みんな……またいつか必ず村に戻るから。そしたらちゃんと、ただいまだって言うよ――――)

 

 

 

 

 

 

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