縁側三匹目 異世界の魔法図書館
異世界の白鯨二日目、まあ実際はまだ一日は過ぎてない…………白鯨に居る限り、何か身体が軽い気がするし昨日より視界が良い、朝起きて視力が小学生位まで回復した様な、目覚めの良い朝だ…………眼鏡から解放される楽さよ。
解放感はさて置き、さて一日の始まりは日本のトーストとマーガリンに、コーヒーはやはり何故か売ってた懐かしいマッ缶《M○Xコーヒー缶》だ、千葉とかでは普通に売ってるらしいが、某主人公の好物だったな………確か。
「たまに珍しい場所で見るが、千葉辺り以外では希少なコーヒーなんだよな、高校時代は普通に自販機から買えてたが、まあ他の企業のは普通に長年飲めてるけどね、甘党コーヒー派に優しいよね」
そしてパンを温める、人気のあるトースターを買い、いつの間にか居たガリレオさんが興味深くトースターを見てたが、何故か一瞬驚いた顔をしてたが、何故か一瞬でトースターを見て潤んだ目で私を見ながら、嫌な予感と共にガリレオさんは言う。
「シロウ………、コレをクレ」
何か微妙な間があったが、何故に私を見てたまに何か言いたそうにしてるのかな? あと、ガリレオさんに質問をする。
「・・・・・・・一応聞くけど」
「何だ? シロウ」
ガリレオさんを真っ直ぐ見ながら、私は言う。
「使い方分かって無いのに、欲しいだよね?」
ガリレオさんは胸を張り、堂々とした顔で言う。
「勿論だ、何か温かいし便利そうにシロウが使ってたからな、使い方はまったく分からんが」
「堂々と、言うなぁー!!」
史郎は思いっきり叫び、ガリレオはビビったのだったが、本気で史郎がツッコミを入れたら先ずハリセンやスリッパは、必須だったりする。
それにガリレオさんの家には、電気が無いので基本電化製品は使えない、何故か料理をしないのに色々欲しがるガリレオさん、因みに照明等の灯りは光エーテル魔石で賄っている、コレも異世界産の魔法石らしいが他にも似た物が出品してたりする、普通照明は電気系の魔石だと思ってたよ、魔石の光魔法エネルギーを使うとは異世界は広いな。
「良いではないか、金ならいくらでも生み出せる」
「金使い荒いと、後で痛い目に遇うよ…………ガリレオさん」
真面目な顔でガリレオさんに言うと、説得出来たかは不明だが怯んではいる。
「たまにシロウは、説得力のある事を言う」
今は高く売れてるが、需要とか無ければ売れない場合もあるし、そもそも私はガリレオさんの為に作ってる訳でも売ってる訳でもない、あと私の朝食がどんどん遅くなるから余計な事はヤメレ、トーストを出してやるから。
私は仕方なくガリレオさんに、食パンの枚数を二枚か一枚かを選ばせた、まあ二枚食べるらしいのでトースターに入れ焼くが、ガリレオさんに向け睨みながら一言言う。
「そもそもガリレオさんの為に、物を売った訳ではないしな」
「うぐ!? …………」
ガリレオさんは顔をピクピクしながら、何も言えずに居た…………まあ本当の事だしそもそも、興味持ったのを片っ端から買ったら果てが無いわ、いくら資金を生み出しても果てはないよ。
「はいよガリレオさん」
「・・・・・・・」
ガリレオさん頼むから無言で、マーガリン見ないでくれ…………トーストをトースターで焼くのを、興味深く見てたりマッ缶を手にし見てたりするので、マッ缶を一本渡すとガリレオさんは「良いのか?」と、目を爛々し受け取ったが。
「シロウ、此はどんな物だ?」
「コーヒーだよ、甘くて美味しいね……昨日見ただろ?」
「昨日? …………アレか!」
昨日のは機械のドリップコーヒーだが、トップルの開け方等を教えたが、マッ缶を飲んだガリレオさんは吠える。
「甘い!? 美味い!? 何だ此わ!」
そしてガリレオさんは、甘いマッ缶に対し言う。
「なんて甘い、カフヴェなんだ!」
「どうよ、日本メーカーのコーヒーは」
「最高だぁー!!」
そう言えば昨日言ったな、カフヴェて。
「苦いカフヴェは知ってるが、まさか甘いカフヴェが異世界にあるとは………」
何故か感動してるが、トーストが冷めるぞガリレオさん、私はさっさとトーストを食べてゆっくり朝の二杯目の○コーヒーを飲む。
「それに不思議に軽い金属、しかも鉄や銅やミスリルでもない」
「それはアルミだよ、たぶんこの世界にも無くはないと思う、発明されてるかは知らないが、さっさとトーストを食べなよ」
「そうだな……………ふぁサクサクだぁー!!」
史郎はうるさいと思いながらも、心穏やかにしながら○コーヒーを飲むが、K○yコーヒーも一度は飲んでみたいなと、思ってたりするのだった。
トーストを噛りながら、アルミ缶を熱心に見るガリレオさん、まあ見た所で代わり映えはしないと思うが、私はガリレオさんを放置し安全な場所にトースターを仕舞う、テーブルに置くと何か危険な感じがしたからだ。
一応テーブル近くのコンセントは、日本の電化製品使える様にワット数は五十に設定してるが、電気ブレイカーはシルフィーに頼み、マイクロブラックホールエンジンの発電の変電設備等を、日本家電が使える様に調整をして貰った。
一応実物を数個用意して、スキャン解析や分析をして貰い日本の家電にマッチする、変電ブレイカーの設計図を作って貰いそれを、異世界の資材を使い作ったが現在使ってる照明や家電の不具合は無い。
「あとシロウに聞きたいが」
「なに、ガリレオさん」
何故かいきなり、シリアスな顔と声でガリレオさんは私を見ると、私を指差し言う。
「昨日と顔が違うぞ、何と言うか眼鏡が無いと違和感しかないぞ」
「・・・・・そう言われてもな、鏡を見てないし見る気もないな」
一応確認したが、毎日見る手の肌が若返ってるがたぶん時見女神様の、たぶんだが『若返り担当』が影響してると思われる、他にも身体が軽いが体重てよりも肉体に蓄積された疲れの方だ、確かに体重の方も少し軽い感じがしなくもないが。
「何か一晩寝て、身体が軽いが…………異世界テクノロジー温泉で、身体が軽いのかな?」
「!? 異世界テクノロジー温泉!? ・・・・・・それよりもだシロウ、昨日女神様から貰ったGiftの影響だと思うぞ、昨日とまったく髪の色とか違うからな」
「・・・・・・」
私は昨日の時見女神様の、何か可愛くも少し軽い感じの発言をもう一度思い出す、そう『私は若返り担当と、良い能力……………』私は時見女神様の言葉が、『私は若返り担当』が何度もやまびこの様に、脳裏にリピートされる……………が時見女神様可愛かったなが勝って行く、可愛かったからな…………実際。
私は一応メニュー画面で、今の自分を確認する。
「・・・・・一応確認だ、メニュー画面……………なぁ!」
メニュー画面の自分のステータスの、年齢の部分が実年齢が何故か永遠の二十歳に変わってる、さて一応お約束をしよう…………普通は他人にするネタだが。
「おいおい…………」
「何故かシロウの目が、死んだ魚の様だ…………」
私は声優ではないぞ、某姉さんではないぞ!
まあアレネタバレを、本人が某動画でネタばらししてたな、辛いの苦手な某ゲーム好き声優のチャンネルで、あとさっさと食い終われガリレオさん。
「・・・・・まあ若返ったのは良いか、身体が昔の様に動くなら大抵の無茶は、普通に出来るな…………」
「やはり、ある程度老いると肉体に無茶出来ないのか…………」
私を見ながら、何やらブツブツ言ってるガリレオさん、それよりもだ、若い肉体に成ったから色々読書や、夜中まである程度無茶は出来るな。
「此なら、色々チャレンジも出来るな、後でシルフィーに聞いて色々試したい事が出来るか、聞いてみよう…………ファンタジー世界だし色々試そう、小説の魔法使えるかとか異界の魔王とかの魔法は在るかとか」
ガリレオは史郎の言葉に、怪訝な顔をし言う。
「・・・・・・シロウ、異界の魔王の魔法とか使いたいとか正気か?」
何か呆れてるガリレオさん、だがファンタジーに憧れた男の浪漫は、誰にも止められはしないのだよ、そもそも異界の魔王の力を借りた魔法が在るかも分からんが……………。
「浪漫はやらなければ実現しないな、まあ今日はシルフィーに設備を…………てもう居るのか」
異世界ミステリーの塊の、白鯨制御システムだが感情や実体化や表情すら在るし、何やら私の知識や記憶から読み取る機能で学習してるらしいが、私の個人情報をスキャンしないで欲しいものだ、してないよね?
「はい、居ましたよマスター」
「神出鬼没だな…………」
「ガリレオさんが言うな!」
こっそり入って来て、私の家で朝食今食ってたヤツが。
着替えてから、ガリレオさんと先ずは図書館を見て回った、四大魔法は自然界の火・水・土・風の四属性魔法を指す、他には朱雀や白虎等に分けられた六大元素術は、火魔法と違い威力や特性が少々違う。
火の玉が火魔法なら、風と炎の属性の炎の刃のファイヤースラッシュは、朱雀術のカテゴリーに成りその中でも、『不死鳥の炎』は事前に見方に付与すれば、即死だろうと魂を奪われない結界が発動し、一回だけ蘇生と共に全てを癒す無敵の魔法だが、一回発動し解除されると再び付与をしないと成らない朱雀術だ、普通の魔術師がホイホイ連発出来ない魔法らしいと、文献に書いて在るがガリレオさんは興味深く読んで居たので、冒険に行く時には頼りにさせて貰う。
白虎術は、特定の敵を超重量の嵐に閉じ込めダメージを与える術や、グラビティの様な重力波や押し潰す術や、大地のエネルギーを借りて負傷した仲間を癒す術も存在する。
「異世界の魔術は、興味深いなシロウ」
私はガリレオさんに、一言言った。
「私は元々の世界が、魔法が無い世界だけどね」
何故かそれを聞いて、魔法のレクチャーを始めるガリレオさん、ステータスには一応魔法が使えるみたいだった。
魔力は体内を循環するマナ? らしく、その人によるが温かいエネルギーだったりや、穏やかな気配や不思議に体内を巡る流れを感じれるらしい、因みに感じる方法は人各々《ひとそれぞれ》らしく、皆平等に同じ体験ではないらしい。
「大抵は、集中し体内のマナを感じれれば、後はなんとか成る」
要するに、体内のマナは血液に似た感じと、私は勝手に解釈をしてゆっくりと深い深呼吸をして、座りながら瞑想すると徐々に何か身体に纏う気配と、ゆっくりと暖か味を感じる何か光らしきのを感じ始める。
心臓より下の辺りから放たれる、不思議なエネルギーと更に血管とは明らかに違う身体を巡回しながら、何か懐かしい様な何かのエネルギーを更に感じる、地球に居たらまったく感じなかった感覚だ。
試しに手の平に、エネルギーを集めるイメージをすると、何故かガリレオさんが慌てだす。
「何で我輩より、物覚えが早いんだ!」
ふとガリレオさんの言葉に、右手を見れば小さな閃光玉が成長を初めていた、しかもイメージの様な光のエネルギーだが、何か本当に懐かしい感じが光からした。
「昔の中二病がとか、小説やアニメの影響とか以前の問題だな」
「呑気に解説するなぁー!!」
何故かガリレオさんが、叫びながら文句を言うが、そんなに私は呑気に言ってたかな? 手の平を、握り締めたら光は消えたがガリレオさんは、開いた口が塞がらない様だった。
魔法の撃ち方は、ガリレオさんが何故か落ち込んでた為、シルフィーに魔法の教科書を持って来て貰い、異世界の子供が習う魔法の撃ち方や、コントロールの仕方を読み漁ったが……………。
「何故天才の私より、シロウが一時間でマスター出来たんだ…………、私は半日掛かったのに…………しくしく」
何か鬱陶しいのだが、私は無視をし魔法の放ち方をイメージしながら、魔力の流れをコントロールし放つ手順を覚える、更に魔法はイメージとの著書等も読み漁りながら午前を過ごした。
「さて昼にしようガリレオさん」
「しくしく……………」
まだ立ち直ってないんかぁーぃ!
仕方なく図書館の外に出て、ワールドショッピングでガリレオさんには寿司セットは、スーパーの鮮魚の刺身コーナーの寿司ぽい、私は味染みのカツ重弁当を買い近くに何故か、透明な水饅頭がガリレオさんではなく、弁当のプラスチック蓋に向け移動してた、因みにご飯は炊けてると思うが、家に戻るのが面倒だからワールドショッピングで買ったのを、陽射しが温かい外で食べる事にした。
だがふと静かだなと振り向けば、カタカタ震えながら寿司の入ったパックを凝視するガリレオさんが居た、まあ開け方は自分で発見するだろうし、近くに紙皿と醤油を置いあるし、分からなければ聞くだろう。
私は味が染みた、まだ温かいカツ重弁当を一口食べる、甘く味が染みた卵と玉葱とのハーモニーと、ふわサクにしっとりとした味が染みた肉と衣、そして国産米の素晴らしい味が染みた調度良さ、此が蕎麦屋のカツ丼だとまた違った味わいに成る。
異世界に来て不安がある、それは食の原点米の確保だが、今の日本の米の供給量ではまったく国民にお米が行き渡らない、そもそも気候の変動や天候不順や災害で収穫量が減ってる。
地方の田舎でもそれは例外はない、昔は大抵は野菜が作れる時期は自給自足や親戚に、野菜やお米を分けて貰うが…………お米の場合は、田植えや稲刈りを手伝うのが当たり前だが、今やそれも難しい時代に成ったが…………。
今や家の親戚全員、米農家出来ないから今は廃業や畑に成ってるが、田んぼを継ぐ人間が居ないし国が減反政策した影響だね。
そして現代の日本では、米を大量買いは不可能であり、もし異世界でご飯を食べたいなとか使う場合は、お米が確保出来るのに困難が起こる可能性があるからだ、これは白鯨で稲作をして賄わないと成らない訳だ。
「まあ母方の祖父の背中を、祖父が倒れた日まで伊達に見てた訳ではない」
爺ちゃんの様に、稲作が出来るかは別として。
「此なら、もしかしたら王も喜ぶな…………美味い!」
「そうかい、ガリレオさん」
だが寿司はガリレオさんの国では、米酢やお米や鮮魚の扱い等が不可能だったり取り扱いに、困難が待ち受けるだろうね…………何か「我が国でも、流行らせたい食べ物だ」とか騒いでるが、それ誰が作るのかね? 私は絶対に、作らないがガリレオさんを連れて回転する寿司屋なら、連れて行こう…………変装とかガリレオさんが出来ればだが。
因みに醤油が、スパイスが出るダンジョンからたまに出るらしい、名前は判明したが使い方が分からない調味料として、意味嫌われる謎の調味料として捨てられてるらしい、何でそこで何か料理に使えないか模索しないのさ。
「因みにガリレオさん、さしみ醤油見ても驚か無かったのはそれか?」
「刺身醤油は知らんが、前にこの液体に似たのを城で見てはいる…………、使い方は今知ったが」
醤油は色々用途が違うから、ダンジョンから醤油が出るのなら、から揚げや竜田揚げも出せるがダシ醤油か分からないし、ダシ無しで西洋生姜とニンニクを使った揚げ物ならいけるな、たぶん味が別物に成る可能性が高いが、私の異世界食の為にも。
「他にも魚料理はあるよ、天ぷら料理だが鱚の天ぷらとかね」
「テンプラ? キス? キスて、口づけのキスか?」
ガリレオさんが、真面目な顔で聞いて来た。
「イヤ、魚だって言ったぞ…………私が居た日本では、天ぷらに合う白身魚に衣を付けて、油で揚げる料理だよ、因みに天ぷらの白身魚で人気高い魚の一つだな」
ゴクリ
ガリレオさんが食べたそうにしてる、さてどうしますか? とか選択肢が出ても無視はするが、だってこの世界に鱚やイワナやワカサギが釣れるかは分からないし、確か地球でもヨーロッパ大陸付近でも、トルコ辺りに分布してた様な。
因みに釣り人だったかの、白身魚のテンプラ人気ランキングには、三位以内に入ってたな鱚。
「では直ぐに、魚を手配だシロウ」
「手に入るかも分からないのに、まあ良くやる気出るよ」
「マスター、ワールドマップで検索をしたら宜しいのでは?」
何故かは分からないが、私が貰ったスキルとかをもうシルフィーは、把握してる可能性が在るのだが。
「ワールドマップなら在るぞ、我輩にも」
そう言って魔法で、ワールドマップを見せてくれたガリレオさんだが、何かRPGのワールドマップ的なのでとある部分から先は無いし、海が途中で切られてるが 見た感じアメリカ大陸棚から、インド辺りまでしかワールドマップは表示されてない。
「何て中途半端な、ワールドマップ」
「? 普通に世界全てだろう、無い部分は世界の果てで何も無いさ」
この時ガリレオは知らない、まだ東に大陸が在りそこから来た者が、史郎の店で働くとはまだこの時のガリレオに、知る術は無い。
「まあ、ガリレオさん興味があるのは分かったが、そもそも此の異世界に鱚が居る保証はないよ」
そう私がガリレオさんに言うと、物凄くガッカリした顔で溜め息をした、私は玄米茶を買いゆっくりとカツ重を食べながら、ほっこりと昼を過ごす。
午後からは試しに魔法を撃つ、さっきの様に手に魔力を集め魔法を放ってみたが、撃つタイミングが今のイメージはボールを投球と、霊○の様に指先から放つのイメージしかない、トリガーは結局放つ意志らしい。
それでは魔法で、再現可能か指先に魔力を集中し、光を集めたらイメージとトリガーを引くイメージをする、行け!
「霊○ン!」
ダメだ…………再現出来なかった、だが一応飛んでるが何か蛍が飛んでる様な、ゆっくりした速度だが………何処かの彼方に進んで見えなく成った、大飛球ファールだな。
「何で初日に、魔法放てるんだ!」
何か地面を殴りながら、またガリレオさんが五月蝿い、まったく魔法を放つイメージはファンタジーアニメが、イメージし易いんだよ。
次はイメージによる、魔法の行使だがさっきのを応用し、イメージは炎のエネルギーをイメージして、指先に力を蓄えてからある程度の所で、拡散するエネルギーをイメージにトリガーを引く、指先から放たれた光は細い糸の様な閃光だったが、七つの閃光が一つの円形の的を貫いた。
「何で我輩の知らない、魔法を放てるんだぁー!!」
「オリジナルですが、何か?」
悪びれもなく放つ史郎の言葉に、ガリレオは発狂するのだった。
「ギャァァァァァァァァァァ!!」
そんなに発狂する事かね?
結局魔法はイメージが重要らしい、魔法の文献からどんなイメージの魔法か紐解きそこから、イメージの魔法を具現化する魔法が多いが、イメージでは何とも成らない魔法すらあるが、それはまた何時かだね。
こうしてガリレオさんは、少し頭の毛が減ったのは私のせいではない、勝手に発狂してむしったガリレオさんの自業自得だ、何かブツブツと言いながら拗ねてるが。
この日は魔法図書館と、魔法関連の施設を回れたがガリレオさんが、発狂した以外は平和である。
では次回に続く。
・ワールドマップ
地図では地球とまったく変わらないが、惑星の広さや国の数や魔王や人類滅亡クラスのモンスターが居る、そしてこの惑星には魔王が二体と邪神や破壊神より厄介な、闇を望む者が眠ってたりする。
さてこの物語は、一応異世界移住物語ではあるが普通ではないので、ご注文………ご注意下さい。