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瑠奈達の物語!  作者: 悪の王国
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忘れてるんだ....

「でも俺、教えんのヘタだぜ?」

健吾は、困ったように言った。

「もぉー!健吾!そーゆうのいいから!!」

「はぁ?」

よく分からないように健吾は、言った。

「でもでもアタシ今日無理なんだよぉ」

梓が、つぶやくように言った。

「それなら、明日にしようよ!」

未央が、言った。

「えっ!いいの?じゃあ..明日瑠奈の家に

集合!!」

私はうなずいた。

でも、明日は誕生日だ....

もしかして、私の誕生日を忘れてる!?

「そうだな明日は別に用事もないしな」

健吾が言った。

やっぱり忘れてるんだ....

「じゃあ明日の、12時半ね!」

「.....」

私はずっと下を向いていた。

「どおした?熱でもあんのか?」

健吾は、私の顔を覗きこんだ。

「うっううん!何もないよ!

大丈夫!!」

あぁ、嘘をついてしまった。

「ならいいけど」

「じゃあ明日ー」

そう言って解散した。

私は影薄いかなぁ?

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