設定用語・建築構造物・施設設備
○オルランゲア宇宙港
惑星上に移動するための軌道エレベーターを中心にしたドーナツ形のスタンフォード・トーラスを6つ重ねたような形をしている。一番基本的な宇宙港。
1つのドーナツの全長は30㎞。
リング部分は直径800m。
遠心重力を発生させないために無回転。
リング同士。さらには、軌道エレベーターにぶつからない為に軸で結ばれ、人や物資の移動に使用される
それがあるために、車輪のようにもみえる。
ドーナツは、一番下の部分を1階層とし、上に上がると数字が増えていく。
6階層:貨物用大型船停泊地
5階層:貨物用中型船停泊地
4階層:貨物用小型船停泊地・貨物集積所・修理用ドック・小型シャトル発着場
3階層:運行管理区画
2階層:生活施設区画
1階層:旅客用停泊地
△貨物用停泊地は基本1ヶ所に 1隻のみ。さらに大中小の3サイズがあり、全て合わせて約2100隻の船が停泊できる。
小型停泊地:1~1000番
幅50m奥行き50m高さ50m
中型停泊地:A1~700番
幅100m奥行き200m高さ100m
大型停泊地:B1~400番
幅150m奥行き400m高さ150m
それ以上のサイズの船は、外部係留という形になる。
△停泊地は、船舶収納後は隔壁が閉じられ、サイズに関係なく約20秒で空気が充填される。
停泊地内は常に低重力(約0.3G)。
船舶はアームとジャッキで固定される。
通路に出ると1Gになる。
ポート自体のデザインは様々
○スペースコロニー
宇宙空間に浮かぶ人工居住地のこと。
有名なのは3つあります。
①シリンダー型
円筒型で回転によって重力を発生させ、交互に陸と窓の区画に区切られ、窓の外側には太陽光を反射する可動式の鏡が設置され、昼夜や季節の変化を作り出す。一番有名ですね。
②バナール球型
回転する球殻の極付近に大きな窓を作り、外部に設置された鏡で反射された太陽光を取り込むタイプ。資料の画像を見る限り、『球』ではなく『短くて太い筒』に見えますけども。
③スタンフォード・トーラス
いわゆるドーナツ型。
回転してリング内部の外側に、地球と同等の重力を発生させ、太陽光は鏡で取り込まれる。リングはスポークで結ばれ、スポークは人や物資の移動にも使用される。また、スポークで繋がれたハブは無重力であるため、宇宙船のドッキングなどに使用される。
他には、小惑星を改造したものなんかもあるようです。
△施設集中型作業基地コロニー
通常の円筒形コロニーより少し短く、3つある島の内2つが駐艇場になっていて、後の1つには、島の敷地の半分を占める、宿泊施設・飲食施設・リラクゼーション施設・スポーツ施設・大小の多目的ホールなどがはいった、巨大な建物がある。
もう半分の敷地には、緑地の公園と物品倉庫がある。駐艇場は作業場にもなります。
○軌道エレベーター
惑星表面から宇宙空間の静止軌道まで移動できるエレベーター。
ロケットの打ち上げをしなくていいのでコスト削減になるそうです。
○マスドライバー
マスドライバー (Mass driver) とは、惑星の衛星軌道上や衛星の周回軌道上に物資輸送を大量輸送に向くよう効率良く行うための装置/設備/施設で、地上から第一宇宙速度にまで加速した輸送コンテナなどを「放り上げる」物である
○人工天体
読んで字のごとく、人工物で製作された、コロニーよりも巨大な建築物のこと。
ぶっちゃけ『ス◯ー・ウォーズ』にでてくる『デ◯・スター』や『銀◯英雄伝説』にでてくる『イゼル◯ーン要塞』を考えていただけると分かりやすいです。
○通信についての解釈
△一般回線
インターネットや電話のための回線
△特殊回線
警察・軍隊・企業・同一グループなどが使用する専用回線で、特殊な回路チップがないと使用できない
○検査機について:
検査機・チェッカーは、縦45cm✕横60cm✕高さ100cmほどのボックスの上中央に、縦50cm✕横40cm✕厚さ2cmほどの長方形の板が斜め85度に設置され、大抵はカウンターに埋め込まれる形で設置されている。
そのため、カウンターの上に出ている斜めの板だけを検査機と勘違いしている人も多い。
検査機の正面に立ち、通常の汎用端末ツールなり腕輪型端末リスト・コムなりを板にかざすと、身分証明書のチェックと同時に、顔認証・眼球の虹彩と眼球血管・端末を持っている手から指紋・静脈・DNAをチェック。
全身及び腕や目ををサイボーグ化している人の場合は、脳波を測定して本人を特定する。
その全てのチェックにOKがでなけれは、仕事の受注や報酬の受け取りができなくなるという、高い保安性セキュリティを誇っている。