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導入という名の諸々説明回

「控えめに言って頭おかしいんじゃないですかね?」


 Q:真っ白すぎて距離感狂う謎空間で、金髪オッパイのどエラい美人に開口一番にディスられた気持ちを述べよ

 A:解せぬ


「そういうとこですよ! なに謂われの無い罵倒を受けたみたいな顔してるんですか!」


 実際身に覚えがないからね、仕方ないね。

 というかこの声って俺を転生させた神様だかその使いだかの人やん、初見のときは超然とした口調&眩しい発光体で完璧な超越者ムーブしてたのに。


「……私の姿を正確に認識できるのは、貴方がわずかなりとも神格に手が届く領域に踏み込んだからです。っていうかやっぱり見えるんですね……」


 え、マジで? 俺知らない内に神様に片足突っ込んでんの? まったくそんな感じしないんですけど。


「あくまで単純に存在の総合力が私たちを正しく認識できる基準に達した、というだけです――というか神格を得る適性が欠片もないのに単純な力の総量だけでその域に至る生命体とか高位のドラゴンくらいしか聞いたことないんですけどね!」


 バッカじゃねーのお前、といった眼つきを隠すことなく額に手を当てて嘆息する女神様(仮称)

 さっきからボロクソに言われてるけど、貴女様のご要望には可能な限り沿ったと思うんですけど……なんぞ手落ちでもありましたかねぇ?


「えぇ、文句無しの仕事っぷりでしたね! 最初の頃は消極的を通り越して邪神の関わる全てから全力で逃げ続けてたのに聖女と出会って以降、危険を度外視して最大効率の行動を取り始めたときは何事かと思いましたよ! 本当に!!」


 それを言われると気恥ずかしいものがあるね。

 俺としては甘酸っぱい感情とかは一切ないのだが、傍からみたら超美少女に一目惚れして一念発起したようにも見えなくもないのがまた悩ましいところだ。

 あいつらが大事だというのは今さら口にするまでもない事ではあるが……なんというか、言語化させるのが難しい感情なのである。


「安心なさい、貴方があの子に向けるものが色恋の類いだとは思ってません。あれはもっとダメな方向に極まったナニかです」


 さっきから罵倒しかされてないような気がするんですけど、死後に転生人生の採点あるとか聞いてないんですけど。

 ダメだしばっかやん、なんでやん。ちゃんと邪神の端末はブッ●したやろ、極力犠牲無しで。


「その点に関しては紛れもなく感謝しています――私の管理する世界から叩き出してくれるだけでも十分だったのですが、討滅までしてのけるとは思いませんでした。えぇ、ほんとに感謝してますよ? あの子の世界回帰に何度か魂を同調させてその末に掴み取れると思った結末を最初の同行で一発クリアした挙げ句、私のもとに還る筈だった多くの人間たちまで存命してますからね!!」


 お陰で死後の貴方の魂を此処に喚ぶ羽目になりましたよ! と、一気に言い切る女神様(仮称)。

 えーと、つまりどういうことだってばよ?


「やりすぎだよ! 数回の世界の回帰で消費される予定のリソースが丸ごと浮いたおかげで調整が死ぬほど面倒になりましたよ! 嬉しい悲鳴ですけど!」


 ヒートアップする超絶おっぱい美人も見ていて眼福だが「私を視認して出てくるのがその感想っていうのも大概おかしいですからね、人の子だったら普通、魂格の差で視覚が潰れますからね?」それはいいんだ、重要な事じゃない。

 世界回帰っていうのはアレだろ、アイツのループ能力の事だろ?

 初めて会ったときのアイツはループする直前――酷くボロボロで傷ついた状態だった。身体ではなく、メンタルが、だ。

 一回、一回を邪神を倒すという目的に辿り着く為の消化世界と思うことなく、全力で多くを助けられるようにと糞ったれな状況に挑み続けてきた奴やぞ?

 何度も()()()()()いい加減、限界を迎えてもおかしくないだろ。見ていて不憫過ぎるわ。


「……そうですね、そんな優しい子であるからこそ私の権能の一部……時間回帰を世界規模で発動させるに足る聖女となったわけですが」


 だから初回クリアするのも仕方ないね。アイツらに負担かかるからね。


「混じりっ気無しの本気で其れを言う上に実現してるから頭おかしいんですよ」


 100点満点を120点とった筈なのに、肝心の出題者が俺に優しくない。なんでや。


「最後の最後でマイナス50点くらいにはなりましたよ、なんですかアレ」


 アレっつーと……邪神ヤったときのか。ソロで討伐するにはあれくらい必須だと思ったんですけど。


「あの桁の狂った自己強化にも色々言いたい事はありますが、その結果が問題です――あの娘達、泣いてましたよね? それも酷く」


 あ~……。

 まぁ、ね。気のいい奴等だから後で泣くだろーなーとは思ってたけど、邪神の隔離空間ぶち抜いて現場までやってくるとは思ってなかったんだよな。

 あとから結果が伝わればえぇわ、って思ってたのによりにもよってくたばる瞬間をお見せしてしまったのは痛恨のミスだったわぁ……。


「まともな遺体すら残ってない処か、魂まで酷く損傷してましたからね。此処に喚び寄せる前に最低限の修復を行うのもかなりの手間でした……分かってます? 下手すると輪廻にも乗らずに消滅するところでしたよ?」


 折り込み済みやぞ? 魂くらい焚べないとソロ討伐可能な強化倍率にならんかったんや、しゃーないね。

 全部ぶっ込む前に倒しきれたのはラッキーだったわ。最悪、自己因果まで燃料逝きにするプランもあったし。


「ブフゥッ!?」


 うぉ、顔に女神汁(仮称)がぁっ!?

 ちょ、なに吹き出してんの女神様(仮称)、さっきから――っていうか割と最初から威厳とか超然感が行方不明すぎない?


「因果って、ちょっと! 自身のものとはいえ基盤概念情報にまで干渉可能とか――あぁ、そうですね、神格を認識できるわけです」


 頭を抱えて唸る姿もふつくしい……まぁ、原因は俺っぽいけどね! 

 流石に手ぇつけたらヤバい領域だっていうのは分かってましたよ? ただ、聖女(アイツ)らを筆頭にあの世界の英雄やら伝説の存在やらが勝利できてない神格(バケモン)凡庸凡才(オレ)がどうにかしようと思ったら、とれる手段がそれくらいしかなかったんや、つまり不可抗力ぅ。


「もし()()まで焚べていたら、どうなるか分かってるでしょうに……やっぱり頭おかしいこの子……!」


 ここまで神様に散々狂人認定されまくる人類とかあんまりいない気がする、一周回ってちょっと凄くない?


「あぁ……もう、さっきから会話をするだけで疲れるような気がします。私の精神の安寧の為にも本題に入るとしましょう」


 一呼吸挟むと、疲労感漂う美貌が一気に引き締まって厳かな雰囲気が――あ、やっぱ無理だわ、さっきまでの砕けすぎて粉末状になった態度のせいで厳かまではいかねーわ。うん。


「邪神の端末の討滅、見事なものでした。更に、多くの死にゆく運命にあった生命を救い上げた行いも評価に値します」


 女神様(仮称)は早くもスルー技能を習得したらしい。超絶美人の軽妙なツッコミというのも味わい深いものがあったんだけど残念だ。


「何より、あと数回は行われる筈だった世界の時間回帰。これを省略して勝ち取った未来はより豊かに、力強く紡がれてゆくことになることでしょう――故に救世の英雄よ、今回の貴方の功績は余りにも大きい」


 あ、はい、恐縮です。なんか茶化してすみません。


「貴方には今の貴方のまま、再度、私の管理するかの地へと転生して頂きます。勝ち取った平和と未来が紡がれていく世界を、今度は使命とは関係無しに望むように謳歌なさい」


 おぉ? マジで!? 使命とはいうけどやりたいようにやった結果だし、これでこの報酬とか逆に申し訳ないくらいだ。

 とはいえ、やり残したことも多いしこのご褒美は渡りに船ってやt「ただし!」 


「貴方の魂は未だに疲弊したまま――基幹と器の修復は行いましたが、消耗した部分までは取り戻せてはいません。以前のような無茶は到底できないと留意なさい」


 え、ちょっと待って。それって放っておくと死ぬとかは無くなったけど、糞程弱体化してません?

 最悪、前の最初期よりはなんぼかマシ、程度になりかねないやん。残党狩りしようと思ってたのにどーすんだよ。


「だから! 残党狩りとかそういうのをやるなと言ってるんです!! やっぱり残業染みた真似する気満々だったわこの子!」


 いや、ラスボス倒して万事解決なんてのはゲームの中だけでしょ。寧ろ大変なのは後の復興とかだろうし、それなら余計な真似しそうな邪神側の残存戦力とか潰して回った方が人類側も楽かなーって。


「以前こちらに招いた魂で転生前の死因が過労死だった人物もいたのですが……同じ感じが……いえ、違いますね」


 ふと、気付いたように呟くと不思議な光彩を放つ瞳が呆れたように細められる。


「徹頭徹尾あの子達の為ですか」


 いや、自分の為ですけど?(真顔

 綿密に立てた邪神●害フローチャートに味噌つけちゃったし、最期にひでぇ死に様見せちゃったし……大泣きさせちゃったし、それくらいはしないと後味シュールストレミングすぎてアフター転生ライフを謳歌できないんですよ。


「最後の理由が一番でしょうに。 なんていうんですかね、ソレ。貴方の世界でつんでれ? とかいうのでしょう?」


 ないわー。イケメンでもなんでもない男のツンデレとか何処に需要があんだよ。


「貴方の感情の発露法についてはこの際なんでもいいですが、どうしても戦いを続けたいというのならまずは心魂を癒しなさい。手早く治療したいというのなら……言わずとも分かるとは思いますが、あの子達の手を借りることですね」


 ……話の流れからしてそう言われるとは思ってたよ! 畜生!

 そりゃね、肉体精神どころか魂の消耗なんて世界最高の回復・治療のスペシャリストでもない限り手が出ないから自然と相手は限定されるよ、少なくともパッと思い付くのは俺も五指に満たない。

 だからって会えるわけねーだろ! 申し訳なくて会わす顔がないから残党プチプチで負債を清算しようとしてるんですけどぉ!!

 思わず叫んだわけだが、女神様(仮称)は唐突に真顔になった。え、なに急に怖い。


「これは助言です。英雄よ、地上に降りたなら可能な限り直ぐにあの子達のもとへと向かいなさい。貴方は貴方が思っているよりも自身の存在が大きかったと知るべきです――っていうか後回しにすると絶対後悔しますよ、いいですか? よく聞きなさい」


 たっぷりと溜めを作って噛んで含める様言ったのは、人差し指を立て、一言のみ。


「女の子は待たせると怖い」


 おいぃ、フルチャージ感出しておいてそれだけっスか。

 言ってることは分からんでもないけど、アイツらは半分例外みたいなもんでしょうに。女神様(仮称)だって知ってるでしょ? 転生前は性別逆だったんやであいつら。


「処置無し、と言ってしまいたいですが重ねて言いましょう。早めに会って素直に謝罪なさい、どうなっても知りませんよ本気で」


 むぅ、転生人生に幕を引いた筈なのに、再度機会をくれるような神様が再三忠告してくるということは何かあるんだろうか。

 確かに、何か厄介な事が起こるというのなら直ぐに聖女(アイツら)に接触してでも全盛期を取り戻せるように覚悟きめておかねばならんね。


「絶対分かってないですが……まぁ良いでしょう。人の営みに多く口を出すのも私の立場的には憚られるものですし、数々の苦難を切り抜けてきた手腕に期待、ということで」


 なら今回の問題はまったく別の類ではありますが、とか呟かないで下さいよ。クッソ不安になるんですけど。


「では、新たな肉体の構築も終わったのでそろそろ彼の地へと送るとしましょう。再三言いますがくれぐれも無茶をしないように。下手に限界を越えようとすれば、反動で前回から魂に刻まれているダメージが肉体に再度反映されてしまいますからね」


 あ、スルーですか……そして仕事はえぇ。さらっと消滅した人体を魂の情報を元に健康体として再構築するあたり、女神様(仮称)は女神様だったらしい。

 反動ってのがちょい怖いが、ダメージが癒えるまではそういった場面に陥らんように立ち回るしかないわな。


「世界の未来を切り拓いた英雄よ、新たな門出に祝福を。三度目の貴方の生が未知と希望、喜びに満ちているよう祈っていますよ――あと身の安全の為にお腹にジャ○プを仕込んでおいた方が良いでしょう」


 おいちょっと待って! 急に待って!! なんでジ○ンプやねん!?

 っていうか女神様ジ○ンプ知ってんの!? 最後の最後で滅茶苦茶気になること言ったよこの神様! そもそもなんd


 聞き返す前に白い世界がさらに光を放って眼を灼き、視界が真っ白に染まる。

 明滅する瞼の裏と遠くなる意識。

 そこに「おしあわせにー」と、どこか適当感ある声が届いた気がした。


 ……やっぱ(仮称)は最後まで必要だったわ!











 ――で、だ。


 眼が覚めると行きなり衛兵の詰め所だった。

 装備からして聖都と呼ばれるこの大陸の宗教国家の中心地の兵と思われる衛兵さんに、説教混じりで説明される事数十分。

 早朝に門番が開門作業を行った処、門脇の壁に座り込んで鼻提灯に船を漕いでいたのが俺らしい。

 大方、閉門時間前に街に到着しそこねた旅人なんだろうが幾ら邪神討伐後、治安も良くなってきたとはいえ不用心が過ぎるとのことです、ハイ。


 暖かくなってきたとはいえそのまま放置もできんと、揺すっても小突いても起きやしない不審人物を牢じゃなくて備品の長椅子に転がしてくれる衛兵さんマジ良心的。


 諸々の注意と説教、あと余所者が街に入る際の税金――無一文だったらどうしようかと思ったが普通に着てる旅装に財布が入ってた――を払ってなんとか詰め所を後にする。


 うむ、良い天気だ。昼過ぎってとこか?


 先ずは空と太陽を見て大雑把に時間帯を把握すると、次いで視線を下ろして町並みを眺める。

 まぁ先に挙げた様に衛兵の装備からして分かってた事だが、やはり聖都……アイツらのお膝元だな。


 あの女神様(仮称)は余程さっさと再会させたいらしい。お願いですから心の準備をさせて下さい(白目


 会いたい気持ちは勿論ある、おおいにある――が、黙って出ていった挙げ句にラスボスと相討ちみたいな感じで死に別れした身としては会いづらいってレベルじゃない。

 糞バカ野郎と罵られてブン殴られても仕方ない。俺ならそうしてる。

 う~ん、女神様(仮称)もはよ会えとは言ってたしなぁ……でも何か起こるっていうなら暫く潜って情報収集に徹するのもアリなんだよな。経験上、対処にするにしてもその方が楽な場合が多い。

 でもなぁ……。


 アレコレごちゃごちゃと考えて悩むが、取りあえずは街を散策することにした。 

 現実逃避とは言わないで欲しい。衛兵さんも治安が良くなったとは言ってたので気にはなっていたのだ。

《《前》》の俺は、立場的には聖女が直接雇った傭兵みたいなポジションだったので、あちこちに情報収集に出向く事も多かったがそんでも基本的な拠点は聖都だった。

 なので目に映るのは勝手知ったるといった光景なのだが、所々に気になる箇所がある。


 なんつうか、これ……結構時間経ってない?


 以前は破損したのを応急補修した外壁とか、崩れた箇所が多くて立ち入り禁止になってた狭い街路とか。

 そういったものが修理されていたり、後回しになってた筈の瓦礫の撤去が終わってたり。

 ポツポツと見かける空き家だった場所に新たな住人や店舗が入ってたり。

 大戦中に壊れ、麻痺した街の各所機能が完全復活してるって訳では無さそうなので、5年も10年も経ってるってわけでは無さそうだが……。

 一年か二年か。前に居たときからそれくらいは経過してる気がするな。


 とはいえ、やはり明確な差があるのは建物より住人や行き交う人々の表情だわ。

 活気や笑顔が多い。 聞こえてくる声や会話も穏やかだったり陽気だったりと陰が殆ど無い。

 どうやっても、街の何処にいても存在してた張り詰めた空気や無理にでも士気を保とうとする気勢が無い。

 毎日聞いていた、誰かの無事を祈る声が、喪った誰かを悼む声が、無い。


 ……勝ったんやなぁ、俺達。


 やばい、ちょっとグッと来てる。泣きそう。

 最後の戦いでどうやっても御命終了(使い切る)チャートしか組めなかった俺が、見れる筈も無いと思っていた光景が街中に広がっていた。

 世界中とは言わないが、きっと多くの国、街、村に増えた光景なんだろう。

 誰を、何を守るか、誰を倒すか。優先順位や区切りは明確につけているつもりだ。

 それでも自分が関わってきた戦いの結果が良い形で現れているのを見ると、気分が上向きになってくるね。テンション上がってきた。

 女神様が見てきなさいと言った、俺達が切り拓いた未来の一つってやつは間違いなくこれなんだろう。

 本格的に情報収集に移る前に、暫く街でゆっくり過ごしてみるのも悪くないかもしれんなぁ。冒険者とかは今更やる気もしないし、なんなら将来は街の探偵みたいな事をやるのもいいかもしれん。


 平和な街の空気に癒されたせいか、大分緩い思考のままフラフラと人混みを歩き続ける。

 完全に気が抜けていたのか、完治には遠い身体のせいか。

 ポケットに突っ込んだままの手を誰かに掴まれるまで、俺は全く反応ができなかった。


 両の手ですがるよう掴んで引かれた腕の感触に、驚いて振り返る。


 ――視界に飛び込んできたのは透けるような銀糸の髪。

 個人的には女神様に匹敵してると思う可憐な美貌は、余程慌てていたのか息を切らして頬が上気していた。

 空色の瞳にはアホ面を晒した黒髪の男――俺が映り込んで揺れている。

 休日なのか、()()()()()()祝福したローブや戦闘用に調整したシスター服ではなくて、シンプルな白地の服と黒いスカートの上下だ。


 ――エンカウントすんの早すぎやない?


 俺が一番会いたいけど、一番会い難い相手――聖女姉妹(きょうだい)の片割れにきつく腕を捕まえられた状態で、これも仕込みだったりしません?と、天を仰いで女神様に問いかけたくなった。











主人公

最初は普通に奴隷ハーレムとか夢みちゃうちょっとアレ系転生者だった。

持ってた転生特典で聖女くんちゃんの魂の輝きを直視して以降、漂白されすぎて爆誕した基地外。

聖女くんちゃんを筆頭に、輝くような魂を見つけちゃうと助ける為なら気軽に死地にダイヴしちゃう真性マジキチ。


女神様(仮称)

金髪でおっぱい。

自分の権能を与えた可愛い魂を補佐する使命を主人公に与える。

相性の良い魂同士を選んだつもりが、逃げ回ってばかりの初期主人公に頭を悩ませていた。

後に聖女救済RTA勢と化した基地外に白目を剥く。


聖女(金)

本文に一切でてこなかった。

メス堕ち被害者1号。愛が重い。


聖女(銀)

メス堕ち被害者2号。

最後にちょっとしか出れてないけど、姉に負けず劣らず糞重い

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