縁側二匹目 ラボラトリー
研究棟の、足音が響かない不思議廊下を歩く、廊下は病院位の広い廊下よりも少し広いが、病院ではないしストレッチャーが在る訳ではないけど、私を案内する銀髪ロングの碧眼美少女姿の、白鯨の管理制御システムだ…………自我があるけどね、AIとは違いちゃんと感情もある。
シルフィードには、体型に不満があるみたいだけどね、肉体はリアル感が半端ない。
あとガリレオさんが、背後に付いて来ては居る様だ、何かシクシクとか聴こえる気がするが、まあ気のせいだな…………うん、そうに違いない。
T字交差点に差し掛かると、案内標識が有り迷わない為かは不明だが、真っ直ぐ行くと治療や医学系の区域に行くらしいが今回は、製造のラボラトリーに用がある。
「マスター、右に曲がるよ」
振り向き言うシルフィー、私は一応聞く。
「右ね、あとまだ先は長いか?」
シルフィーは、無言の笑顔で返す。
「まだ掛かりそうだな」
「いえ、普通に転送装置を使えば、もう着いてますけど…………お連れが信用出来ませんから、少し泳がせてます」
私は無表情で、後ろを向いてガリレオさんに言う。
「信頼は大切だよ、ガリレオさん…………」
実際的には史郎の顔は、無表情以上に怒りのプレッシャーをガリレオに放って居た、ガリレオはそんな史郎にビビりながら言う。
「無表情で言わないでくれ、シロウ……………」
だって信頼失ってるの、ガリレオさんだけだから。
しょんぼりしたガリレオさんに、私はトドメを刺す。
「信頼は、直ぐに回復しないんだよ」
「説得力あり過ぎるぞ、シロウ」
人間四十年以上生きてれば、信頼を失うのも信頼を裏切られるのも色々体験してるからな、特にブラック企業やブラックな権力に絶望する社会だからな。
「仕方ないので、近くの転移装置で行こうか?」
「頼むよシルフィー」
「はい、マスター」
眩しい笑顔を向けないで、エフェクトらしきのが眩しい……………。
暫く歩き、そして十字路の袋小路のフロアーに椅子が在り、その奥に自動ドアが在りその中に転移装置があり、行き先パネルをタッチし再び五芒星の転移装置に入ると、白一色の金属壁と天井の部屋に出た。
「ラボラトリー前の、フロアーに出ましたよ」
「ただの、部屋に見えるのだが?」
「休憩室を完備した、フロアーだから」
シルフィーの説明によれば、この休憩室と転移装置が併設するフロアーは、大型製造ドックと万能開発機構ラボラトリーに繋がる、部屋の中央らしいが一部は製造機械の制御室や、魔力エーテル変換機構等色々爆発すると、星が一つ消えるエンジンとか、色々在るらしい。
「それブラックホールだよね?」
「私からは何も言えませんよ」
目線を剃らして言うシルフィー、ある意味肯定と言ってるもんだ、何処のダークプリンスのラスボス機体のエンジンだよ、まあそれより先に家だ。
資料室に案内されながら、ガリレオさんはここの休憩室で軽食と紅茶をもてなされてた、まあ何かやらかさない様にの措置かも知れないが、あのサンドイッチて何処で作られ何が入ってるかは、知らぬが仏かも知れないが一応連れて行く、何故かガリレオさんが必要と思ったから、一応シルフィーの厳重監視下付きで。
自動ドアが開き、同時に部屋に明かりが部屋を照らし、何かSF的な電子機器や巨大画面や、媒体らしき金属板が並ぶ。
「建築系の媒体は、この棚だよ」
沢山の棚から手前奥の棚を指差す、そこにはカプセル型の装置に家を入れ持ち運べる何処でも家を、カプセルのボタン一つでて…………あの大先生ネタかな?
まあ異世界の技術では、実現出来たのか? は全く分からないが。
「此は試作品が、入った媒体だよ」
「・・・・・保々未完成か………」
「そうだね」
史郎はシルフィードの言葉に、ガッカリ感を少し声に出たのだった。
「試作品でも、知らぬ技術は素晴らしい…………すいません黙ります」
「・・・・・・・・・・」
ガリレオがふと視線を感じた方を見たら、シルフィードに殺意を込めた目で睨まれて居たのだった。
私の言葉にシルフィーは、ニッコリと笑顔で言うが、ガリレオさんには殺意の目で睨んでた。
「はい、未完成品の設計図だよ」
他にもSFトイレや、魔法石やエーテル魔石て魔法石みたいなのを使った、水道やキッチンやトイレやステンレスの倉庫系の冷凍庫に冷蔵庫、空間魔法付与の倉庫製造等が在る…………コロニーぽいのも在る。
因みに家は、西洋式の土足系ログハウスや動物の形をした、ファンシー系は何か年齢的にキツイから無理、一応外見アルザス系二階建て木組みの家も内装現代風でファンシーな、家具配置の設計図とか写真が在るが、一応土足で住む方の建築資料や設計図だ。
「我等が知る建物も在るが、異世界には高度な建築物が在るのだな」
そうガリレオさんが言うと、シルフィーがガリレオさんを鼻で笑ってたが、それを見なかった事にした。
他には玄関付きの家の設計は、日本人や日本人と同じ文明系らしいの土足禁止の建物で、木製の現代和洋式や江戸屋敷系や何故か和洋折衷の城や、何故かマンションまで在るし他には高床式住居や、大正時代の掘り火燵や囲炉裏の在る古き善き昔の木の家や、何故か此方にも在るファンシーアニマル家、他には外見テントで内装は二階建ての家空間やら、何か異空間に在る秘密基地て感じのテント内家。
他には酒蔵やコンテナハウスや、和風温泉宿の屋敷風等が在ったりしたが、酒蔵の建築は何か面白そうだったが家には向かないが、店の建物に使えそうな構造や広さを感じた。
まあ全部未完成であり、空間拡張魔法や空間固定魔法や時空間固定化魔法等が必要らしいので、ガリレオさんを連れて来て正解だったので、早速ガリレオさんに働いて貰う。
「魔法は我輩の特権だな、どんな魔法を使えば良いんだ? シロウ」
「空間固定や拡張に、時空間固定化魔法をこの四角い金属に魔法を流してくれれば良いよ、自動生活魔法とか有ればそれも」
「任せろシロウ」
胸を張るガリレオさん、何かちょろいな…………あとシルフィー曰く、大量の魔法を流す事で必要な時に魔法を付与し、流した魔法で製造する家や倉庫や冷蔵庫等に、魔法を付与出来るらしいので、他にも乗り物とかにも応用出来る。
「どんなに魔法流しても、パンクしないからガリレオさんの活躍を期待するよ」
何かダンディーなドヤ顔で、私に向きガリレオさんは言う。
「尚更我輩に任せろシロウ、我輩の無限に尽きない魔力に不可能は無い」
ダンディーな声で言われてもな、それ時風女神のチート恩恵だからね、まあ色々助かるし魔法関連はガリレオさんをおだ…………頼ろう、一応ガリレオさんは助手的な役割もあるし。
何パターンかの家を作り、一応テント外見の空間内は二階建て家屋は何か微妙だった、因みに洗面所やトイレは入って来て直ぐに必要かなと思い、普通の洋式トイレシャワータイプを採用した、ガリレオさんが使い変な声を出したが、まあ聴かなかった事にした。
他にも猫型をした外見ファンシー家や、カプセル式のペンション系の家やログハウス等も作った、大量の魔力エーテルを近くから白鯨が集めてそれを物質に構成変換し、設計図を何個か組み合わせたり組み込んだりした。
因みに下水はタンクに集めて、原子分解やその世界での汚水処理出来る仕様にした。
「試作は沢山したし、試作は売れそうな時に何処かで売ろう、ガリレオさん」
「そうだな、だが我輩用のログハウスは売らないでくれよ、シロウ」
ガリレオさんは何故か、ログハウスの写真を見て気に入り白鯨の湖畔に置くらしい、魔法研究を兼ねた家を製作したが…………新しい物好きらしく、無限に物が入る次元倉庫やいくらでも魔法を放っても、丈夫な疑似世界のコロニー系の世界を収納固定された、ログハウスをカプセル容器に収納魔法を付与し、SFファンタジーの様なアイテム化してから、ガリレオさんに渡した。
因みに収納魔法のオン・オフは、カプセルのスイッチ部分と着地地点でログハウスは出現し、カプセルにログハウスを戻すのは外に設置した板に魔力を流して、カプセルに戻る方式を採用した。
カプセル式やテントやファンシーな家の、試作品は売る…………まあ試作品だし試さないと分からないし、トライ&トライで色々試さないと、どんな機能か把握出来ない。
あとマイクロブラックホールの、魔力エンジン発電は使えるし制御装置やセーフティー空間で密閉したので、暴走しても重力波やら色々の驚異は無い、因みに永久機関系のエネルギーな為、無限に電気として使えたりするので光熱費等の心配は、異世界では無い…………魔法石よりも安価だな、扱いがデリケート以外は。
「シロウ、そう言えばショピング固有スキルとは、どんな物なんだ? 我輩は店に行くスキルだと思うが」
ガリレオさんが、ショピング固有スキルを何か店が何処でも出る様な、そんなイメージらしいがたぶんオチとして、異世界に来たオッサンネタとして出るタイプの、ネットスーパーやネット通販だと思う。
「そうだな、まだ見てないし使ってみるか…………」
私は手を翳し、微妙な恥ずかしさを抱えながら呼ぶ。
「ステータスオープン………………」
少しの間を待ったが、まったく画面も何も出ない…………、某主人公なら現れて良い言い方だった筈だ。
「何も出ないぞ、シロウ」
「見れば分かる、何か違うのか?」
仕方なく他を試す。
「出でよステータス画面!」
少し中二病的なのを含めて言ったが、まったく反応は無い…………何か身悶える恥ずかしさしかない。
「違った様だなシロウ…………、だが何か格好良かったぞ」
何故かガリレオさんに褒められたが、まったく嬉しくないし私の心に、虚しさしか広がらないそう虚しいだけだ。
「・・・・・まったく嬉しくない」
私がそう言うと、何故かガリレオさんが驚いた顔をし言う。
「何故だ!?」
中二病ぽいからだよ、ガリレオさん。
また次を試した、次はアプローチを変え言う、片手を翳し私は言う。
「出でよネットスーパー………………ダメか、此方でないかぁ~」
次思い付くのは、ゲームと言えばメインメニュー画面だ、スタートボタン等で出るステータスとか持ち物とかを纏めたメニューだ、もしかしたらワールドショッピングは此方かも知れないので試す。
「メインメニュー、オープン…………此方かよ!」
ようやく史郎は、固有スキルのメインメニューに辿り着いた。
メインメニューが鍵らしい、出たのはゲームのメインメニュー系な画面、一応触ったら反応したので、タッチパネル方式だがガリレオさんが触れようとすると、指先が画面から通過する、どうやら所有者以外は使えない様だ。
「シロウ専用だな、我輩にも欲しい固有スキルだな」
「固有スキルだから、所有者以外使えないのだろうよ、ガリレオさん」
大抵固有スキルは、同じ物が無いと言ってる様なもんだしな、メインメニューは固有とは無かったが、固有とか付けるの忘れただけだろうな………時波女神様。
メインメニュー画面は上から、こんな並びだ。
Menu
戦闘能力
無限倉庫
SKILL・特殊能力
ワールドショピング
マップ
異次元渡り
ワームホール移動
不思議な扉
エンターテイメント
資料
環境設定
セーブ
色々ツッコミたいが、セーブとはなんぞえな? ゲームではないぞ。
そして隣で興味津々なガリレオさん、何故か日本語が読める様に成ったらしく、メニュー欄を見て言うがだが後に、勘違いであり只のメニュー画面の親切だった。
「このワールドショピングが、お目当ての固有スキルだな」
ワールドショピングにタッチすると、画面が変わりお勧め品の紹介やら色々表示されるが、何かネット大手ショピングとネットスーパーが合わさった様な画面、一応だが出品と購入に数種類の貨幣交換等が出来るらしい。
貨幣は日本円に、異世界通貨のアイリスやG$や、ソロモン通貨等が在り、この世界の通貨のルーウエルド世界通貨等も有る。
ガリレオは、史郎に提案した。
「シロウ、換金出来るなら売ったらどうだ?」
画面だけは文字が読めるらしいガリレオさん、一応試作カプセルハウスを出品の表示下の枠に差し込むと、画面に吸い込まれる様に入りそして査定金額はなんと、四千五百万アイリスで査定され即売れたが、その異世界金額が不明な為喜んでいいのか分からない。
ガリレオが史郎に、要らない短剣を差し出し言う。
「我輩が要らない、この短剣を売ってくれシロウ」
「・・・・・先にそれを売れば、価格が知れたかも知れないな」
史郎はガリレオに対し、不満を込め言った。
「今言われてもな、シロウ」
出すのが遅いんだよ、ガリレオさん。
宝飾無い短剣を出品したら、査定はルーウエルド通貨で銀貨一枚だった、まあ約千円だ……………千円なんだな。
「銀貨一枚か、それたぶんダンジョンで手に入れた物だが、銅貨五枚位だと我輩は思ったが、以外に高く売れたな」
以外に高く売れたかは分からんが、日本ならそんな値段では買えないし売られないな、百均の包丁でもあるまいし。
一応アイリス通貨を、日本円に両替しようとしたが出来なかったが、ルーウエルド通貨には両替出来たが、白金貨四枚と金貨五十枚に両替された。
「どうやらアイリス通貨は、日本円と同じ価値みたいだな……異世界の通貨を、日本円に両替は出来ないぽいな」
因みにお金を取り出し可能、銀貨一枚をガリレオさんに渡すと。
「本物の銀貨だ、此なら魔法研究費をシロウが売った金額で賄え…………」
私は現実的な事を、ガリレオさんに言う。
「ガリレオさん、私を此の世界に連れて来た目的とか、忘れてないよね?」
史郎の言葉に忘れてた役割りと、キャスバル王の「異世界人に迷惑かけるなよ」が、記憶から呼び覚まされる、今日の事なのに興味が優先し過ぎて忘れてた、ガリレオである。
何故か身体を震わせ、ガリレオさんの目から光が消え、死んだ魚の様な目に成ったが、魔法の労働賃金はそれは後回しだ………、色々必要な買い物が有るからだ。
それに私とガリレオさんの、当分の生活必需品や生活費だ、移住するのに色々何も持って無い、財布にお金はあるが雀の涙程しかない、お正月は生活費にお金が去って行くのだ、長期休みで年越しやらお金や神社に行って、お札を納めたり買ったりするからだ。
「それに、そもそも金はガリレオさんが渡したその銀貨一枚だけ、カプセルハウスのログハウスの調度品とかは、後で買ってあげるから」
史郎は目線を外し言うが、ガリレオはまったく気付いてない。
少しガリレオさんの目に、光が戻った…………。
「本当だな、シロウ」
「ガリレオさん的な、異世界の調度品をね」
史郎はニヤリとし、ガリレオがある事に気付いてないのに安堵した。
「なら構わん、ではシロウよ我輩の要らないアイテムを売ってくれ、それを暇になった時に研究費にする」
「了解だ、ガリレオさん」
ガリレオさんは巨大な剣、何か巨大なゴブリンを倒した時に手にした剣や、錆びて折れた刀の様な物や業物らしき折れた剣、錆びた銅剣や青銅剣等を出した。
殆んど武器だが、変な形の鎧や黒く何か呪われてそうな鎧も売った、因みに変な形の鎧はボーンアーマー、スケルトンのナイトや戦士が装備する鎧だったらしい。
「売れたか? シロウ」
「売れたよ、ルーウエルド通貨で白金貨一枚と金貨二十枚と白銀貨二枚に成って」
ガリレオさんは歓喜の余り、白目を剥いて気絶した…………あとお金は麻袋に入って出て来た、結構重い……………。
因みに出品前に通貨を選べたらしく、日本円にしてからラボで作った、移動運び用の家を八個を纏めて売ったら、二億八千二十万五千円で売れた、何かいきなり億万長者に成った。
そう億万長者には成ったが、異世界技術とガリレオさん魔法でだけどね、此でガリレオさんのログハウスの調度品を買えるが、何となく機械類は壊しそうだから安物で、壊しても痛くも痒くも無い海外製にする、具体的には隣の国とぼやかすけど名前は伏せておく。
一応試作品を、他の異世界通貨でにして売ったが、価値はまちまちらしいがその通貨でしか買えない品も在る為、換金は必要だ。
ネットサーフィン成らぬ、スキルショッピングサーフィンをして、珍しい鉄杉て木材や異世界の栗や樫木や不思議な名の木材、インゴットの異世界成分鉄や異世界金属を数トンを買い、万能鑑定を使いシルフィーに助言を貰いながら、私の白鯨で過ごす家が完成した。
因みに何故か異世界のレアメタル系は、汚染物資が無いので放射能危険性は無い、電子関連の精錬に発生する二酸化炭素濃度も低い、因みに二酸化炭素を好む生物系のスライムが、此の世界には居るらしい。
因みに塩ビパイプや、電気配線やブレイカーは作るよりも、信頼の日本メーカしか買わないがラボで、製造出来なくも無いが後に資源が必要に成るし使わない、あと安いのは大抵海外の粗悪品だったので要らない、ガリレオさんが家電使う要求も無かったし。
ワールドショッピングには、何故か日本の中古品のトラクター等が売られてるが、ガソリンがリッターで五百円オーバーな高値だったり、百円以下だったりと値段の乱高下が激しく売られてる。
因みにガソリンは、赤い専用のガソリン携行缶に入って売られてるが、ガソリン携行缶は要返却らしい。
「マスター、車両の機械類は大型製造ドックでも作れますよ」
「それは後にするよ、此の世界に招待された使命を果たした後ね」
車とかは後で作れば良い、乗り馴れた車を買ってそれを異世界仕様に、改良型に一部異世界技術を搭載すれば、結構車体重量とか軽く成ると思うし、スピードの加速が増加すると思う、燃費を気にしなくても良い利点もある。
家のお湯は温水器を異世界改良型し、異世界のエーテル水魔石を使った温水器にし、お湯は異世界技術のハイブリッド四百リッター温水器に、水道は設置式の水の魔法石やエーテル魔石仕様にし、将来使う予定の店舗用の流しや温水器等も作り、冷凍庫や冷蔵庫は業務用の日本製を買った。
国内が一番安心出来るな、異世界で使って壊れたら困るから、一応換気扇等も購入したが何か忘れてる気がすると思ったら、照明器具とか無いながまあ白鯨での自分の家は、もう主要な照明は配置済み………一応コンセントも在るけどね。
インテリア照明は、見て来れる場所在れば見て来よう………諏訪に有った様な、何かキノコ的なのとか。
「それにしてもマスター、畳とは不思議な物ですね」
「まあ高い上質の、畳ではないけどね…………一部屋十五畳使うと、金が大量消費するからね」
遅まきながら、史郎の白鯨の拠点である家を紹介しよう。
玄関は広く二段差にし、腰掛けながら靴を履いたりブーツ等を履ける様にしてる、普通に腰掛ける事も可能。
玄関入って右にトイレが三つ在り、男性用一つにトイレシャワーが二つだが、ガリレオが来た時様だ、一応何かお客が来た場合も備えてる。
お客が来るか分からないが、神出鬼没な三柱の女神が知り合いの為無いとは言い切れない、トイレを使うかは別だが。
廊下を挟んでトイレの反対側は客室が三部屋、左から畳の十五畳の部屋三十畳の部屋に、三十畳のフローリング部屋を完備。
その三部屋の廊下を挟んで左に、六十畳以上の大部屋を完備してるが、此は何か無駄に気分的なので作っただけの部屋、意味なく作っただけである。
一応近くには何組みかの布団を入れる部屋や、部屋の外には二階に行く階段とトイレが在る。
そして客室フローリング部屋の、廊下を挟み右側の部屋は四十畳程の間取りで、フローリングのリビングとダイニングキッチンの部屋は、一応冷蔵庫や食器棚に調味料や出入り可能な、インベントリ連動の次元倉庫が完備されてるが、設定をしてないと次元倉庫に物は送られない。
そしてリビングには、メニューのエンターテイメントからリンクした、動画やアニメに朗読動画等がコンテンツ別に見れるが、一応史郎が許可しないとテレビが観れない様に成ってる、本人が居ない場合限定で。
この四十インチのテレビを提案したのは、シルフィーであり何故かスキル等から、色々引っ張って来れる仕様にしてる。
因みに、史郎が選んだ放送局以外は見えないので、某自称国営ややらかし民放の一部は、観たい放送局に選ばれてないが地方民放は選ばれてる為、遠回しに某二局の本社放送局民放は見る気が無い。
そして地方民放放送は、地元県と東海地方を選んでるが、それは長くお世話に成ってる、放送局だからであり馴染みが有るからでしかない………たぶん。
そして二階には十五畳の部屋が四つ在り、一つは畳部屋の寝室で一つは天体観測が少しできれば良いや程度の望遠鏡部屋、一つはゲーム部屋だが勿論レトロゲーム類である、携帯電波が無い場所でスマホゲームは不可能しかない。
そして最後は、動画を見ながら異世界フルーツ等を使い、お菓子やらの研究ラボキッチンであるが、此処まで読みお気付きだろうが脱衣場や洗濯場やお風呂が出て無いが、無論書き忘れた訳ではない…………本当ですよ。
では何処に有るかと言われると、リビングに行く前の廊下の洗面所近くに洗濯機が在り、そしてこの家は普通の家とは違い、仕掛け扉や隠れ通路や梁を使った猫通路、壁に隠れた滑り台や転移装置等を遊び心で仕込んでる、後で猫を飼いたいなと思ってるから猫通路は必要らしい。
そして風呂は、資料に有った空中庭園型温泉を大型製造ラボラトリーで製造、基本はリビングダイニングとゲーム部屋の仕掛け扉から入り、転移装置からガチャポンカプセル容器内空間の様な空中庭園に行き、一応脱衣場で脱いでから入る方式、客は居ない前提で製造した仕様だ。
風呂の浴槽は杉や檜に、売られてた異世界岩を使い、加工火炙りやくり貫き等の処理をした岩風呂や檜風呂や炙り杉風呂や、風情を出した天然岩積み浴槽風呂を完備してる、因みに異世界の岩からヒーリング効果や、疲労回復の効果のある岩が在ったりする、異世界は色々地球の常識からかけ離れてる。
一応汚れた湯は、濾過等をするが基本ある程度の汚水は、貯めて海か湖に着水した時には白鯨に住むスライムが濾過した、排出可能な水を放水予定…………場合によっては雨雲に放水も検討中、真水だから海水に混ぜるのは、まずいかも知れない仕様。
そして史郎は空中庭園温泉で、風情を楽しみたいので桜や藤の花や柚子の苗木を、ワールドショッピングで調べたりしたが、余り芳しくはないのだった。
「・・・・・異世界の桜で、香りを楽しむ種や四季咲き種とかないかな?」
空中庭園温泉の、彩りに花木が欲しいが普通は無いと思うが、異世界ならと期待をしてしまう。
一応植物の苗木や苗は、どんな品種でありどんな特長かも掲示されてる、因みに日本の枝垂れ桜や栗や桃や花桃やレモンやみかんの苗木も売ってる。
因みにリンゴも有るが、ヨーロッパ系の酸味のあるアップルパイ等に使われるリンゴや、長野県で開発したリンゴや桃や葡萄新品種苗木や、山梨の特産の桃や葡萄の苗木やら色々な県の、特産の梨やサクランボの苗木も売ってる。
「土は鑑定したら、結構良い土だったし雑菌等はシルフィーに頼んだら、赤外線滅菌等で悪玉菌や毒性の有る雑菌は滅菌等出来たな、苗木や種は液体らしいが異世界のテクノロジーは凄いな」
異世界技術は凄いが、この技術は地球の今の科学ではどんなに進歩しても、数世紀先に実現出来るか難しいらしい、まあ現代日本の物価高で無駄な増税悪癖では、どんなに優秀な人材が居ても開発費が難しいから、白鯨に有るテクノロジーの一端に手は届かないかも知れない。
「異世界の桜は、色々有るな」
異世界の桜には、地脈により魔力を吸い上げ咲き続ける枯れずの桜や、大気の高濃度魔力を糧に咲く枯れずの桜、どっちも自然の濃い魔力で咲き続ける桜で、香りは良いらしいが私が知る桜の香りかは不明だ、一応実物の花の写真はあるが…………日本の桜に近い薄ピンクや、花弁付近が濃い赤ピンクの桜の二種類や黄桜等がある。
「まあ、試しに植えて気に入れば、そのまま植えっぱなしにすれば良いや、あと黄桜と聞くと河童が脳裏を過るな」
枝垂れ桜タイプと普通の桜タイプと、シルフィーに聞いてから世界樹的な桜の苗木を買った、因みに世界樹的な桜はエーテル魔力を噴気する近くに植える、エーテルの濃い場所はそこが一番だからだ、桜の花弁のシロップ漬けにして、桜の香りシロップラテとかも良いかもね、何か特別感を味わえそうだから。
空中庭園温泉に桜等の苗木を植え、疲れた身体を解しながら昼ご飯食べてないなと思いつつ、白鯨での一日の日が暮れようとしていた。 私は着替え等を購入し一応洗濯をしてる間に、適当な場所に家を設置しダイニングで、一人昼と夕食兼用でカップカレー麺を食べる、白鯨での拠点位置は明日決める事にする。
「明日は、ご飯を炊いて普通に食べよう…………、カップのカレー麺ではな………」
私は乾燥が終わった、新しい下着と部屋着の作務衣とバスタオルを持って、出来たてほやほやの空中庭園温泉…………、少し異世界テクノロジーチートに水エーテル魔石の水を混合した、温泉的なのに浸かり異世界初日を、白鯨技術のチート乾燥機で乾燥させた、フカフカな布団にダイブして、意外な程あっさり寝れてしまった…………、意外に疲れてたんだな。
次回に続く。
ショッピングの出品は、インベントリから巨大な物を選んでも売れますが、売りたい物をタッチし移動か出品等を選ぶ事で、出品出来ますが基本出品から売った方が、手続きが少し楽ではある………出品の手続き等で。