肉牛転生
今回初めての投稿になるのですが燦々SUN先生の作品に登場していたものに新しく追加したものなので燦々SUN先生な作品に対する侮辱などは含んでおりません。単なるファン作品として読んでいただけるとありがたいです!ほかにもまだまだ未熟なのでよくわからない点もあると思いますが楽しんでください
気がつけば、俺は巨大な体躯と角を持つミノタウロスになっていた。
名前はバフ・ミノタウロス。家具を壊しながら学園生活を始める日々。
学園の食堂に入ると、絶望が待っていた。
硬くて噛み切れない肉、水っぽいスープ、石のように固いパン。
「妹にFランクと馬鹿にされたままじゃ終われない…!」
俺は心に誓った。
この学食を変え、誰もが笑顔になる料理を作る!
初めてキッチンに立った俺は、巨大な手と角で食材を扱いながら、料理の冒険を始めるのだった。
第二章:学食無双、開幕
初めての料理は「ステーキ&ハーブ野菜炒め」と「香味スープ」。
肉塊を塩・胡椒で下味をつけ、フライパンで表面を焼く。
野菜をオリーブオイルとにんにくで炒める。
スープは鶏ガラと野菜を煮込み、ハーブで香り付け。
ヒロインたち、トロール族の大食漢女子が試食。
「うまぁ~い!」
「信じられない…学食でこんな味が!」
デザートは「ハチミツかけパンプキンプリン」。
彼女たちは目を輝かせて食べ、学食ランキングは瞬く間に俺の名で席巻された。
第三章:食材と日常の挑戦
学園の食材事情は厳しい。劣悪な業者食材しかない。
俺は森や川に出かけ、巨大な野菜や魚、キノコやハーブを採集。
森のキノコリゾットや野草サラダ、ハーブティーなど、森の恵みを生かした料理を作り、生徒たちは毎日楽しみにするようになった。
ライバルのトリケラトプス転生者との森の食材争奪戦も、学園生にとっては一大エンタメイベントだった。
第四章:ライバル登場と料理対決
中庭に特設キッチンを設置し、ライバルとの料理対決。
俺は「グリルチキンのハーブソース」と「野菜たっぷりミネストローネ」を用意。
ライバルは豪快な肉料理で勝負。
審査の結果、僅差で俺の勝利。
二人は協力して「森のフェスティバル」を企画し、生徒たちは料理とイベントで学園生活を楽しんだ。
第五章:理事長の孫娘と特別料理
理事長の孫娘は超グルメで、今まで誰も満足させられなかった。
俺は「ローストビーフと季節野菜の盛り合わせ」「濃厚かぼちゃポタージュ」「ハーブ香るライスサラダ」を作る。
孫娘は無表情で試食を始めるが、一口ごとに表情が変わり、最後には涙を浮かべた。
「これは…最高…!」
俺は少し寂しげに笑い、心の中で呟く。
「もうこれ以上料理は作れないかもしれないな…」
第六章:妹への見せつけ
卒業前、妹に「ビーフシチュー&ガーリックトースト」を出す。
肉と野菜を赤ワインでじっくり煮込み、ガーリックトーストは香ばしく焼く。
妹は口に運ぶ前に止まり、渋々笑う。
「…やっぱり、私には無理かも」
俺は肩をすくめ、心で呟く。
「食べられなくても、喜んでくれるならそれでいい」
ヒロインたちは皿を空にし、今日も学食は笑顔に満ちていた。
第七章(番外編):森の恵みフルコース
学園の食堂に特別な日が訪れた。
俺は「森の恵みフルコース」を作ることにした。
森のキノコとハーブのリゾット
自家製ローストビーフ
季節野菜の盛り合わせ
ハチミツかけパンプキンプリン
料理ごとに森の香りや火加減、ハーブの風味を丁寧に閉じ込め、試食タイム。
ヒロインたちは一口ごとに目を輝かせ、理事長の孫娘も涙を浮かべた。
妹も微笑みながら言う。
「食べられないけど…すごいな、バフ」
俺は肩をすくめ、静かに心で呟く。
「喜んでくれるなら、それでいい…」
夜の静かな食堂で、料理の香りと笑顔の余韻を感じながら、次の料理の構想を練る俺。
学食無双――まだ終わらない。
明日も、その先も、俺の料理は学園を笑顔で満たし続けるだろう。




